質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

texlive2024でヒラギノを使いたい

- 中心極限定理 の投稿

先日TeXLive2024をインストールし,ヒラギノを使うべく色々な手段を試しましたが,未だにフォントを使うことができずに困っています。

◯環境

macbook air Early 2015

OS:Mac OS Monterey (ver.12.6.3)

◯やってみたこと

(1) https://qiita.com/osamu620/items/29948f0a856b9cf0c2b7を参考にして,

sudo tlmgr repository add http://contrib.texlive.info/current tlcontrib
sudo tlmgr pinning add tlcontrib '*'
sudo tlmgr install japanese-otf-nonfree japanese-otf-uptex-nonfree ptex-fontmaps-macos cjk-gs-integrate-macos
sudo cjk-gs-integrate --link-texmf --cleanup
sudo cjk-gs-integrate-macos --link-texmf
sudo cjk-gs-integrate-macos --link-texmf --fontdef-add=cjkgs-macos-highsierra.dat
sudo mktexlsr
sudo kanji-config-updmap-sys --jis2004 hiragino-highsierra-pron

をターミナルで実行。→(結果)ヒラギノは埋め込まれず,原ノ味が埋め込まれていた

(2) munepi氏の埋め込み用パッチBibunsho7-patchを実行してみた

→(結果)パッチアプリ上では「成功」と表示されたが,以下のエラーが出てPDFは出力されず。

dvipdfmx:warning: Could not locate a virtual/physical font for TFM "uprml-h".
dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "HiraginoSerif.ttc".
dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: HiraginoSerif.ttc
dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...

No output PDF file written.
ptex2pdf processing of test01.tex failed.

情報量が少ないですが,何か分かること,解決策,提示すべきファイルなどがあれば教えていただけると幸いです。

スタイルファイルの置き場について

- K Y の投稿

先程も質問させていただいたのですが,それより前段階なので,初心者の質問で申し訳ございません.ceo.styをインストールしたものの,

! LaTeX Error: File `ceo.sty' not found.

とエラーが出ています.ファイルは,C:\texlive\texmf-localに置いています.

expl3の展開についての質問

- 西村 一輝 の投稿

いつもお世話になっております。

毎度質問で申し訳ないのですが、expl3において以下のようなカンマ(,)でループするコードを書いた時に、上手くいかずどのようにすれば良いか教えてもらえないでしょうか。

\ExplSyntaxOn
\NewDocumentCommand {\foo } { m }{
\seq_set_split:Nnn \l_tmpa_seq {,} {#1}%カンマで分割し\l_tmpa_seqに格納
\bool_do_until:nn {\seq_if_empty_p:N \l_tmpa_seq} {%\l_tmpa_seqでループ
\seq_pop:NN \l_tmpa_seq \l_tmpa_tl%1つpopする。
\l_tmpa_tl%最初は1 次は2
\tl_put_right:Nn \l_tmpb_tl { | \tl_to_str:V \l_tmpa_tl}%\l_tmpb_tlに処理結果を追加していく。
}
\tl_use:N \l_tmpb_tl % 12|2|2 となってしまうが12|1|2としたい。
}
\ExplSyntaxOff
\foo{1,2}

実行すると出力は12|2|2が出力されるのですが12|1|2となるようコードを修正したいです。

\tl_to_str:xとしても未定義でエラーとなります。

よろしくお願いします。

タグ:

ceo.styについて

- K Y の投稿

TeXにおいて、ceo.styを使いたいのですが、ファイルの配布先がわかりません。配布先か、zipファイルをいただきたいです。

ちなみにCloudLaTeXは使用していません

最近 tlmgr update --self --all すると……

- mr2h の投稿
最近 tlmgr update --self --all すると、以下のように表示されました。================================================== PowerShell 7.4.2 PS C:\Program Files\PowerShell\7> my-tlmgr update --self --all texlive-scripts package not found (?!), skipping version consistency check tlmgr.pl: package repository https://jp.mirrors.cicku.me/ctan/systems/texlive/tlnet (not verified: gpg unavailable) tlmgr.pl: saving backups to C:/texlive/2024/tlpkg/backups tlmgr.pl: no self-updates for tlmgr available tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: babel-latvian tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: babel-welsh tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: biblatex-gb7714-2015 tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: circuit-macros tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: collection-latexextra tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: collection-plaingeneric tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: docsurvey tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: hulipsum tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: hyperref tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: install-latex-guide-zh-cn tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: memoize tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: minim-hatching tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: nicematrix tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: pdfmanagement-testphase tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: piton tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: texlive-scripts tlmgr.pl: no updates available ==================================================== そこで、いつものように、ビルドするべくtexworksを操作すると、 =============================================== ! LaTeX Error: File `hyperref.sty' not found. ================================================ となり、errorでstopしてしまいます。 これは、tlmgr update --self --allした際に、updateに失敗したということなのでしょうか。因みに hyperref は5月にupdateしたらしいのですが? ときどき、tlmgr.pl: skipping forcibly removed package: **** となりますが、この意味あいを教えて戴きたく。 新version が出たから強制的に削除するよ、ということなのでしょうか? 小生win11, texlive2024の環境です。

texの起動シーケンス、path設定など

- yasu taka の投稿

texlive(texworks)2022をwindowsで使用しています。

(取り立て理由はないのですが)2024をインストールしたいと考えています。

Web上には、現在の2022をアンインストールする必要ない、との記述が見られ、さらに、併存が可能との記述も見られます。

追加のインストールによって、現状の2022に影響を与えたくありません。安全のために。

さて、

windowsにはPath設定なるものや、環境設定なるものがあるということを知っています。

このまま、追加で、2024をインストールした場合に、それぞれの(texworksの)ショートカットをクリックするだけで、2022と2024を使い分けできるのでしょうか?

自分のwindows上では、texフォルダーへのPathが登録されていますが、これの影響を受けると思うのですが。

LuaTeX / SyncTeXの異常な動作について

- 酔漢 . の投稿

始めまして。

LuaTeXをつかってPDFファイルを出力すると、SyncTeXによる前方・後方の同期がおかしくなることがあります。

厳密な条件を絞り込みきっていませんが、これまでの様子からするとLuaTeXの問題ではないかと思われます。コミュニティに報告すべきですが、その前に自分でできる試験(synctexファイルの健全性チェックなど)がありましたらお教えください。

よろしくお願いします。

再現環境

  • Ubuntu 22.04 LTS
  • TeX Live 2024 ( install-tl-unx.tar.gz よりインストール)
  • lualatex (LuaHBTex 1.18.0 )
  • Document class :
    • book
    • jlreq

UbuntuはWSLおよびデスクトップLinux (KDE Neon)で再現しています。

再現手順

  • 以下のコマンドでPDFファイルを生成する。
    • lualatex -synctex=1 main.tex
  • PDFファイルを開き、chapter 2へ移る。
  • Chapter 2から LaTeXソース(fox.tex)へのリンクを試みる。
  • しかしこの操作は失敗する(fox.texからChapter 2へのリンクも失敗する)。

再現資料

一式が39kBあるのでアップロードできません。リンクを貼ります:

発見状況

100ページほどLaTeX文書を書いた後、upLaTeXからLuaTeXに乗り換えたときに気が付きました。 添付のファイルは問題を再現するものとしては最小に近いです。

