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サーバ証明書を更新UPKI が仕切り直しとなったので,このサーバの証明書も新プロジェクトのものに置き換えました。不具合があったらお教えください。
架空請求キター!架空請求ハガキが来た。今までにも何通か来たことがあるが,今度のは固定電話の番号がある(03-5728-1980「国民消費者生活センター」)。駄目もとで110番に電話してみたところ,居住地の警察署の通常の番号にかけてくださいと言って番号を教えてくれた。そこにかけて「固定電話の番号が書いてありますが検挙に役立ちませんか」と聞いたが,案の定「そんな番号の情報はネットを探せばいくらでもありますので,無視してください」と言われた。
二大政党の色選挙結果のグラフ表示は報道各社いろいろ。米大統領選では Red states and blue states といわれるように共和党が赤,民主党が青と決まっている。日本でも,朝日・毎日・読売・産経・NHKは自民党を赤,民主党を青にしているが,日経・中日は逆のようだ。 ところで,旅行中はPHS+Ubuntuネットブックで情報収集していたが,毎日新聞のトップページでFlashのためブラウザが落ちて困った。今はトップページにはFlashはないが,2009衆院選ページを開くとMacのSafariでも落ちたり落ちなかったりだ。重要な情報を伝えるページでのFlashは十分テストしてから使ってほしい。
「TeXユーザの集い」御礼TeXユーザの集い 2009,おかげさまで113名の方々にご参加いただきました。どうもありがとうございました。 おちついたら,ちゃんとしたまとめを書きたいと思いますが,とりあえず。
アポストロフィの悩み何でもいいから英語の単語に「痴」を付けてGoogleで検索してみる。例えば「he痴」でもいい。うまく見つからなければ,例えば Shakespeare痴 Got A Gun を見てみる。英語のサイトなのに何でこう「痴」が多いのか(うまく「痴」に見えないなら,ブラウザのデフォルトのエンコーディングをシフトJISにしてみてください)。 答え:Windows-1252(CP1252)のアポストロフィは 0x92 であり,これにs(0x73)が付くと 92 73 となり,これはシフトJISで「痴」になる。つまり,「He's」が「He痴」に化けるページはアポストロフィをWindows-1252でエンコーディングし,エンコーディング指定をしていないのでシフトJISで表示してしまったのである。書いた本人はLatin-1(ISO 8859-1)のつもりかもしれない。 アポストロフィは '(0x27)でいいのではないか。でも '(0x27)は左右対称にデザインされていることが多く(typewriter apostrophe),数字の9のようなおたまじゃくしの形の正しいアポストロフィ(typographic apostrophe)にするために工夫したつもりなのだ。 正しいアポストロフィの話は Presentation Zen: Apostrophes and quotation marks に載っている。アポストロフィだけを扱うサイト Apostrophe Abuse もある。技術的な話はWikipediaの Apostrophe の項目に詳しい。 Wordなどで英文を書く際には,ややこしいことを考えなくてもオートコレクト機能で正しいアポストロフィに変換してくれる。 問題はWebページの作成である。UTF-8のページでどうすれば正しいアポストロフィを表示することができるだろうか。Unicodeでは '(U+0027)がAPOSTROPHEという名前になっているが,実際には ’(U+2019,RIGHT SINGLE QUOTATION MARK)を使わないと正しいアポストロフィにならない。最新のUnicode Standardは持っていないが,3.0のChapter 6(p.149)には次のように書かれている:
しかし,日本語のフォントがデフォルトになっていると,’(U+2019)が「全角」になってしまって,間延びしてしまうことがある。これを避けるためには,CSS(またはfontタグ!)で欧文フォントを指定すればいいのだろうが,環境に依存しない一般的な方法はないものだろうか。同じことが“ダブルクォーテーションマーク”についてもいえる。 [追記] シングルクォート・ダブルクォートの類の文字幅の問題は東アジアの文字幅(East Asian Width)のAmbiguousの問題というらしい。解決法として,例えば <span lang="en">He’s</span> のようなことをして効くだろうか。
硬貨投げの理論と実験Schneier のブログ Non-Randomness in Coin Flipping に紹介されている論文 headswithJ.pdf, Index of /~susan/papers を直接見れば,タイムスタンプは2004-10-29。同じものが Index of /~cgates/PERSI/papers にもあり,これはTeXのソースも付いていて,タイムスタンプは2004-09-22。これのジャーナル掲載版 dyn_coin_07.pdf も同所にある。タイムスタンプは2007-05-15。書誌情報は Persi Diaconis, Susan Holmes, and Richard Montgomery, "Dynamical Bias in the Coin Toss", Siam Review Vol.49, No.2, pp.211-235. この第1著者はプロの魔術師から数学者に転じた人で,コイン投げの結果などは自由に操れるらしい。 ついでに,この論文の結果を検証するために実際に4万回の硬貨投げを行った結果が 40,000 coin tosses yield ambiguous evidence for dynamical bias にある。学生の統計の演習問題に使えるかもしれないので,メモメモ。ほかにも Undergraduate Research Projects にいろいろな学生研究が紹介されている。
メールフォーマットの互換性のなさには泣かされるSSS2009@佐賀でもグループウェアとしてMoodleを使ったのだが,Moodleのフォーラムへの書き込みをデフォルトで全員にメール送信する設定にしていたので,それに返信されるかたが必ず出てくる。通常は /dev/null 送りだが,今回は手で拾い出して該当者に転送する作業をした。 Emacs の Mew で通常通り multipart/mixed でフォワードしたのだが,Outlook で開けないという連絡をいただいた。幸い Outlook Express なら開けたそうである。なんでこうもメールフォーマットには互換性がないのだろう。 関連:
RによるWebサービスの作り方How to Implement a Web Service in R In under one hour...,どなたかやってみてください。
整理HACKS!,SugarSync小山龍介さんの『整理HACKS!』(東洋経済新報社,2009年)が届いたので,パラパラ読む。著者は両刀使いのようで,PCユーザに配慮した内容になっているが,スクリーンショットの多くはMacだ。 内容の多くは,ScanSnap利用など,すでに私も実践していることだが,SugarSync はまだ使ったことがなかった。 一括ダウンロード,効率のよい定期バックアップを書いたときに,Plan 9のdumpfsについて調べているうちに Dropbox や ZumoDrive というオンラインサービスがあることを知った。SugarSyncもこの類の新参。もちろんMac専用であればMobile Meもある。どこがいいのだろう。Linuxで使えるのは今のところDropboxだけのようだ。 もっとも,この用途のためには,すでにSubversionで原稿の共有・バージョン管理をしている。問題は,commit忘れをときどきしてしまうことだ。保存忘れのほうはEmacsの auto-save-buffers が便利。
ディスプレイに凝ろう普段はDTP用というよりWebや論文PDFを読むのに疲れない設定にしている。Macならシステム環境設定→ディスプレイ→カラー→補正で細かく調節できる。ガンマは大きめに。Macでも1.8ではなく少なくともPCの標準の2.2にするほうがギラギラしない。色温度は低めに。D65(Web用6500K)かD50(DTP用5000K)のどちらか用途・好みに応じて。ディスプレイの輝度はできるだけ下げる。それでも明るいなら輝度調節ソフトを入れる(DarkAdaptedの無償版を使っているがほかにもいくつかあるようだ)。ディスプレイに光が映り込まないよう注意する。MacBook用アンチグレアフィルムをMac Storeで売っている(未購入)。 こういったことは基礎からわかる情報リテラシーにも少しだけ書いたが,機械を自分の目・自分の環境に合わせて設定できるということは情報リテラシーの目標の一つではないかと思う。 関連:
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