CECのページにある報告書『「情報大航海時代」における制度的課題に関する高等学校等における情報教育の実態調査 実施報告書』のp.29のグラフはごたごたしているので,p.37の表から普通科・総合学科だけを抜き出して描き直してみた:
グラフを描く手順はここにメモしておいた。
そういえば今年の高校1年生に携帯所持率聞いてみたら、99%でした。 ビデオ編集はほとんどしたことがないらしい。
機械工学科3年生の携帯電話所持率も100%(ただし、Webアクセス不可の者は1名)でした。 自転車のパンク修理を自分で行ったことのある学生は皆無でした。
某研究集会での発表で聞いた「糸電話と携帯電話」のエピソードを思い出しました. ↓↓↓こういう話です.
高校情報Bの授業で「糸電話」の実験を実施.生徒たちは「すごーい!」「不思議!」「電気じゃないのに,機械じゃないのに声が伝わるなんて!」と驚く. そこで,先生が「携帯電話で声が伝わるのは不思議に思わない?」と水を向けると,生徒たちは「電気なんだから当たり前」「機械なんだから当たり前」と冷ややかな反応.
そこで、すかさず、「じゃ、原理を説明してみろ」と質問するとどうなるんでしょうかね。[ 糸電話 ]は説明出来ますが、携帯電話は説明出来ないだろうと思うのですが。最も小学生レベルの[ 糸電話 ]を不思議がっているようでは、もしかしたら[ 糸電話 ]を説明出来ないかも。
でも、ではなぜ自転車がパンクしたら自転車屋に修理に出さずに自分で修理したのか?を考えると、よく分からない。多分、親が「こうやりゃ良いんだ」と修理するのを目の前でみたからでしょう。ではなぜ親は自分で修理したのかと言えば「勿体ない」からだったんじゃないかと思う。
戦中派(小学生)のウチの親の世代に比べて、いまの子供達の親の世代は社会全体が裕福な中で育ったのでパンクしたらプロ(自転者屋)に任せた方が安全かつ確実に直るだろうと考える。
誰かを非難しないといけないとするならば、若者たちではなく、裕福で幸福なこの社会か、あるいは親の世代でしょう。パンクしない自転車が開発(されているけれど評判はイマイチ)されたら、誰もパンクの修理は自分でしないでしょう。
就職して初めて使ったFAXで、「いくら原稿を送っても原稿が吐きだされて送られない」と悩んだ過去のある私としては笑えない。。。
でも、「携帯電話って凄いよね、あんなに小さな機械でどこからでも電話できるなんて!」と興奮できることの方が奇妙に見えるのかも知れませんよ。自動車の仕組みを詳しく知らなくても車は運転できますし。
#理系大学生の話題だったら心配になりますが^^;
「原理」という言葉を聞いた時点で「はぁ?」となるのが典型的な高校生の反応ではないでしょうか. 多くの高校生にとって携帯電話などの情報技術はブラックボックスで,原理に興味を持とうとしない(それではいけない,原理への興味を喚起するために情報科ができることは何か?)というのが,某研究集会での発表の話題でした.
説明できる人の方が暑苦しくてカッコ悪い。
って思っているひとがおおいんじゃないですかね?特に今の高校生。
例えば「エコ」などの言葉を例にして、 説明の重要さを理解してもらうことも大事だけど、 そのお客さん?は、今の高校生の極く一部にすぎず、 多数派ではないでしょうね。
でも,手品のタネは知りたがる?
------ NHK放送のITホワイトボックスはとても勉強になりました.”そこまでは知らなかった”/”それは実物を見たことが無かった”ということが沢山ありました.
そういうおもしろい番組があることを知りませんでした。 shirai先生でも見たことがないという珍しいものは何でしょうか。
NHKオンデマンドで見られるかと思ったら,一つしか入っていませんでした。
「ブラックボックスに掛けているんだね」と言ったら嫁さんには「分かってるって」と言われました^^; 当たり前のように使っているITのその裏側を細かく見せてくれます.例えばSMTPと”HELO"としているところなど!(これはタイムリーでした)
データセンターの機器がゴーゴーと唸りながらチカチカ瞬いているところなどですね.もっと細かく,と言えば際限ないのですが,一般の人たちの目にすることができない部分です.
