質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

newtx が読み込めない

- 白石 裕輝 の投稿

Homebrew Cask で basictex をインストールして,次のように環境を整えました.

http://qiita.com/sira/items/d7f5c411ccb0f90c43d8

そして,newtx を導入するために次のパッケージをインストールしました.

$ sudo tlmgr install newtx fontaxes boondox txfonts helvetic

newtxtext を使った次のファイルを ptex2pdf -l で処理すると,

\documentclass[a4paper]{jsarticle}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{newtxtext}
\begin{document}
    Hello, \LaTeX!
    \[ \int dx = x + C. \]
\end{document}

dvipdfmx の実行中に次のようなエラーになります.

[1
kpathsea: Running mktexpk --mfmode / --bdpi 600 --mag 1+0/600 --dpi 600 qtmr.pfb
mktexpk: don't know how to create bitmap font for qtmr.pfb.
mktexpk: perhaps qtmr.pfb is missing from the map file.
kpathsea: Appending font creation commands to missfont.log.

dvipdfmx:warning: Could not locate a virtual/physical font for TFM "ntx-Regular-tlf-t1".
dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "qtmr.pfb".
dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: qtmr.pfb
dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...

newtxmath を使った場合,

\documentclass[a4paper]{jsarticle}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{newtxmath}
\begin{document}
    Hello, \LaTeX!
    \[ \int dx = x + C. \]
\end{document}

ptex2pdf -l で処理すると platex の実行中に,

`newtxmath' v1.51, 2016/10/15 Math macros based on txfonts (msharpe)
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/generic/ifxetex/ifxetex.sty)
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/generic/oberdiek/ifluatex.sty)
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/latex/xkeyval/xkeyval.sty
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkeyval.tex
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/xkvutils.tex
(/usr/local/texlive/2016basic/texmf-dist/tex/generic/xkeyval/keyval.tex))))

! LaTeX Error: File `binhex.tex' not found.

というエラーになります.

何かパッケージが足りていないのでしょうか?
ご存知の方がいましたら,お教えください.

LuaTeXで一部のフォントが指定できない

- 安威江 蒼 の投稿

LuaLaTeXでHelveticaやTimesなどの一部のフォントを指定すると、lualatexコマンド中に下のようなエラーが出てしまいます。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!
! fontspec error: "font-not-found"
!
! The font "Times" cannot be found.
!
! See the fontspec documentation for further information. 
!
! For immediate help type H <return >.
!............................................... 

何か解決策はございますでしょうか。

ソース

\documentclass[a4paper]{ltjsarticle}
\usepackage{fontspec}
\setmainfont{Times}
\begin{document}
sample
\end{document}

環境

OS X 10.11.6

TeX Live 2016

マクロでの繰り返し文について教えて下さい

- 山田 太郎 の投稿
図を3つ並べて表示するマクロを作成しようとしたところ、引数を10個取ってしまい作成できなかったので、繰り返し文を使い以下のようなマクロを作成しました。

--------------------------------------------------------------
¥ProvidesPackage{thfig}
 
¥newcommand{¥thfig}[4][width=4cm]{
¥newcounter{cnt}
¥setcounter{cnt}{0}
¥begin{figure}[htbp]
¥loop ¥ifnum ¥vaule{cnt}<4
¥begin{minipage}{.33¥textwidth}
 ¥centering
 ¥includegraphics[#1]{#2}
 ¥caption{#3}
 ¥label{fig:#4}
¥end{minipage}
¥stepcounter{cnt}
¥repeat
¥end{figure}
}
--------------------------------------------------------------


¥thfig{hoge.jpg}{hogeです}{hoge}{puge.jpg}{pugeです}{puge}{fuge.jpg}{fugeです}{fuge}

本文中に上記ような命令で図を3つ並べて表示したいのですが、
Undefind control sequence.
¥iterate -> ¥ifnum ¥value

といったエラーが出てしまいうまくいきません。
どなたか教えてはいただけないでしょうか?


