質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

enumerateによる箇条書きを綺麗に横に並べるにはどうすればよいでしょうか?

- S. Ichijo の投稿
enumerate環境はデフォルトだと縦に並びますが、これを以下のように横に並べたいです。
(1)数式___(2)数式___(3)数式
(4)数式___(5)数式


自分なりに調べて、enumitemパッケージのインラインリストを利用してみましたが、
(1)___数式__(2)___数式__(3)___数式
のように、数式が表示される位置がおかしく、不格好になってしまいました。
また、multicolパッケージを利用して、3段組にしてみるのも試しましたが、上下の余白がおかしくなってしまいます。具体的には、箇条書きの上の余白が大きく、下の余白がやけに小さくなります。vspaceで調整しようと思いましたが、上の余白は何とかできたものの、下の余白は\vspace{0.1pt}としても逆に大きな余白が生まれてしまい、うまく調整できませんでした。

どなたかアドバイスを頂けると嬉しいです。
なお、Cloud LaTeX上で、upLaTeXで書いています。

xparse,\IfBooleanTでの\refstepcounerがうまくいかない件

- matuoka jin の投稿
platexで処理していますが、
xparseで * の有無でカウンターを処理しようとしてます。
参照が前提なので\IfBooleanTの中で\refstepcounterを用いてますが、
\refでの反映がされません。

\documentclass{article}
\usepackage{xparse}
\newcounter{CNTA}
\NewDocumentCommand\test{ s m }{%
\textbf{#2. \IfBooleanT{#1}{\refstepcounter{CNTA}\theCNTA}}%
}
\begin{document}
\test*{FOO}\label{XXX}

[\ref{XXX}]
\end{document}

なにが問題なのでしょうか。

texmf.cnf内のstack_sizeの数値を,特定のフォルダ内でのみ有効にする方法について

- 小林 コウキ の投稿
texmf.cnf内のstack_sizeの数値を,特定のフォルダ内でのみ有効にする方法について,質問があります.

現時点でのtexmf.cnf内のstack_sizeの数値は1500になっています.
TeX capacity exceeded, sorry [save size=5000].
というエラーが出て,ファイルが途中から作成できない状態になっています.
texmf.cnf内のstack_sizeの数値を変更すれば,最後まで頁が作成されるのですが,これだと,全体に数値変更の影響が出てしまいます.
ファイルを分ければ,最後までの頁が作成されるのですが,できれば1ファイルのままで処理をかけたいのです.


コンパイルをかけるフォルダにtexmf.cnfをいれて試してみましたが,最後まで頁が作成されないママとなっています.

個別のフォルダのみに数値を変更することは可能でしょうか.

TeXのヴァージョンは
Version 3.141592-p3.1.4 (sjis) (Web2C 7.5.3)
になります.

ご存じの方,教えていただけないでしょうか.
よろしくお願いいたします.

dvipdfmx でフォントを発見できない

- Suda M の投稿
表題の通り、dvipdfmxでフォント(HaranoAjiMincho-Regular.otf)を発見できず、PDFが生成できなくて困っております。

なるべく回答を検討いただくのに必要な情報は書いたつもりですが、不足があれば申し付けてください。

### 概要
latexmk を用いてLaTeXファイルをPDFにビルドしようとすると、以下のエラーが出て生成に失敗する。

```
dvipdfmx:warning: Could not locate a virtual/physical font for TFM "uprml-h".
dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "HaranoAjiMincho-Regular.otf".
dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: HaranoAjiMincho-Regular.otf
dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...
```

このエラーを解消し、TeX Live 2022 標準のフォントである HaranoAjiMincho を使ってPDFファイルを生成したい。

### 環境

- Windows 11 Pro (22H2)
- TeX Live 2022
- ネットワークインストーラで今回質問する問題に行き詰まったため、アンインストール後ISOインストーラで再インストールし、再度同じ問題に遭遇
- ISOインストーラでのインストール直後に実行 + `tlmgr update --self --all` してから実行 したが、問題は解決せず
- Shell: PowerShell (v7.2.4)
- WSLなどは用いず、Windowsターミナルからそのまま PowerShell を用いて実行している


