質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

tabular 横幅の指定について

- 佐藤 禎宏 の投稿
LaTeX 美文書作成入門 改訂第6版 を読んでます。p.145 8.6 横幅の指定の[参考]について質問します。「再右列に>{\centering} などをいれるとうまくいかないようですが、余分な空の列を右側に追加すると逃げられます。」と書いてあるのですが、「余分な空の列を右側に追加する」について具体的な方法をお尋ねします。
以下のコードは動きません。具体的な解決法を教えてください。よろしくお願いします。
\begin{table}[H]
\begin{center}
\begin{tabular}{|r|>{\centering}p{1.5cm}|>{\centering}p{1.5cm}|>{\centering}p{1.5cm}|} \hline
\multicolumn{1}{|c|}{} & \multicolumn{3}{c|}{\text{pvalue}}\\ \hline
 energy &     y1   &    y2    &    y3   \\ \hline
   8    &   0.004  &   0.003  &   0.018 \\
  10    &   0.012  &   0.011  &   0.008 \\
  15    &   0.018  &   0.047  &   0.003 \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}
\end{tabular}

Image cache in (x)dvipdfmx by Tsuchimura-san

- Akira Kakuto の投稿
ある理由により,デフォルトでは off にしてあるので
あまり知られていないのではないかと思い,ここでも
土村さんによる (x)dvipdfmx における image cache に
ついてお知らせしておきます。
(x)dvipdfmx で eps を含む場合,何度もソースを変更し
ながら pdf 作成を繰り返すような場合,image cache 機能
を使うと,パフォーマンスが極端によくなります。
このためには -I 24 のように -I 正整数 なるオプションを
指定します。 これは例えば 24 時間以内なら cache にある
変換済の pdf を使い,Ghostscript を呼ばないようにする
という意味になります。デフォルトでこの機能を on にする
には dvipdfmx.cfg に
I 24
のように記述しておきます。

otfbeta v1.7b6

- t tk の投稿
otfパッケージ
otfbeta v1.7b6を試しているのですが、
以下の点で、私のところでトラブルが出ています。

(1) エラーが出る。
! Undefined control sequence.
l.137 ^^I\if@jfam@used

これは、v1.7b5 の sty/otf.sty に存在した、
\@ifundefined{if@enablejfam}{%
 \let\if@jfam@used\iffalse
}{%
 \let\if@jfam@used\if@enablejfam
}
を復活させると直るようです。

(2) リンク切れ
http://psitau.kitunebi.com/otf1.7b6.zip
のリンクが繋がっていないようです。

(3) 不要ファイル
sty/otf.sty~
の不要ファイルが入ってしまっているようです。

ご報告まで。

サンプルとしてのLaTeXのソースファイルの入手方法

- 伊藤 芳浩 の投稿
英語のグラマーチェッカーのためにLaTeXの命令を除去または適切に置換する
フィルターを作成中のものです.
役に立つかはわかりませんが,高専の卒業研究として学生とやっております.
(latex2rtf がすでにありますし,勉強不足なので,その他にもいい方法が
あるのかもしれません.中間発表でも新規性が問題になりましたが,
最終的にはなんらかの新規性を考えようと思っております.)

動作チェックをするために自分以外の人が書いた英語のTeXのソースが
なるべく多く欲しいのですが,ネットでうまく検索できません.
サンプルをうまく入手する方法がありましたらお教えください.

よろしくお願い致します.

TeX Live texmf-localの扱いに関して。

- MegMin Meg の投稿
TeXLive/Cygwinの項で、「extractbb」の追加のときに、以下のような記述があります。
$ touch /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf
この場合、新規作成された空のファイルに書き加えるのですか?
もしそうであるなら、元の(/usr/local/texlive/????/texmf-dist/web2c内の)texmf.cnfは読み込まれるのでしょうか?

