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PC普及率データ訂正?総務省情報通信統計データベース の 統計調査データ:通信関連業実態調査:報告書(世帯編) にある「平成18年度調査」のp.1「主な情報通信機器の保有状況」では,パソコン保有率が平成17年末に80.5%であったのが平成18年末には74.1%に減少している。「平成19年度調査」のp.1でも平成18年末は74.1%となっているが,平成19年末には85.0%に増えている。平成18年末の谷は何なのだろう。 ところが,同じサイトのこの4月に出たばかりの 統計調査データ:通信利用動向調査:報道発表資料 の「平成20年度調査」のp.7「情報通信機器の普及率の推移(世帯)」では,平成18年末のデータだけ80.8%に訂正されており,谷がなくなっている。74.1%は集計の間違いで,80.8%が正しいのだろうか。どなたか事情をご存じのかた,お教えください。 [2009-05-02追記] 訂正前後のデータと,各年の回収率をプロットしてみた。そもそもPC普及率が高すぎるように思って,バイアスを疑ってみた。回収率が高い年ほどPC普及率が低く出ているように見えなくもない,かな。このグラフの描き方はここにある。 [2009-05-10追記] 内閣府の消費動向調査(グラフ)では2009年3月のパソコン世帯普及率は73.2%であり,総務省の調査よりかなり低い。内閣府のは訪問留置調査,総務省のは郵送調査という違いがあるのだろう。 [2009-05-16追記] 世帯の定義(単身世帯を含めるか)も要チェック。総務省統計局 家計消費状況調査 IT関連項目 2009年1〜3月期 によれば,単身も含めた総世帯のうち
という具合で,われわれのようなインターネット利用世帯は半分くらいなんだろう。 [2009-11-18追記] 統計調査データ:正誤情報 の「H21.6.25掲載」にて訂正された。
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