### 実行したコマンド
以下の内容のLaTeXファイル (example.tex) に対して

```
\documentclass{ujarticle}
\begin{document}
こんにちは!
\end{document}
```

以下のコマンドを実行。

```
$ latexmk ./example.tex
```

なお、`.latexmkrc` は `%UERPROFILE%` 直下に配置されており、以下の内容。

```
$latex = 'uplatex %O -kanji=utf8 -no-guess-input-enc -interaction=nonstopmode -file-line-error %S';
$bibtex = 'upbibtex';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex -U %O -o %D %S';
$pdf_mode = 3;
$ENV{TZ} = 'Asia/Tokyo';
$ENV{OPENTYPEFONTS} = 'c:/Windows/Fonts//:';
$ENV{TTFONTS} = 'c:/Windows/Fonts//:';
```

latexmkコマンドを実行した直後に以下のログが表示されているので、このファイルの読み込みには成功していると判断。

```
Rc files read:
C:/Users/<私のユーザ名>/.latexmkrc
```

### 試した・確認したこと
以下、`$` から始まる行は実行コマンド、 `>` から始まる行は結果出力

#### kanji-config-updmap による再設定
日本語フォントのPDFへの埋め込み設定をするコマンドがあると知ったので、現状確認と再設定のために実行した。

```
$ kanji-config-updmap-sys status
> CURRENT family for ja: haranoaji (variant: -04)
> Standby family : bizud
> Standby family : haranoaji
> Standby family : ipa
> Standby family : ipaex
> Standby family : ms
> Standby family : yu-win10
```

現在の設定が haranoaji になっており、さらにそれが Standby 状態であることが分かった。

念のため haranoaji に設定するコマンドを実行した。

```
$ kanji-config-updmap-sys haranoaji
```

ログは省略するが、エラーは出ず正常終了した。しかし表題の問題は解決しなかった。

#### Windows OS へのフォントのインストール
原の味明朝(+ゴシック)を[GitHub](https://github.com/trueroad/HaranoAjiFonts)からダウンロードし、Windows OSにインストールした。インストールは問題無く終了し、Microsoft Wordなどで使用できることを確認した。

しかし表題の問題は解決しなかった。

#### kpathsea がフォントを発見できているか確認
dvipdfmxを始めとしてLaTeXはファイル検索を kpathsea なるライブラリを介して行っていると聞いたので、下記コマンドで kpathsea が該当ファイル(HaranoAjiMincho-Regular.otf)を発見できているか確認した。

```
$ kpsewhich.exe -a HaranoAjiMincho-Regular.otf
> c:/texlive/2022/texmf-dist/fonts/opentype/public/haranoaji/HaranoAjiMincho-Regular.otf
> c:/Users/<私のユーザ名>/AppData/Local/Microsoft/Windows/Fonts/HaranoAjiMincho-Regular.otf
```

念のため示されたパスに HaranoAjiMincho-Regular.otf が存在することを確認し、たしかに配置されていた。

<hr />

以上です。何卒よろしくお願いいたします。

P.S. 本質問に直接の関係はありませんが、手元の MacOS では TeX Live 2022 インストール後、何も設定せずにPDFを生成することができました。

新しいバージョンにおけるbeamerの使用について

- Wakui の投稿
  • 現在まで奥村先生の本の改訂第6版に収録されてるCD-ROMからインストールできるバージョンをMacでそのまま使用していて、新しい改訂第8版からインストールできるものを利用していたのですが、beamerファイルを使用したところ例えばitemize環境の\itemについてたはずの黒ポチやenumerate環境の番号が白抜きになったりしていました。この原因がぱっと見でわかりません・・・これは以前のバージョンのような仕様に修正可能なのでしょうか?
  • 先ほど間違えて違うフォームに投稿してしまったので、再度お聞きするのが恥ずかしいのですが、、、

texのwintpic使用時のエラーについて

- t k の投稿
texでwintpicで作成した図を表示させたいのですが急に表示されなくなり下記のようなエラーが出始めました。
問題となっているwintpicのソースコードも貼りますので、分かる方がいれば回答お願いします。
<エラー内容>
Argument of @thirdoffive has an extra }.

