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pTeX の不審な挙動(その2)
(解決策をまだ考えられていないのが残念ですが)
実行方法は,例によって ptex -ini です.
環境は,Gentoo (amd64) 上で,tetex-src-3.0 + pTeX-3.1.11 です.
(前スレの角藤さんのパッチは当ててあります.それ以外はそのまま)
--- b.tex ここから ---
\input ptex.tex
\tracingall
% このときだけ結果がおかしい.「葉」「あ」が消える
\setbox0=\hbox{\ybaselineshift=1pt
p\kern 2pt \unkern 葉\kern3pt\unkern あ
\discretionary{a}{x}{b}\kern5pt\unkern l gg}\box0
\setbox0=\hbox{\ybaselineshift=0pt
p\kern 2pt \unkern 葉\kern3pt\unkern あ
\discretionary{a}{x}{b}\kern5pt\unkern l gg}\box0
\setbox0=\hbox{\ybaselineshift=1pt
p\kern 2pt \unkern 葉\kern3pt\unkern あ
\kern5pt\unkern l gg}\box0
\setbox0=\hbox{\ybaselineshift=0pt
p\kern 2pt \unkern 葉\kern3pt\unkern あ
\kern5pt\unkern l gg}\box0
\end
--- b.tex ここまで ---
ソース中のコメントに書きましたが,(segfaultしないとしても)
最初の段落だけ,日本語の「葉」「あ」が書けてしまいます.
ptex-base.ch [47.1105] delete_last 中の,disc_node まわりの処理が
おかしくなっているような気がします.
また,このソースは
> https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=402#p2150
に載せたものと実質的には同じものです.
--- c.tex ここから ---
\input ptex.tex
\tracingall
\chardef\er=`ぴ
\hbox{\tate\accent`いえ\accent`い x\accent`れ\er}
\end
--- c.tex ここまで ---
こちらは segfault します.3つ一組が揃ってエラーが起きるようです.
二段組で、最後のページの高さを揃える
いつもお世話になっております。
ドキュメントクラスarticleで二段組にすると、標準では
・まずページの左側を埋める
・その後、ページの右側を埋める
となり、最後のページに余白がある場合、ページの右下などが余白になります。これを、最後のページにおける左右の文章の高さを均等にできるようなオプション、またはスタイルファイルはありますでしょうか?
現在、ドキュメントクラスの指定は
\documentclass[a4paper, twocolumn, twoside]{article}
となっています。
以上、よろしくお願い致します。
pTeX でセグメンテーション違反
pTeX の動作チェック用のコードを書いていたのですが,添付したソースを
ptex -ini a.tex
などとして実行させると,pTeX がセグメンテーション違反を起こし,強制終了されてしまうことを見つけました.
tetex-3.0 + pTeX-3.1.11(←但し debug用の print 文を大量に挿入しています),
ptetex3-20091009 + e-pTeX-100131 + upTeX-0.29,
ptexlive-20091009 + e-pTeX-100131 + upTeX-0.29
で試しましたが,どれでも
ptex, eptex: NG, uptex, euptex: OK
となっているようです.
僕の環境のみの症状ならばいいのですが,皆様の環境では発生するでしょうか?
(ちなみに,こちらの環境は
Gentoo Linux (amd64, unstable)
gcc-4.4.3, glibc-2.11
です.)