合計で3回くらいだったでしょうか.先日,再放送も終わってしまったかも知れません.忘れなければCMS研の講演会の時にお渡しします.
#実はまだ全部見ていません.でもここの話題の答えの一つになっているかも知れません.
鈴鹿市(ホンダのお膝元)の機械工学科の学生たち.さぁ,PRIUSとINSIGHTのハイブリッドシステムの違いを理解していない学生はどれくらいいるでしょう(理解しているつもり,は結構いると思うので).なぜトヨタのCMで「発信時にもモータだけで走る」と強調するのか.
ありがとうございます! 昨日テレビ欄で見つけたのですが,この時間帯なら家にいるから録画をセットしなくてもいいと思ったのが間違いでした。人間の記憶はあてになりません(特に私のは^^;)。
うちの車は第2世代プリウスです(私は運転できないのですが)。インサイトと違って発進時はモーターなので静かですし,団地の中ではモーターだけで走るモードにすれば夜間など近所に迷惑をかけません。
昨日、EPGを見たら、まだITホワイトボックスは終了していないことに気付きました。とりあえず第1回から4回まではHDDに残っていました。第5回がお休みだと勘違いしたのは、第1回のアンコール放送を行っていたせいですね。きちんとNHKのホームページで放送予定を調べたら、まだまだ先が続きそうです。少なくとも8月まで。
http://www.nhk.or.jp/itwb/programme/#plan
放送予定のキーワード欄、知らない単語が結構多いですね。CDN,ロングテール。。。RSSも自分で使うまではイメージが分からなかった。実は”トラックバック”も雰囲気は分かるけれども使っていないので理解できていない。
ありがとうございます! 明日あるのですね。録画します。
今録画を見ました。
ゲストの高野明彦先生,私が神奈川県立高校時代にお世話になった高野喜久雄先生のご子息だと思います。驚きました。
(高野喜久雄先生のWikipediaの項目は私が起こしたものだったと思います。)
携帯所持率
そういえば今年の高校1年生に携帯所持率聞いてみたら、99%でした。
ビデオ編集はほとんどしたことがないらしい。
ものづくりの基礎
機械工学科3年生の携帯電話所持率も100%(ただし、Webアクセス不可の者は1名)でした。
自転車のパンク修理を自分で行ったことのある学生は皆無でした。
糸電話と携帯電話
某研究集会での発表で聞いた「糸電話と携帯電話」のエピソードを思い出しました.
↓↓↓こういう話です.
高校情報Bの授業で「糸電話」の実験を実施.生徒たちは「すごーい!」「不思議!」「電気じゃないのに,機械じゃないのに声が伝わるなんて!」と驚く.
そこで,先生が「携帯電話で声が伝わるのは不思議に思わない?」と水を向けると,生徒たちは「電気なんだから当たり前」「機械なんだから当たり前」と冷ややかな反応.
Re: 糸電話と携帯電話
そこで、すかさず、「じゃ、原理を説明してみろ」と質問するとどうなるんでしょうかね。[ 糸電話 ]は説明出来ますが、携帯電話は説明出来ないだろうと思うのですが。最も小学生レベルの[ 糸電話 ]を不思議がっているようでは、もしかしたら[ 糸電話 ]を説明出来ないかも。
もしかして貧乏だったから?
でも、ではなぜ自転車がパンクしたら自転車屋に修理に出さずに自分で修理したのか?を考えると、よく分からない。多分、親が「こうやりゃ良いんだ」と修理するのを目の前でみたからでしょう。ではなぜ親は自分で修理したのかと言えば「勿体ない」からだったんじゃないかと思う。
戦中派(小学生)のウチの親の世代に比べて、いまの子供達の親の世代は社会全体が裕福な中で育ったのでパンクしたらプロ(自転者屋)に任せた方が安全かつ確実に直るだろうと考える。
誰かを非難しないといけないとするならば、若者たちではなく、裕福で幸福なこの社会か、あるいは親の世代でしょう。パンクしない自転車が開発(されているけれど評判はイマイチ)されたら、誰もパンクの修理は自分でしないでしょう。
Re:電気なんだから当たり前
就職して初めて使ったFAXで、「いくら原稿を送っても原稿が吐きだされて送られない」と悩んだ過去のある私としては笑えない。。。
でも、「携帯電話って凄いよね、あんなに小さな機械でどこからでも電話できるなんて!」と興奮できることの方が奇妙に見えるのかも知れませんよ。自動車の仕組みを詳しく知らなくても車は運転できますし。
#理系大学生の話題だったら心配になりますが^^;
原理への興味
「原理」という言葉を聞いた時点で「はぁ?」となるのが典型的な高校生の反応ではないでしょうか.