\par
l.7 {\color[named]{Black}
{%

コード
``` %WinTpicVersion4.32a
{\unitlength 0.1in%
\begin{picture}(34.8600,33.8900)(10.1000,-49.3900)%
% POLYN 2 0 3 0 Black White
% 4 1317 3299 1737 2249 2368 3719 8 0
%
{\color[named]{Black}{%
\special{pn 8}%
\special{pa 1317 3299}%
\special{pa 1737 2249}%
\special{pa 2776 1804}%
\special{pa 3826 2224}%
\special{pa 4272 3263}%
\special{pa 3852 4313}%
\special{pa 2812 4758}%
\special{pa 1762 4338}%
\special{pa 1317 3299}%
\special{pa 1737 2249}%
\special{fp}%
}}%
% VECTOR 2 0 3 0 Black White
% 8 2578 1671 1842 1986 3103 4927 3838 4612 4469 3036 4153 2301 1212 3562 1527 4297
%
{\color[named]{Black}{%
\special{pn 8}%
\special{pa 2578 1671}%
\special{pa 1842 1986}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 1842 1986}%
\special{pa 1911 1978}%
\special{pa 1891 1965}%
\special{pa 1895 1941}%
\special{pa 1842 1986}%
\special{fp}%
\special{pa 3103 4927}%
\special{pa 3838 4612}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 3838 4612}%
\special{pa 3769 4620}%
\special{pa 3789 4633}%
\special{pa 3785 4657}%
\special{pa 3838 4612}%
\special{fp}%
\special{pa 4469 3036}%
\special{pa 4153 2301}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 4153 2301}%
\special{pa 4161 2370}%
\special{pa 4174 2350}%
\special{pa 4198 2354}%
\special{pa 4153 2301}%
\special{fp}%
\special{pa 1212 3562}%
\special{pa 1527 4297}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 1527 4297}%
\special{pa 1519 4228}%
\special{pa 1506 4248}%
\special{pa 1482 4244}%
\special{pa 1527 4297}%
\special{fp}%
}}%
% VECTOR 2 0 3 0 Black White
% 8 4127 4271 4424 3528 1453 2340 1156 3082 1824 4642 2567 4939 3756 1968 3013 1671
%
{\color[named]{Black}{%
\special{pn 8}%
\special{pa 4127 4271}%
\special{pa 4424 3528}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 4424 3528}%
\special{pa 4381 3582}%
\special{pa 4404 3578}%
\special{pa 4418 3597}%
\special{pa 4424 3528}%
\special{fp}%
\special{pa 1453 2340}%
\special{pa 1156 3082}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 1156 3082}%
\special{pa 1199 3028}%
\special{pa 1176 3032}%
\special{pa 1162 3013}%
\special{pa 1156 3082}%
\special{fp}%
\special{pa 1824 4642}%
\special{pa 2567 4939}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 2567 4939}%
\special{pa 2513 4896}%
\special{pa 2517 4919}%
\special{pa 2498 4933}%
\special{pa 2567 4939}%
\special{fp}%
\special{pa 3756 1968}%
\special{pa 3013 1671}%
\special{fp}%
\special{sh 1}%
\special{pa 3013 1671}%
\special{pa 3067 1714}%
\special{pa 3063 1691}%
\special{pa 3082 1677}%
\special{pa 3013 1671}%
\special{fp}%
}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 3930 2060 3930 2160 2 0 0 0
% $H$
\put(39.3000,-21.6000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$H$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 4410 3220 4410 3320 2 0 0 0
