platex>dvips>ps2pdfでのIPAex埋め込み
学位論文の提出のためにPDF/AでPDFを出力すべく、platex>dvips>ps2pdf(rungs.exe)の順でこころみていますが、Ghostscriptのrungs.exe(ps2pdf)でMS明朝、MSゴシックが埋め込まれてしまいます。
platex>dvipdfmxで、-f ipaex.map, -f dlbase14.mapで、欧文、日本語ともにフォントの埋め込みに成功しますが、当然なことにPDF/Aでの出力になりません。
そこでplatex>divps>ps2pdf(rungs.exe)となるわけですが、
1:dvipsでdviをpsに変換する際に-Ppdf, -Pdownload35, -u+ipaex.map -oとし、日本語フォントを埋め込んでpsに変換したものを、ps2pdf(rungs.exe)で、rungs.exe -dPDFA -dCompatibilityLevel#1.5 -dEPSCrop -q -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE="pdfwrite" -sOutputFile="hoge.pdf" -c save pop -f "hoge.ps"として出力しようとすると、"Error: /typecheck in /findfont"となり、出力できません。むろん、psファイルをGSViewでも見ることもできません。
そこで、
2:dvipsでdviをpsに変換する際に-Ppdf, -Pdownload35, -oとし、日本語フォントを埋め込まずに、psに変換したものを、ps2pdf(rungs.exe)で、rungs.exe -dPDFA -dCompatibilityLevel#1.5 -dEPSCrop -q -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE="pdfwrite" -sOutputFile="hoge.pdf" -c save pop -f "hoge.ps"として出力すると、MS明朝、MSゴシックが埋め込まれてしまいます。こちらはGSViewでpsファイルを見ることができます。
3:環境は、Win7(64bit)、インストーラー3にてW32TeXを導入しておりますので、角藤氏が手を入れたGhostscript9.16で、奥村氏のHPにあるように、cidfmapにipaexをMS明朝、MSゴシックのエイリアスとなるように書き換えてみました。しかしこちらは一層深刻なエラーが出てくるようで、cidfmapを元に戻している段階です。cidfmapはC:\gs\gs9.16\libに入れています。
4:GSがIPAexフォントを見つけられずにいると思われるのですが、解決の方向性もよくわからず困っております。解決の方向性でもお示しいただければ助かります。よろしくお願いいたします。