TeX Live and upTeX

- Akira Kakuto の投稿
以下,間違っているかもしれません。
TeX Live の
texmf-dist/fonts/vf/public/japanese-otf-uptex/
texmf-dist/fonts/tfm/public/japanese-otf-uptex/
をみると,upTeX の最新のフォントが抜けているような気がします。
従って map も例えば,otf-up-hiragino,map を見ると,

% TEXT, 90JIS
uphminl-h UniJIS-UTF16-H HiraMinPro-W2.otf
uphminl-v UniJIS-UTF16-V HiraMinPro-W2.otf
uphminr-h UniJIS-UTF16-H HiraMinPro-W3.otf
uphminr-v UniJIS-UTF16-V HiraMinPro-W3.otf
uphminb-h UniJIS-UTF16-H HiraMinPro-W6.otf
uphminb-v UniJIS-UTF16-V HiraMinPro-W6.otf
uphgothr-h UniJIS-UTF16-H HiraKakuPro-W3.otf
uphgothr-v UniJIS-UTF16-V HiraKakuPro-W3.otf
uphgothb-h UniJIS-UTF16-H HiraKakuPro-W6.otf
uphgothb-v UniJIS-UTF16-V HiraKakuPro-W6.otf
uphgotheb-h UniJIS-UTF16-H HiraKakuStd-W8.otf
uphgotheb-v UniJIS-UTF16-V HiraKakuStd-W8.otf
uphmgothr-h UniJIS-UTF16-H HiraMaruPro-W4.otf
uphmgothr-v UniJIS-UTF16-V HiraMaruPro-W4.otf
% JISX 0213:2004
uphminln-h UniJIS2004-UTF16-H HiraMinPro-W2.otf
uphminln-v UniJIS2004-UTF16-V HiraMinPro-W2.otf
uphminrn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraMinPro-W3.otf
uphminrn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraMinPro-W3.otf
uphgothrn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraKakuPro-W3.otf
uphgothrn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraKakuPro-W3.otf
uphminbn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraMinPro-W6.otf
uphminbn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraMinPro-W6.otf
uphgothbn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraKakuPro-W6.otf
uphgothbn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraKakuPro-W6.otf
uphgothebn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraKakuStd-W8.otf
uphgothebn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraKakuStd-W8.otf
uphmgothrn-h UniJIS2004-UTF16-H HiraMaruPro-W4.otf
uphmgothrn-v UniJIS2004-UTF16-V HiraMaruPro-W4.otf

であるべきところが,
% JISX 0213:2004
以下が抜けていると思います。

TexLiveのインストールについて

- Naoyuki Saito の投稿
美文書作成入門第6版に付属のDVDを使用して、
Mac OS X 10.8.5 環境にインストールを行っています。

インストーラのTeX Liveの構成で $DEST_ROOT/texlive/2013,~/texmf,~/.texlive2013 を指定しているのですが、
ホーム配下にtexmf,.texlive2013が作成されません。

設定ファイルは /Applications/TeXLive/Library/texlive/2013/texmf-dist/web2c/texmf.cnf にあります。

現状管理者ユーザではTeXは正常に動作しているのですが、全てのユーザで同じ初期設定を使用させたいと考えています。
そして、ユーザ自身で設定変更した場合はホーム配下に保存させたいのです。
この場合、各ユーザのホーム配下に上記のディレクトリを予め作成しておけば良いのでしょうか。
ご教授ください。よろしくお願いいたします。

TeXLive2013 の動作

- David Florence の投稿
初めて質問させていただきます.

LaTeX2e美文書作成入門 [第6版] に添付されていた CD から abtlinst を利用してインストールしましたが,コンパイルに成功していません.どなたか,問題の箇所をご指摘頂ければありがたく存じます.

試みたPCは3台,OS は,それぞれ Windows 7 (32 bit), Windows 7 (64 bit),
Windows 8 (64 bit) です.古い platex,  texlive2012 などは,abetlinst が表示した
フォルダをそのまま削除しています.abtlinst_log.txt の最後の部分は次の通り.

TeX2img のインストールを実行.
ImageMagick のインストールを実行.
nkf のインストールを実行.
あべのり設定を実行.
環境変数PATHから「%SystemRoot%\system32」を削除
環境変数PATHから「%SystemRoot%」を削除
環境変数PATHから「%SystemRoot%\System32\Wbem」を削除
環境変数PATHから「%SYSTEMROOT%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\」を削除
環境変数PATHから「C:\w32tex\bin」を削除
環境変数PATHから「C:\gs\gs8.71\bin」を削除
環境変数PATHから「C:\gs\gs8.71\lib」を削除
環境変数PATHから「C:\Program Files\Common Files\Ulead Systems\MPEG」を削除

実際,path を確認すると以下の通りで,古い path は消えています.
ユーザー環境変数: C:\texlive\2013\bin\win32
システム環境変数:
  C:\Program Files\ImageMagick-6.8.6-Q16;C:\texlive\2013\bin\win32;

なお c:\w32tex\ 以下の directories はそのまま残っています.