ptexlive/otfパッケージのJIS2004/AJ1-6対応(2)
hiraginoN のオプション名を採用して、さきほど 3/2 版として公開しました。
が、実は pdvips, pxdvi を収録した段階で公開すべきだったと反省しています。というのも、hiraginoN 対応での変化が意外に大きくて、中途半端な仕上がりになっているからです。ということで、不都合・不具合がきっと山盛りです。;-(
まずは、JISX0213-2004-H/V が未収録ですので、http://homepage3.nifty.com/ttk/comp/tex/jishojo_004.tar.gz から展開して texmf/fonts/cmap/ 以下に配置して下さい。
また、OTF の開発版への入れ替えも、作業量が多いので今回は見送りました。
そして updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiraginoN を実行した後、pdvips, pxdvi がどんな動きをするのか未検証です。
特に pxdvi は CMap を内蔵(ハードコーディング)してますので、未知の CMap には対応できません。運が良くて文字化け、最悪は起動しなくなっているはずです。
pdvips のほうは、動きはするでしょうけども、できた PS が見られるかどうかは、ghostscript の設定次第でしょうね。またこういう PS を流通させてよいかどうかは、別途考える必要があると思います。
こういう微妙な話を、pxdvips/pxdvi 登場直後に持ち出すのは、やはり失敗でした。(^^;) ですので、安定するまで hiraginoN + pdvips/pxdvi の組み合わせた話はサポートしません。(^^;;;)
フォントへのシンボリックリンクは真面目に張ったつもりです。/System の下かどうかは、どちらにあってもちゃんと見ているはずです。Pro, ProN 共存させてます。
個人的には、このシンボリックリンクと、pxdvips/pxdvi がちゃんと動いていることの確認ができれば、このバージョンの役目は果たせたことになると思っています。
クラスファイルをMydocument内においてplatexを実行するには?
お世話になります.よろしく.
クラスファイル .cls FileをまとめてMydocument内のフォルダーにおいてコマンドplatexを実行したいのです.やり方があればすみませんが教えていただけないでしょうか?
.texファイルと.clsファイルを同一ディレクトリ内で同じレベルで共存させると実行できる, というのは既に解っています.
多分,コマンド\documentclassの中身が問題らしいのですがそれがよく読み取れないのです.既定値は実行する.texファイルのあるフォルダーにあるサブフォルダーでない.clsファイルをさがすことになっています.
奥村先生本のCDを使わせていただいています.あまり汚したくないのでusrファルダーの中に入れたくないのです.
ptexlive/otfパッケージのJIS2004/AJ1-6対応
最近出た本のいくつかはヒラギノ+Palatinoで組んであるものがあり,美文書の影響かもしれませんし,Mac上でDTP感覚でpTeXが使われるようになった証左かもしれません。
Mac OS X 10.5,10.6のヒラギノはAdobe-Japan1-6に対応しているはずです。また,JIS2004対応のProNが入っています。
しかし,今のptexliveのデフォルトではProのほうを使うようになっています。また,otfパッケージもAdobe-Japan1-5止まりだと思います。
ProNにしてCMapを変えてJIS2004対応にする方法は0213:2004対応CMap?のスレッドで教えていただきましたので,さっそく私もJISX0213-2004-HとUniJIS2004-UTF16-Hを使ってやってみました。
一方,otfパッケージ(とdvipdfmx)をAdobe-Japan1-6対応にするのはどなたかされているでしょうか。せっかくの1-6対応ヒラギノですので何とかならないかと思っています。
Mac OS にて 'jsarticle.cls' not found のエラー
質問ですが、
¥documentclass{jsarticle}
¥begin{document}
こんにちは、¥TeX!
¥end{document}
という、ソースで実行したのですが、
This is pdfeTeX, Version 3.141592-1.21a-2.2 (Web2C 7.5.4)
¥write18 enabled.
entering extended mode
(./test0.tex
LaTeX2e
Babel and hyphenation patterns for american, french, german, ngerman, b
ahasa, basque, bulgarian, catalan, croatian, czech, danish, dutch, esperanto, e
stonian, finnish, greek, icelandic, irish, italian, latin, magyar, norsk, polis
h, portuges, romanian, russian, serbian, slovak, slovene, spanish, swedish, tur
kish, ukrainian, nohyphenation, welsh, loaded.
! LaTeX Error: File `jsarticle.cls' not found.
Type X to quit or to proceed,
or enter new name. (Default extension: cls)
Enter file name: test0
! LaTeX Error: File `test0.cls' not found.