多くの高校生にとって携帯電話などの情報技術はブラックボックスで,原理に興味を持とうとしない(それではいけない,原理への興味を喚起するために情報科ができることは何か?)というのが,某研究集会での発表の話題でした.
説明できなくても困らない
説明できる人の方が暑苦しくてカッコ悪い。
って思っているひとがおおいんじゃないですかね?特に今の高校生。
例えば「エコ」などの言葉を例にして、
説明の重要さを理解してもらうことも大事だけど、
そのお客さん?は、今の高校生の極く一部にすぎず、
多数派ではないでしょうね。
Re: 原理への興味
でも,手品のタネは知りたがる?
------
NHK放送のITホワイトボックスはとても勉強になりました.”そこまでは知らなかった”/”それは実物を見たことが無かった”ということが沢山ありました.
ITホワイトボックス
そういうおもしろい番組があることを知りませんでした。
shirai先生でも見たことがないという珍しいものは何でしょうか。
NHKオンデマンドで見られるかと思ったら,一つしか入っていませんでした。
Re: ITホワイトボックス
「ブラックボックスに掛けているんだね」と言ったら嫁さんには「分かってるって」と言われました^^; 当たり前のように使っているITのその裏側を細かく見せてくれます.例えばSMTPと”HELO"としているところなど!(これはタイムリーでした)
データセンターの機器がゴーゴーと唸りながらチカチカ瞬いているところなどですね.もっと細かく,と言えば際限ないのですが,一般の人たちの目にすることができない部分です.
合計で3回くらいだったでしょうか.先日,再放送も終わってしまったかも知れません.忘れなければCMS研の講演会の時にお渡しします.
#実はまだ全部見ていません.でもここの話題の答えの一つになっているかも知れません.
鈴鹿市(ホンダのお膝元)の機械工学科の学生たち.さぁ,PRIUSとINSIGHTのハイブリッドシステムの違いを理解していない学生はどれくらいいるでしょう(理解しているつもり,は結構いると思うので).なぜトヨタのCMで「発信時にもモータだけで走る」と強調するのか.
Re: ITホワイトボックス
ありがとうございます! 昨日テレビ欄で見つけたのですが,この時間帯なら家にいるから録画をセットしなくてもいいと思ったのが間違いでした。人間の記憶はあてになりません(特に私のは^^;)。
うちの車は第2世代プリウスです(私は運転できないのですが)。インサイトと違って発進時はモーターなので静かですし,団地の中ではモーターだけで走るモードにすれば夜間など近所に迷惑をかけません。
まだ放送中でしたね
昨日、EPGを見たら、まだITホワイトボックスは終了していないことに気付きました。とりあえず第1回から4回まではHDDに残っていました。第5回がお休みだと勘違いしたのは、第1回のアンコール放送を行っていたせいですね。きちんとNHKのホームページで放送予定を調べたら、まだまだ先が続きそうです。少なくとも8月まで。
http://www.nhk.or.jp/itwb/programme/#plan
放送予定のキーワード欄、知らない単語が結構多いですね。CDN,ロングテール。。。RSSも自分で使うまではイメージが分からなかった。実は”トラックバック”も雰囲気は分かるけれども使っていないので理解できていない。
Re: まだ放送中でしたね
ありがとうございます!
明日あるのですね。録画します。
Re: まだ放送中でしたね
今録画を見ました。
ゲストの高野明彦先生,私が神奈川県立高校時代にお世話になった高野喜久雄先生のご子息だと思います。驚きました。
(高野喜久雄先生のWikipediaの項目は私が起こしたものだったと思います。)