% $G$
\put(44.1000,-33.2000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$G$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 2700 1557 2700 1680 2 0 0 0
% $A$
\put(27.0000,-16.8000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$A$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 2720 4950 2720 5050 2 0 0 0
% $E$
\put(27.2000,-50.5000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$E$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 3950 4400 3950 4500 2 0 0 0
% $F$
\put(39.5000,-45.0000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$F$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 1500 2100 1500 2200 2 0 0 0
% $B$
\put(15.0000,-22.0000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$B$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 1010 3250 1010 3350 2 0 0 0
% $C$
\put(10.1000,-33.5000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$C$}}}}%
% STR 2 0 3 0 Black White
% 4 1520 4420 1520 4520 2 0 0 0
% $D$
\put(15.2000,-45.2000){\makebox(0,0)[lb]{{\color[named]{Black}{$D$}}}}%
\end{picture}}%

tikzの\drawでline width=0ptの線は不可?

- 本田 知亮 の投稿
\documentclass[dvipdfmx]{article}%%pdftexでも同じ

\usepackage{tikz}

\begin{document}
\tikz{\draw[line width=0pt](0,0) --++ (10mm,10mm);}
\end{document}

これを処理すると,線幅が0なので,
何も描画されないように思いますが,
実際は結構くっきり,なんとなく幅0.4ptくらいで
斜め線が描画されます.

幅0ならそもそも書かなければいいので,
実害はないんですが,これはどういうことなのでしょうか
こういう仕様なのか,どこかに言及があるとか,
何かご教示いただければ嬉しいです.

%-------

対症療法的には
pgfcorepathusage.code.texの中の
\pgfusepathの定義の中の最初の方にある
\pgfset{#1}のあとで

\ifdim\pgflinewidth=\z@
\let\pgf@up@stroke\pgfutil@empty
\fi

なんてのをいれると,上の例のようなケースは期待通りになるのですが,
乱暴すぎるように思います.

LuaLaTex+uline--で禁則処理されない

- 小川 の投稿

\documentclass[paper=a5,jafontsize=10pt,line_length=10zw]{jlreq}

\usepackage{uline--}

\parindent=0pt

\begin{document}

1234567890、1234567890\par

\uline{1234567890、1234567890}\par

1234567890\par

\end{document}


上記コードをLuaLaTexでタイプセットすると禁則処理されず「、」が行頭にきてしまいます。

対処方法等ありましたらご教示頂きたくお願いします。

念のためログファイルも添付します。


環境

Windows10

TeXLive2022

pdfファイルの挿入について

- 伊藤 直人 の投稿
jlreqでpdfpagesパッケージを用いてpdfの書類を挿入した時のpagestyleの設定について質問です。

現在,私は添付ファイル(220610.tex)の4~11行目のようにpagestyleを定義しています(○○○○○などとしている部分は,丸の数だけ別の文字が入ります)。

このとき,文章内に別のpdfファイルを挿入して本文と同じpagestyleにしたいのですが添付のpdfファイル(220610.pdf)の2ページだけ共通にならず,定義したpagestyleの下部だけが表示されたようになります。

解決策をご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

jlreqのpagestyleについて

- 伊藤 直人 の投稿
続けての質問失礼します。

添付のtexソースを(LuaLaTeXで)コンパイルするとjlreqのバージョンによって,pagestyleの挙動に違いがあります。

古いバージョンでコンパイルすると自分の望んでいたものが出力され,新しいバージョンだと奇数ページの下部がはみ出したようになります。
※古いバージョンはlogファイルなどと共に,oldv.pdf,新しいバージョンは,newv.pdfという名前で添付しています。


新しいバージョンの使用に強いこだわりがあるわけではありませんが最新バージョンがあるなら気持ち的に最新バージョンを使いたいと思い質問させていただきました。

解決策をご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。