Type X to quit or to proceed,
or enter new name. (Default extension: cls)
Enter file name: X
というエラーメッセージが出て、とおりません。
/usr/local/teTex/share/texmf/ptex/platex/js
にjsarticle.clsをおいて、
sudo mktexlsr
としたところ、
maeda-tomio-no-macbook-air:js maedafumio$ sudo mktexlsr
Password:
sudo: mktexlsr: command not found
と出ました。
よろしくご教示お願いします。
dvipdfm/dvipdfmxの途中でgswin32が画像変換で失敗したりする
XPでgs8.64を使っています。
表題の件ですが、つい最近、特になにも設定変更してないはずなのに、DVIからPDFへの変換でエラーが出るようになりました。また、前通ってた変換においてもエラーがでたりします。また、dvioutのDviprtで、dvipdfmxを使うと通るけど、dvipdfm (not x)だと通りません。
エラーのlogは下記のようです:
** WARNING ** Filtering file via command -->gswin32c -q -dSAFER -dNOPAUSE -dBATCH -sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=1.4 -dAutoFilterGrayImages=false -dAutoFilterColorImages=false -dGrayImageFilter=/FlateEncode -dColorImageFilter=/FlateEncode -dUseFlateCompression=true -sOutputFile=C:/DOCUME~1/xxxx/LOCALS~1/Temp/dvipdfmx.a0376000013 -c .setpdfwrite -f ./fig/xxxxx.eps -c quit<-- failed.
** WARNING ** Image format conversion for "./fig/xxxxx.eps" failed...
** WARNING ** pdf: image inclusion failed for "fig/xxxxx.eps".
** WARNING ** Failed to read image file: fig/xxxxx.eps
** WARNING ** Interpreting special command PSfile (ps:) failed.
** WARNING ** >> at page="6" position="(73.3491, 672.698)" (in PDF)
** WARNING ** >> xxx "PSfile="fig/xxxxx.eps" llx=97 lly=337 u"
全てのファイルにおいてでてくるわけではなくて、いつも同じファイルで出てきます。しかしその.epsファイルを今まで何度も使って、エラーは特に出ませんでした。Linuxマシンでdvipdfmx/dvipdfm両方とも通ります(しかしdvipdfmだとPDFでの図の位置がおかしい)。自分の別のパソコン(XP、TeX環境はほとんど同じ設定)だと同じくエラーがでます。友達のパソコン(XP, gs8.14)だとエラーはでません。
どなたか心当たりありますでしょうか?
推測としては、フォントと関連してるかもしれません。(例えばAdobe等のなんらかのプログラムがフォントの設定を変更をした)。Meadowを使用していますが、以前にも標準以外のフォントのロードが非常に重くて(ファイル読み込みに1分程度かかるぐらい)、つかいものにならなかったので今でも標準フォントにしています。
よろしくおねがいいたします。
翻訳のための特殊な二段組みを作りたい
皆さん、こんにちは、いつもお世話になります。宜しくお願い致します。
この度、外国語を日本語に翻訳する作業を開始するに当たり、TeXの二段組み環境を利用したく思います。
左側に原文を、そして、右側に翻訳文を、対照させる形で表示させ、原文を読みつつ、翻訳文を作成・訂正しながら、完成させたく思っています。
twocolomn では、この希望は叶えません。
具体的・視覚的に明示しますと、以下のようになります。
aaaaa bbbbb ccccc ddddd eeee ffff あいうえおかきくけこさしすせそ
aaaaa bbbbb ccccc ddddd eeee ffff はまやらわあいうえおかきくけこ
aaaaa bbbbb ccccc ddddd eeee ffff あいうえおかきくけこさしすせそ
出来ましたら、翻訳の際には、段落ごとに作業を行いますので、原文の一段落が終わった次の段落で翻訳文を挿入し、コンパイルしますと、上記結果が出力されるようにしたいわけです。
以上、お知恵を拝借出来ましたら幸いです。宜しくお願い致します。
2010年2月11日(木)午後1時3分2秒