昨晩までビルドできたのに今朝 tlmgr update --self -allしたらエラーがでる。

- mr2h の投稿
Win11 pro, texlive2024の環境でuplatexを使つています。 source codeはいかのとおりです。 ----------------------------------------\RequirePackage{plautopatch} \RequirePackage{exppl2e} % upLaTeX文書 \documentclass[dvipdfmx,uplatex-dev,tate,book,paper=a5,jafontsize=12pt, number_of_lines=13,line_length=33zh,baseline_skip=2zw, open_bracket_pos=zenkakunibu_nibu,hanging_punctuation]{jlreq} \ModifyPageStyle{plain}{nombre_position=bottom-left} \usepackage[utf8]{inputenc} \pagestyle{plain} \usepackage[dvipdfmx]{graphicx} \usepackage{bxpapersize} \usepackage{pxrubrica} \usepackage[deluxe,multi,jis2004]{otf} \usepackage{plext} \usepackage[directunicode*,noalphabet]{pxchfon}[2017/04/08] \usepackage{here} \usepackage{shiika} \usepackage[dir=mycache]{bxglyphwiki} \usepackage{indent} \usepackage{shiika} \rubysetup{} \parindent=0pt \NewPageStyle{mystyle}{nombre={-\textit{\thepage}-}} \ModifyPageStyle{mystyle}{nombre_position=bottom-left} \pagestyle{mystyle} \title{詩集 {\Huge {靑 猫}}} \date{} \author{\hspace{5zw}{\normalsize 著者} 萩原朔太郎} \begin{document} \maketitle \ModifyHeading{section}{% indent=2zw,label_format={\thesection 、}} \ModifyHeading{subsection}{% indent=2zw,label_format={\thesubsection 、}} \thispagestyle{empty} \vspace*{6zw} \hspace{2zw} \thispagestyle{empty} \mbox{} \newpage \setcounter{page}{1} \vspace*{8zw}        宇宙は意志の現れであり、意志の本質は惱みである\\                        {\small シヨウペンハウエル} \newpage \section*{自序}  「靑猫」の初版が出たのは、一九二三年の春であり、今から約十年ほど昔になる。その後ずつと\GWI{u7d55-k}版になつて、市上に長く本を\GWI{u7d55-k}えて居た。元來、詩集といふものは、初版限りで\GWI{u7d55-k}本にするところに價値があるので、版を重ねて増册しては、詩集の人に貴重される稀本の價値が無くなつて來る。しかも今日、あへてこの再版を定本にして出す\GWI{u6240-k}以は、著者の私にとつて種種の理由があるのである。\\  第一の理由は、初版「靑猫」の内容と\GWI{u7de8-k}輯とが、私にとつて甚だ不滿足であり、意にみたないところが多かつた爲である。この詩集の校正が\GWI{u7d42-ue0101}り、本が市上に出始めた頃、私はさらにまた多くの詩を作つて居た。それらの詩篇は、すべて「靑猫」に現れた同じ詩境の續篇であり、詩のテーマに於てもスタイルに於ても、當然「靑猫」の中に\GWI{u7de8-k}入すべき種類のものであつた。否むしろそれが無ければ、詩集としてのしめ括りがなく、大尾の完成が缺けるやうなものであつた。しかも詩集は\GWI{ufa42-var-002}に製本されて出てしまつたので、止むを得ず私は、さらに此等の詩を集めて一册にし、靑猫續篇詩集(第二靑猫)として刊行しようと考へた。然るにその出版の好機がなく、且つ詩の數が少し豫定に足りないので、そのまま等閑に附してしまつた。但し此等の詩篇は、當時雜誌「日本詩人」その他に發表し、後に第一書\GWI{u623f-k}版の綜合詩集にも\GWI{u7de8-k}入したので、私の讀者にとつては\GWI{ufa42-var-002}に公表されてる者なのである。しかも「靑猫」を完全な定本詩集とする爲には、是非とも此等の詩を補\GWI{u907a-k}しなければならないので、初版出版後今日まで、長く私はその再版の機會を待つて居た。\\  同時にまた私は、その再版の機會をまつて、初版本の\GWI{u7de8-k}輯上に於ける不統一を正さうとした。全集や綜合詩集は例外として、すべて單一な標題を掲げた詩集は、その標題が示す一つの詩境を、力強く一點に向つて集中させ、そこに詩集の統一された印象を構成させねばならないこと、あだかも一卷の小\GWI{u8aaa-jv}に於ける構成と同じである。一册の標題された詩集の中に、そのテーマやスタイルを異にしてゐる種種雜多の詩が書かれてるのは、藝\GWI{u8853-k}品としての統一がなく、内容上の美的裝幀を失格してゐる。そして「靑猫」の初版本が、この點でまた不備であつた。例へば「軍隊」「僕等の親\GWI{u5206-k}」などのやうに詩の主想とスタイルとを異にして居る別種の者が混入して居り、他との調和美を破つて居た。再版の機會に於て、これもまた改訂\GWI{u7de8-k}輯せねばならなかつた。\\  次の第二の理由は、初版本の裝幀、特に\GWI{u633f}繪のことに關係して居る。私の始めのプランとしては、本書に用ゐた物と同じやうな木版畫を、初版本にも\GWI{u633f}繪とするつもりであつた。然るに出版書店の方で時日を\GWI{u8feb-k}り、版畫職工との煩瑣な交渉を\GWI{u5acc-k}つた爲、止むを得ず有り合せの繪端書を銅版にして代用した。元來私の書物に於ては、\GWI{u633f}繪が單なる裝飾でなく、内容の一部となつて居るのであるから、\GWI{u633f}繪が著者の意に充たないのは、内容の詩集が意に充たないのと同じである。この點もまた機會を見て、再版に改訂せねばならなかつた。\\  最後に第三の理由としては、この詩集「靑猫」が、私の過去に出した詩集の中で、特になつかしく自信と愛着とを持つことである。世\GWI{u8a55-k}の好惡はともかくあれ、著者の私としては、むしろ「月に吠える」よりも「靑猫」の方を愛してゐる。なぜならこの詩集には、私の魂の最も奧深い\ruby[g]{哀愁}{ペーソス}が歌はれて居るからだ。日夏耿之介氏はその著「明治大正詩史」の下卷で、私の「靑猫」が「月に吠える」の延長であり、何の新しい變化も發展も無いと斷定されてるが、私としては、この詩集と「月に吠える」とは、全然異つた別の出發に立つポエヂイだつた。