TeXworks を起動し,default の設定のままで以下の文書を入力,保存してコンパイルするとエラーが表示されます.

\documentclass{jsarticle}

\begin{document}

こんにちは,{\TeX}Live.

\end{document}


This is ptex2pdf[.lua] version 0.4.

Processing hello1.tex.

ptex2pdf processing of hello1.tex fails.


過去に作成したファイル (Shift-JIS) を TeXworks で開くと editor 画面では(もちろん)文字化けしますが pdf  画面では正しく表示されます.しかし,コンパイルしたら同じエラーメッセージが表示されました.

This is ptex2pdf[.lua] version 0.4.

Processing test1.tex.

ptex2pdf processing of test1.tex fails.


install-tl.bat を利用して TeXlive2012 をインストールしたPCでは,問題が発生した記憶がないので,どこがおかしいのか判断できていません.log ファイルも出力されていないようです.

 

mendexの辞書が読み込めない

- 匿 名 の投稿
角藤氏のTeXで
makeindex-w32.tar.xz 2013/9/10 21:44:21
を使用しているのですが、辞書ファイルの読み込みが上手くいかないようです。
改行コードを LF や CR のみなら問題無さそうですが、CR+LF だと駄目なようです。

[luatex-ja] LuaTeX-ja での埋め込み和文フォントの欠落

- ANDO K. の投稿
LuaTeX-jaで和文フォントを埋め込もうとして次の問題に遭遇しました。
LuateX-jaはW32TeX(on Windows 8.1)最新版に同梱のものと、Gitから
最新版を取ってきたものとの双方とTeXLive2013(on Mac OS X Mavericks)で
再現しました。

次のように一部のOTFフォントを本文に使用すると、
生成されたPDFで「示」の字が脱落します(添付ファイルをご覧ください)。

試しにluatexja-otfパッケージを使用して
\UTF{793A}などとして見ても、やはり脱落してしまいます。

どうもモリサワのOTFの同じ名前のフォントでもPr6やPr6Nは
大丈夫でProやStdなどがダメなようです。したがって、
\usepackage[morisawa-pro]{luatexja-preset}でも「示」の脱落が生じます。
モリサワ特有の問題というわけでもないようで、
ためしにイワタのフォントも試してみましたが同様の症状が再現されます。

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
\documentclass[10pt]{ltjsarticle}
\usepackage{luatexja-fontspec}

%モリサワ5書体ProとPr6N

%\setmainjfont{A-OTF-RyuminPro-Light.otf}      % NG
%\setmainjfont{A-OTF-FutoMinA101Pro-Bold.otf}  % NG
%\setmainjfont{A-OTF-GothicBBBPro-Medium.otf}  % NG
%\setmainjfont{A-OTF-FutoGoB101Pro-Bold.otf}   % NG
%\setmainjfont{A-OTF-MidashiGoPr6N-MB31.otf}   % NG
%\setmainjfont{A-OTF-Jun101Pro-Light.otf}      % NG

%\setmainjfont{A-OTF-RyuminPr6N-Light.otf}     % OK
%\setmainjfont{A-OTF-FutoMinA101Pr6N-Bold.otf} % OK
%\setmainjfont{A-OTF-GothicBBBPr6N-Medium.otf} % OK
%\setmainjfont{A-OTF-FutoGoB101Pr6N-Bold.otf}  % OK
%\setmainjfont{A-OTF-MidashiGoPr6N-MB31.otf}   % OK

%ためしに他のモリサワフォント(徐明、陸隷、秀英初号明朝撰)
%\setmainjfont{A-OTF-JominStd-Light.otf}       % NG
%\setmainjfont{A-OTF-LikureiStd-Regular.otf}   % NG
%\setmainjfont{A-OTF-ShueiShogoMSen-Hv.otf}    % OK


%ためしにイワタ(宋朝体新かなPro)
%\setmainjfont{IwaSouNPro-Md.otf}              % NG


\begin{document}
%%%NGなフォントだと「示」が脱落して全角分の空白が空く
問題の所在を示してみる。
\end{document}
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

Pr6N(Pr6)版には問題が生じないので、多くの人にとってはあまり関係ないかもしれません……