format=flowed; delsp=yes

メールも段落の途中で改行しない? で取り上げた話の続き。Apple Mailでは

Content-Type: text/plain;
        charset=ISO-2022-JP;
        format=flowed;
        delsp=yes

になり,送信時に長い行が自動的に70バイト余りごとに「スペース 改行」で分割され,受信時に「スペース 改行」が削除されるので,SMTPの行長の制約を受けなくなる。上の記事のコメントで教えていただいたように,XP SP2のOutlook Expressでは format=flowed だけなので,スペースが入らない日本語の場合,折り返しが効かない(Windows XP Service Pack 2 適用後、Outlook Express で折り返し設定が有効にならない)。

私の使っているEmacs上のMewというメールソフトは,format=floweddelsp=yes も理解しなかったので,Apple Mailで書いた長い行が分割されて見えた。ところが,Carbon Emacs パッケージ を2007年秋版に更新したところ,format=flowed; delsp=yes を理解するようになって,長い行が長く表示されるようになった。これはたいへんうれしい。しかし,本文と署名の区切りに使う「-- 」(マイナス マイナス スペース 改行)の「スペース 改行」までなくなってしまう(Apple Mailでは大丈夫)。また,Mewでは,送信時に長い行があるとbase64かquoted-printableにエンコーディングせよと言われる。

Outlook Expressが format=flowed だけで delsp=yes を理解しないのなら,Apple Mailで送ったメールはどのように見えるのだろう?

[2009-11-21追記] format=flowed がなくなって quoted-printable になった

マイナスマイナススペース改行

あの「スペース(0x20)」を忘れている人が結構多いです。ヨタ話ですみません。

いや、だから何か困るとかそういうことでもないのですけど…

^\-\-\ $

スペースがあるなんて

署名はメールソフトが自動的につけるようにしているはずなので,メールソフトがつけなければそれはソフトがタコなだけでしょう。
 本文を書いた後で,自分で署名部分も本文の続きに自分で手書きするのであれば,たぶん忘れてるでしょうね。
 「2つめのマイナスのあとにスペースがある」なんて,いまやトリビアのネタですよ。

Carbon Emacsの新機能?

ISO-2022-JPなメールで,LeopardのMailで㉀と見えた文字が,このMewというかEmacsでちゃんと⑧と見えました。不思議! でもここにコピペしたら�になるのは何故?

コメントの表示オプション

お好みの表示方法を選択し、「設定の保存」をクリックすると、表示方法を変更することができます。