處女詩集「月に吠える」は、純粹にイマヂスチツクのヴイジヨンに詩境し、これに或る生理的の恐怖感を本質した詩集であつたが、この「靑猫」はそれと異なり、ポエヂイの本質が全く\ruby[g]{哀傷}{ペーソス}に出發して居る。「月に吠える」には何の\GWI{u6d99-var-001}もなく哀傷もない。だが「靑猫」を書いた著者は、始めから疲勞した\ruby[g]{長椅子}{ソフハア}の上に、\GWI{u7d55-k}望的の悲しい\ruby[g]{身體}{からだ}を投げ出して居る。\\  「靑猫」ほどにも、私にとつて懷しく悲しい詩集はない。これらの詩篇に於けるイメーヂとヴイジヨンとは、\GWI{u6d99-var-001}の網膜に映じた幻燈の繪で、雨の日の\GWI{u785d-k}子窓にかかる曇りのやうに、拭けども拭けども後から後から現れて來る悲しみの表象だつた。「靑猫」はイマヂスムの詩集でなく、近刊の詩集「氷島」と共に、私にとつての純一な感傷を歌つた詩集であつた。ただ「氷島」の悲哀が、意志の\ruby{反噬}{はん|ぜい}する牙を持つに反して、この「靑猫」の悲哀には牙がなく、全く疲勞の椅子に身を投げ出したデカダンスの悲哀(意志を否定した\GWI{u865b}無の悲哀)であることに、二つの詩集の特殊な相\GWI{u9055-k}があるだけである。日夏氏のみでなく、當時の詩壇の定\GWI{u8a55-k}は、この點で著者のポエヂイを甚だしく誤解してゐた。そしてこの一つのことが、私を未だに寂しく悲しませてゐる。今この再版を世に出すのも、\GWI{ufa42-var-002}に十餘年も經た今の詩壇で、正しい認識と理解をもつ別の讀者を、新しく求めたいと思ふからである。  本書の標題「靑猫」の意味について、しばしば人から質問を受けるので、ついでに此\GWI{u6240-k}で解\GWI{u8aaa-jv}しておかう。著者の表象した語意によれば、「靑猫」の「靑」は英語の Blue を意味してゐるのである。即ち「希望なき」「憂鬱なる」「疲勞せる」等の語意を含む言葉として使用した。この意を明らかにする爲に、この定本版の表紙には、特に英字で The Blue Cat と印刷しておいた。つまり「物憂げなる猫」と言ふ意味である。も一つ他の別の意味は、集中の詩「靑猫」にも現れてる如く、都會の\GWI{u7a7a-ue0101}に映る電線の靑白いスパークを、大きな靑猫のイメーヂに見てゐるので、當時田舍にゐて詩を書いてた私が、都會への切ない郷愁を表象してゐる。尚この詩集を書いた當時、私はシヨーペンハウエルに惑溺してゐたので、あの意志否定の哲學に本質してゐる、厭世的な無爲のアンニユイ、小乘佛教的な寂滅爲樂の厭世感が、\ruby{自}{おのづ}から詩の\GWI{u60c5-k}想の底に漂つてゐる。\\  初版「靑猫」は多くの世\GWI{u8a55-k}に登つたけれども、著者としての私が滿足し、よく詩集のエスプリを言ひ當てたと思つた批\GWI{u8a55-k}は、當時讀んだ限りに於て、藏原伸二郎君の文だけだつた。よつてこの定本では、同君に舊稿を乞うて卷尾に附した。讀者の鑑賞に便すれば幸甚である。\\  \textgt{\GWI{u633f}繪について} 本書の\GWI{u633f}繪は、すべて明治十七年に出版した世界名\GWI{u6240-k}圖繪から\GWI{u63a1-k}\GWI{u9304-g}した。畫家が藝\GWI{u8853-k}意識で描いたものではなく、無智の職工が寫眞を見て、機械的に木口木版(西洋木版)に刻つたものだが、不思議に一種の新鮮な詩的\GWI{u60c5-k}趣が縹渺してゐる。つまり當時の人人の、西洋文明に對する驚き―汽車や、ホテルや、蒸汽\GWI{u8239-k}や街路樹のある文明市街やに對する、子供のやうな\GWI{u6085-k}びと不思議の驚き―が、エキゾチツクな詩\GWI{u60c5-k}を刺激したことから、無意識で描いた職工版畫の中にさへも、その時代\GWI{u7cbe-var-001}\GWI{u795e-k}の浪漫感が表象されたものであらう。その點に於て此等の版畫は、あの子供の驚きと\GWI{u9060-k}い背景とをもつたキリコの繪と、偶然にも\GWI{u7cbe-var-001}\GWI{u795e-k}を共\GWI{u901a-k}してゐる。しかしながらずつと古風で、色の褪せたロマンチツクの風景である。\\  見給へ。すべての版畫を\GWI{u901a-k}じて、\GWI{u7a7a-ue0101}は靑く透明に\GWI{u6674-k}れわたり、閑雅な白い雲が\GWI{u6d6e-k}んでゐる。それはパノラマ館の屋根に見る靑\GWI{u7a7a-ue0101}であり、オルゴールの音色のやうに、靜かに寂しく、無限の郷愁を誘つてゐる。さうして鋪\GWI{u9053-k}のある街街には、靜かに音もなく、夢のやうな建物が眠つてゐて、秋の巷の落葉のやうに、閑雅な雜集が徘徊してゐる。人も、馬車も、旗も、汽\GWI{u8239-k}も、すべてこの風景の中では「時」を持たない。それは指針の止つた大時計のやうに、無限に悠悠と靜止してゐる。そしてすべての風景は、カメラの磨\GWI{u785d-k}子に寫つた景色のやうに、時\GWI{u7a7a-ue0101}の第四次元で幻燈しながら、\ruby[g]{自奏機}{おるごをる}の鳴らす侘しい歌を唄つてゐる。その侘しい歌こそは、すべての風景が\GWI{u60c5-k}操してゐる一つの郷愁、即ちあの「都會の\GWI{u7a7a-ue0101}に漂ふ郷愁」なのである。\\   西暦一九三四年秋\\                              著者 \newpage \end{document} ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- error logは以下の通りです ==================================================================== This is e-upTeX, Version 3.141592653-p4.1.1-u1.30-230214-2.6 (utf8.uptex) (TeX Live 2024) (preloaded format=uplatex 2024.5.20) 24 MAY 2024 11:33 entering extended mode \write18 enabled. %&-line parsing enabled. **底本靑猫.tex (./底本靑猫.tex pLaTeX2e <2023-02-14u04>+1, based on LaTeX2e <2023-11-01> patch level 1 L3 programming layer <2024-04-11> (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/plautopatch/plautopatch.sty Package: plautopatch 2021/12/07 v0.9q Automated patches for pLaTeX/upLaTeX ) (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/platex/base/exppl2e.sty Package: exppl2e 