graphixパッケージが縦組で動かない。

- H.Ogawa の投稿
先程、以前に作成したファイルを何の気なしにコンパイルし直したら、以前はまったく問題なかったものが

! Incompatible direction list can't be unboxed.
\@begindvi ->\unvbox \@begindvibox
\global \let \@begindvi \@empty
l.5 \end{document}

というエラーに遭遇しました。
問題が再現する最小限のファイルは以下です。なお、utarticle(uplatex)でも同様です。

\documentclass[a4j]{tarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\begin{document}
テスト
\end{document}

どうやら、最近のある時期のgraphixパッケージの変更で、こうなってしまったようですが、原因の特定には至っておりません。

当方の環境はOS X 10.11.6/UpTeX.appは内部のBasic TeXを最新の状態に保っています。

figure環境のcaptionの全角文字と半角文字

- kasahara kazuki の投稿
\begin{figure}[htbp]
 \centering
 \includegraphics[width=5cm, clip]{xxx.eps}
 \caption{read_data() のキャプション}
 \label{fig:readdata}
\end{figure}

上記のうような記述をしたtexファイルをplatexコマンドで変換すると



! Missing $ inserted.
<inserted text> 
                $
l.241  \caption{read_data() \212\224\247\344\1324...}}
 
?  

上のようにエラーになります。
\caption{}の中身を英文だけ、もしくは全角文字のみにするとエラーなく変換されるようです。

半角文字と全角文字を合わせて使いたい場合はどうすればいいのでしょうか?

MacOS Sierraへのアップについて

- 坂本 の投稿
私は今、Mac で LaTeX2e を使っています。
Mac の OS は Yosemite 10.10.5 で、問題が起こると処理できないので
El Capitan へのアップはしませんでした。
そこで、OS を今回の Sierra 10.12 にアップしても問題は起きないかお教えいただけませんか。
ただし、私は エンコーディングは Shift Jis で使っていて、TeXShop は 3.7.3、texlive は 2013 です。
よろしくお願いします。

JLaTeX から pLaTeX への移行について

- 岩熊 哲夫 の投稿
角藤様から,JLaTeX から pLaTeX への移行を推奨していただいたので,その方向への転換の可能性に向けてひとつ教えていただけないでしょうか。
長年前者を利用していたこともあって,後者の特に行間隔に不満を感じております。単なる慣れであり,批判という意味ではありませんので誤解無く。これまで,所属組織および学会関係のスタイルファイルを JLaTeX に基づいて作成し,pLaTeX 用には \baselinestretch の変更等の小手先の技だけで対処して配付等をしてきました。ただ,この \baselinestretch を 1 以外にすると,なんとなく脚注辺りの行間隔が変になったりした記憶もあります。そこで質問ですが,\baselinestretch の変更以外の方法で,pLaTeX の行間隔を JLaTeX の(ほぼ)それに問題無く変更する方法がありましたら,教えていただきたいのです。
\baselineskip か何かの変更かなと想像して base のファイルをいくつか眺めてみましたが,全くわかりませんでした。また,文章の行間隔を変更しただけで,式との間隔とかいろいろな寸法に悪影響があると困るので,もしかしたら非常に多くの寸法の変更も必要になるのかもしれず,ここに質問した次第です。よろしくお願いします。

tlmgrでTeX Live2015 to 2016に更新 on El Capitanでの報告

- 治郎 鈴木 の投稿
MacOSをSierraに更新しようと,まずは必需品のTeXの更新をTeX Wikiにしたがって手をつけたが,トラブルにあったので報告しておく.

TeX Wiki (2016/10/21現在)の
https://texwiki.texjp.org/?TeX%20Live%2FMac#l8c867e9
にしたがってEl Capitan上のTeX Live 2015から2016へアップデートしようとすると,sudo tlmgr update --self --all の実行に対して
エラー Unknown directive ...containerchecksum... が生じる.
原因はtlmgrが最新でないため.例えば
http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/users/user-15826/wiki/?TeX/Install/TeXLive2016pretest
を参照.

