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CMS研究会CMS研究会@三重大学(2009-05-14..15)にお越しいただきありがとうございました。CMS/LMS/e-Portfolio等についてたくさんの密度の高いご発表・ご討論で,私自身たいへん勉強になりました。
Jill Bolte TaylorTEDですごいプレゼンをしたJill Bolte Taylorが今日の22時からのNHKに出るようだ。脳科学とか,ちょっと不思議な altered state of consciousness に興味のある人にお薦め。
バイアス日経パソコンに日本自動車工業会の市場動向調査が紹介されていた。右図はこの調査の主目的の「自動車」の番付まで含めてRで描き直したもの。それにしてもパソコンが多いのはなぜ? ヒント:日経パソコンには載っていないが,Web調査である。
gzipの代わりにxzを使おうGNU coreutils をソースからコンパイルしようとしてびっくり。coreutils-7.3.tar.gz (9690396バイト) 以外に coreutils-7.3.tar.xz (4045980バイト) が置いてある。*.xz は *.gz の42%のサイズしかない。 7-Zip で使われているアルゴリズム LZMA が gzip 相当の圧縮ツール xz として実装されたのだ。 これからは gzip と打つ代わりに xz と打とう。キーストローク数が半減するだけでなく,ディスク資源が半減し,地球温暖化も半減する。
どうしてWordやExcelはダメダメなの?Edward Tufteの掲示板を久しぶりに覗いて,いくつかWord/Excel/LaTeXについてのリンクを見つけたのでメモメモ:
[追記] この最後のページにLaTeXでGaramondを使う方法が載っているが,近藤健一さんのLaTeXでAdobe Garamond Proの方法を使えば,Macなどに入っているOpenType版Garamondが使える。
CMS研究会@三重大第11回CMS研究会「CMSとe-Portfolioおよび一般」が5月14-15日に三重大で行われる。参加申込締切は4月30日だったがまだOKかも。というか当日ふらりと来ても大丈夫かな。予稿集は売り切れるかもしれないが。 地図の総合研究棟IIの赤い矢印の先あたりの1階が会場のメディアホール。無線LANが使える予定。 moodle.orgのここでも話題になっているが,津駅近くのホテルサンルート津が情報処理学会の割引対象のようだ。
PC普及率データ訂正?総務省情報通信統計データベース の 統計調査データ:通信関連業実態調査:報告書(世帯編) にある「平成18年度調査」のp.1「主な情報通信機器の保有状況」では,パソコン保有率が平成17年末に80.5%であったのが平成18年末には74.1%に減少している。「平成19年度調査」のp.1でも平成18年末は74.1%となっているが,平成19年末には85.0%に増えている。平成18年末の谷は何なのだろう。 ところが,同じサイトのこの4月に出たばかりの 統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料 の「平成20年度調査」のp.7「情報通信機器の普及率の推移(世帯)」では,平成18年末のデータだけ80.8%に訂正されており,谷がなくなっている。74.1%は集計の間違いで,80.8%が正しいのだろうか。どなたか事情をご存じのかた,お教えください。 [2009-05-02追記] 訂正前後のデータと,各年の回収率をプロットしてみた。そもそもPC普及率が高すぎるように思って,バイアスを疑ってみた。回収率が高い年ほどPC普及率が低く出ているように見えなくもない,かな。このグラフの描き方はここにある。 [2009-05-10追記] 内閣府の消費動向調査(グラフ)では2009年3月のパソコン世帯普及率は73.2%であり,総務省の調査よりかなり低い。内閣府のは訪問留置調査,総務省のは郵送調査という違いがあるのだろう。 [2009-05-16追記] 世帯の定義(単身世帯を含めるか)も要チェック。総務省統計局 家計消費状況調査 IT関連項目 2009年1〜3月期 によれば,単身も含めた総世帯のうち
という具合で,われわれのようなインターネット利用世帯は半分くらいなんだろう。 [2009-11-18追記] 統計調査データ:正誤情報 の「H21.6.25掲載」にて訂正された。
統計思考力ブログのコメントで教えていただいた神永正博『学力低下は錯覚である』は私も楽しく読ませていただいた。その神永氏の第2弾『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』が出た。こちらは縦書きの「です」調の文章で,一般の人にも読みやすそうだ。教科書的ではないが,副読本には良い。 神永氏も R を使っておられるようだ(本の図はデザイナが手を加えたもの)。 p.47に,大学生が本を読む時間は3極化していると書かれている。根拠となるp.45の図は確かに0分,30分,60分にピークがあるが,40分,50分の代わりにキリのよい30分,60分を答える現象はアンケートではよく起きる現象のようにも思う。
高校普通科・総合学科の教科「情報」で教えている内容CECのページにある報告書『「情報大航海時代」における制度的課題に関する高等学校等における情報教育の実態調査 実施報告書』のp.29のグラフはごたごたしているので,p.37の表から普通科・総合学科だけを抜き出して描き直してみた: グラフを描く手順はここにメモしておいた。
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