2020/09/28 v1.1h Experimental pLaTeX2e features Package exppl2e Warning: This is the unstable, experimental part of pLaTeX2e. (exppl2e) This package may contain: (exppl2e) * future patches to pLaTeX (exppl2e) * experimental new features (exppl2e) Please note that these can be removed without any (exppl2e) announcement at some point in the future, and may (exppl2e) also have some critical bugs. We appreciate any (exppl2e) reports and comments. Thank you for your cooperation. (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/platex/base/platexrelease.sty Package: platexrelease 2023/01/08 v1.0p latexrelease support for pLaTeX Kernel (including releases up to 2023-02-14) (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/base/latexrelease.sty LaTeX Info: Redefining \IfTargetDateBefore on input line 283. Package: latexrelease 2022/11/14 v1.0p LaTeX release emulation and tests (inclu ding releases up to 2023-11-01) Package latexrelease Warning: Current format date selected, no patches applied. ) Package platexrelease Warning: Version of `latexrelease' is newer than (platexrelease) what `platexrelease' knows. Package platexrelease Warning: Current format date selected, no patches applied . Applying: [2017/10/28] pLaTeX Info on input line 151. Already applied: [2017/07/29] pLaTeX Info on input line 181. Already applied: [2016/09/08] pLaTeX Info on input line 195. Already applied: [2016/09/03] pLaTeX Info on input line 201. Already applied: [2016/07/01] pLaTeX Info on input line 207. Already applied: [2016/04/17] pLaTeX Info on input line 210. Already applied: [0000/00/00] pLaTeX Info on input line 219. Applying: [2020/10/01] Pre-load plexpl3 on input line 227. (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/platex/base/plexpl3.sty (c:/texlive/2024/texmf-dist/tex/latex/l3kernel/expl3.sty Package: expl3 2024-05-08 L3 programming layer (loader) ! LaTeX Error: Mismatched LaTeX support files detected. (LaTeX) Loading 'expl3.sty' aborted! (LaTeX) (LaTeX) The L3 programming layer in the LaTeX format (LaTeX) is dated 2024-04-11, but in your TeX tree the files require (LaTeX) at least 2024-05-08. For immediate help type H . ... l.78 \ExplLoaderFileDate{expl3.sty}} % ? ! Emergency stop. ... l.78 \ExplLoaderFileDate{expl3.sty}} % The most likely causes are: - A recent format generation failed; - A stray format file in the user tree which needs to be removed or rebuilt; - You are running a manually installed version of expl3.sty which is incompatible with the version in LaTeX. LaTeX will abort loading the incompatible support files but this may lead to later errors. Please ensure that your LaTeX format is correctly regenerated. Here is how much of TeX's memory you used: 331 strings out of 476194 10182 string characters out of 5795213 1918599 words of memory out of 5000000 22711 multiletter control sequences out of 15000+600000 560710 words of font info for 54 fonts, out of 8000000 for 9000 28 hyphenation exceptions out of 8191 79i,0n,100p,255b,42s stack positions out of 10000i,1000n,20000p,200000b,200000s No pages of output. ======================================================================== また、原稿フアイルを他の、正常にビルドできていたものに変えても同様のerrorで、stopします。 直近の update で仕様変更なり、もしかして、bugが有るのでしようか??

