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教育の情報化に関する手引文科省が3月30日付で「教育の情報化に関する手引」についてを公開した。ぱらぱら読むと突っ込みどころもあるようだが,ちゃんとコメントする時間がない。皆さんのコメントをぜひお教えください。
数式を表示するWebアプリの脆弱性WikipediaのようなWikiサイトや,MoodleなどのCMSで,コマンドを使ってきれいな数式を入力できるところがよくある。仕組みとしては,(TeXサブセットの)mimeTeXを使う方法,(本物の)TeXを使う方法などがある。本物のTeXを使う場合,危険なコマンドをフィルタするとともに,TeX本体の設定ファイル texmf.cnf も見直すべきだ。ということを何年も前から書いているのだが,今また再発見されて,脆弱性として処理されているようだ。TeXをWebでに書いたように texmf.cnf を見直されたい。
高校「情報」シェア速報A:B:C = 73.1:10.7:16.2 で定常状態。
MITが今度は全教員の学術論文をオープンアクセスにMIT のトップニュース: MIT faculty open access to their scholarly articles。全学教授会で満場一致で決定。今後はすべての学術論文をオープンアクセスとする(具体的にはMITのDSpaceに掲載する)。 今までは学術論文は高価かつ入手困難な学術誌に掲載されるだけで,一般の人が容易にアクセスできるものではなかった。インターネットを使えばほとんど金をかけずに全世界に情報発信できる時代になったことと,税金で研究した結果に納税者がアクセスできないのはおかしいという意識の変化などにより,学会や学術出版社は次第に譲歩し,論文そのものあるいは著者稿を,場合によっては一定の猶予期間の後に,ネットで公開することを認めるところが増えた。これがいわゆるグリーンなジャーナルであり,ここを見ればどの学会・出版社がどういう条件で論文の公開を認めているかが一覧できる。 今回のMITの決定は,このような変化を促進するための,大学の側からの強力な意思表示である。すでに同様の決定がHarvardやStanfordの一部の学部でもなされている。 三重大学でもMITと同じDSpace(オープンソースのシステム)を使って教員の研究成果を公開している。図書館に問い合わせれば,その学会・出版社のグリーン度を調べてもらえるので,可能とわかれば,あとは紙の論文あるいは著者稿を図書館に送るだけだ。残念ながら日本はまだ緑に乏しい。
国立教育政策研究所の調査結果がおもしろい昨日発表された特定の課題に関する調査(技術・家庭),コンピュータ・情報モラル(?)関連の結果は目を通しておくべきだ。 ただ,あまりにも珍妙な選択肢を選んでいる生徒がけっこういるのは,まじめに答えていない可能性もあるかもしれない。
8月29日,TeXファンは東京に集まろうTeXユーザの集い 2009。ぜひご参加(できればご発表)ください。 ちなみにロゴはkuroky氏が消しゴムはんこで作ってくださった。この「手作り」感が素晴らしい! ありがとうございます。
新住基カードのロゴデザイン住基カードは民間発行のカードと比べてデザインが野暮いと文句を言ったことがある。新住基カードでデザインが一新されるのかと思ったら,やはりお役所的なロゴだ。
米国でコンピュータ科学の人気上昇CS(コンピュータ科学)の学生数が上昇に転じる。ITは不況に強い? (CRA Taulbee Report: Student Enrollment 2007-2008)
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