キャンパス・アサヒコムもクラックされる

キャンパス・アサヒコム にお詫びの文章。462件の個人情報が持ち出された可能性があることもちゃんとアナウンスされている。三重県の 「e−デモ会議室」の停止について では,当初は個人情報漏洩の可能性についての記述がなかったが,後に控えめな表現だが追加された(件数は不明)。

おかやま国体をIPv6でマルチキャスト

NICTの報道発表。うちでも県立看護大のJGN IIノードから三重研究ネット(旧DCs)経由で受信しているようだ。学内への再配信は認められていないらしい。

学校教育法の一部を改正する法律

文科省から紙が回ってきたので,忘れないように書いておく。第162回国会における文部科学省提出法律案の「学校教育法の一部を改正する法律」が成立しているが,このうち「準学士」→「短期大学士」は10月1日から施行される。2007年4月1日からはさらに「助教授」→「准教授」となり,「助教」という身分が新設される。

証明書オンライン発行の難しさ

電子自治体ポータル : 【特別寄稿】 韓国の電子政府サービスにおける偽造・改造問題(IT Pro),一部よく内容がわからないが,要は印刷だけ許可したPDFでもプリンタ出力を横取りしたり,最悪でも紙に出力した後でスキャンして電子データ化できるので,レタッチソフトで改竄が可能ということだろう。これは当たり前のことなのに,今ごろ「証明書発行は当面停止、現在対策を検討中」なのだろうか。文書番号から真贋が確認できる仕組みになっているが,確認されるのは0.5%に過ぎないという。この数字に呆れての措置か。

ちなみに https://www.egov.go.kr/ は RSA Data Security, Inc. の証明書だ。

三重県のサーバがまた不正侵入

サーバーへの不正侵入について(三重県):

「三重県遺跡情報システム」のトップページに、不正なWEBページを表示するためのしかけがなされていることが、判明しました。

しかし

ホームページ自体の改ざんは見つかっていません。

ホームページを改竄しないでトップページを改竄したというのだろうか。

少し前にもe-デモ会議室が不正侵入されたばかり。図書館のサーバがやられたこともあった。なぜ県が頻繁に被害にあうのか。

追記:朝日の朝刊で見たニュースがネットにも出ていた:博物館サーバーに不正侵入 県教委発表。この「トップページのアドレスの一部を消去し改めて検索すると、関係のないページが表示されるような仕掛けがされていた」というのもよくわからない。

Priusの「サービスキャンペーン」

トヨタの人気ハイブリッド車「プリウス」にソフトウェアの不具合 - CNET Japanトヨタがプリウス16万台自主回収へ(朝日新聞)で,プリウスのサービスキャンペーンと称するハガキがうちにも届いた(トヨタのサイトは重くて探しにくい)。車のソフトのアップデートって,どうやってするのだろう。

うちのプリウスは高速道路で突然モーターだけの走行になるといった現象は起きていないし,知り合いからもそういう話は聞かない。アメリカでの報告が多いというのは,高速道路の何かが違うのだろうか。

D-FAXが値上がり

D-FAXは無料で登録できるfax→メール変換サービスだ。私も利用している。私宛であれば020-4663-1750にfaxすれば,内容がメール添付で届く。(もう届かない。追記参照)私にではなく送信者に課金される仕組みなので,番号を公開しても心配ない。

今までその課金が10円+電話代だと思っていたが,今年1月12日から20円になっており,11月14日からは30円になるようだ。まぁ,この時代にfaxを送りたい人はそれくらい負担していいだろう。

D-FAX宛は最近ほとんど届かないので,登録抹消されないか心配。本物のfaxにもほとんど届かないが,ときどき通販の宣伝や間違いfaxが届く。こんな間違いfaxが届いていいのかと思うようなものまで来る。

[2007-05-12追記] まったくファクスが来ないので何度か登録解除されて,そのたびに再登録していたが,もうそろそろ不要だろうと思って,再登録しなかった。したがってもう上記番号にファクスしてもエラーになるか別の人に届く。

機械翻訳

特許からコモンズへ

「ソフトウェアの法的保護とイノベーションの促進に関する研究会」中間論点整理について 報道発表(METI/経済産業省)

産業界による対応としては、クリエイティブ・コモンズ的な考え方を普及し、民間企業同士の取決めにより、OSS等一定のカテゴリーのソフトウェア、ソフトウェアのインターオペラビリティーに係る特許発明については、相互に権利主張しないとする慣行を業界の標準的な考え方として広めていく。

などなど,たいへん先進的。委員には今野浩先生(『特許ビジネスはどこへ行くのか—IT社会の落とし穴』を読もう)もお名前を連ねておられる。一般からも意見を募集中とのこと。

DSpace

arXiv.org e-Print archiveは物理で古くからあるプレプリントサーバである。ここで使われているソフトも一種のCMSなのだろう。最近はこれのコンテンツをBitTorrentで配布する試みもされている。

BitTorrentはともかくとして,こういうコンテンツサーバを三重大で立ち上げるとすれば何を使えばいいのだろうか。DSpaceという話もある。

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