このページで述べるtlmgr用のシェルプログラムはリンク切れであり,
本家 https://www.tug.org/texlive/tlmgr.html
でないと取得できない.

このシェルプログラムを取得の上で実行すれば,前述のTeX Wikiにしたがって更新できる.
以上,報告まで.

鈴木@信州大学

pythontexに関心のある方がおられましたら、 pythonfanブログを読んでいただいて、ご意見をお願いします。(再)

- pythonfan の投稿
「フォーラム内のブログ」と同じものを、外部(忍者ブログ)にも作りましたので、
再度同じ投稿をさせていただきます。

初めて投稿させていただきます。
高校で数学の教員(現在は講師)をしています。
こんなものがあったら便利、と思って作ってみました。
最終的にできたのは、texの数式コードを書き込めば、答え付きの演習プリントができる、というもの。

python: 軽量プログラミング言語の一つ。perl, ruby の仲間。
sympy: Mathematica,Maximaのような、数式処理(記号計算)をするためのpythonのライブラリ。
pythontex: texのコードのなかに、pythonのコードを書き実行させるもの。texliveの中に入っています。

これらを使って、
例えば、「因数分解」「整式の計算」の問題式と答えを出力(dvi)するtexのコードを書いてみます。
\pyc{} は python の command。
sympy.latex() は sympyの数式を、texの数式コードに変換する関数。
+ は文字列を連結する演算子。
print() は文字列を出力する関数。ここでは、texコードを出力。
他は、なんとなく分かると思います。

\pyc{expr=-12-8*x+15*x**2}
因数分解:~\pyc{print('$'+sympy.latex(expr)+'='+sympy.latex(sympy.factor(expr))+'$')}\\

%dvi出力--> 因数分解: 15x2-8x-12=(3x+2)(5x-6)


\pyc{expr=2*x+3*x}
整式の計算:~\pyc{print('$'+sympy.latex(expr)+'='+sympy.latex(sympy.simplify(expr))+'$')}

%dvi出力--> 整式の計算: 5x=5x 


できるのですが、後半は
2x+3x=5x とならずに 5x=5x となってしまいます。

つまり、sympyは式を評価し、アルファベット順・降べきの順に整理してしまうのです。
これでは、問題が作れない!

解決方法は?

もし、関心と時間のある方がおられましたら、
私(pythonfan)のブログ3本(添付ファイルあり)

「フォーラム内のブログ」 と、 http://pythonfan.tou3.com (忍者ブログ)にあります。
同じものです。

pythontexで高校数学の教材を作る --少し長い
pythontex+latex2sympyで高校数学の教材を作る
pythontex+latex2sympyで高校数学の教材を作る(その2)

を読んでいただき、ご意見(勘違いしていること、改善点、等々)を頂けたら有難いのですが、...。


pythonfan


モバイル環境でのコンパイル

- 本瀬 豊 の投稿
もちろんネットが繋がっていれば、VNCやRDPでUNIXやWindowsの環境に接続した方が確実なのだが、使う頻度は少ないにしてもスマホのみでローカルにコンパイルできるようにしたいのは好奇心からなのだろうか。

iOSの場合はTeX Writerでほぼ満足のいく環境になり、結果もDropBoxで共有できるのだが、Androidをこの度入手していくつかのアプリで試したが満足の行く結果が得られない。

しかしAndroidの場合はGNU Rootなるアプリがあり、これを導入すればそのままlinuxとして扱える事が分かった。TeXLiveを導入し、TeX Works、TeX Studio何でも正常に動作する。

小型のサーバを一台携帯して歩く様なもので至極便利。これがiOSには無い自由さなのかと実感した。もちろん各種CASや言語なども使えるしWEBサーバ、Wordpressなども問題なく動作する。CygwinやWindowsのいろいろな事に悩まされるぐらいなら、Androidの方が便利かもしれない。

最近は、モバイルルータを介してiPadからVNC接続して快適に使用しています。まだWikiのAndroidに紹介は無い様ですが、同じ様な使い方されている方いらっしゃいますか?

初めてこちらに参加したので、とりあえず自分の興味のご案内まで。