花園明朝で縦書き時に、句点が横書き用になってしまう

- 道光 の投稿

お経の組版をするために lualatex を入れてみました。
フォントとして花園明朝を指定しましたが、縦書き時に、句点が横書き用のものが使われてしまいます。
コンパイルエラーにはなっていません。

luatexja-otf パッケージを入れて縦書き用句点の文字コードを直接指定 \UTF{FE12} すると出るのですが。
何か別途設定等が必要なのでしょうか。

以下がコードです。(添付ファイルにログがあります)

\documentclass[paper={17.7cm,36.4cm},tate,jafontsize=18pt,hanging_punctuation,landscape]{jlreq}
\usepackage{luatexja-otf}
\usepackage{luatexja-fontspec}
\newjfontfamily{\HanaMin}[
  YokoFeatures={JFM=jlreq},
  TateFeatures={JFM=jlreqv},
]{HanaMinA Regular}%HanaMinA Regular    2017-09-04; (gw1796612)

\begin{document}
\HanaMin 謹墀醯唎。摩訶皤哷。沙咩薩婆。

\HanaMin 謹墀醯唎\UTF{FE12}摩訶皤哷\UTF{FE12}沙咩薩婆\UTF{FE12}
\end{document}

添付 test.jpg

mbboardの導入

- mathema の投稿
\documentclass{article} \setcounter{secnumdepth}{4} \usepackage[utf8]{inputenc} \newcommand{\maru}[1]{\ooalign{ \hfil\resizebox{.8\width}{\height}{#1}\hfil \crcr \raise.1ex\hbox{\large$\bigcirc$}}}%encircle \usepackage{fancybox}%about frame \usepackage{luatexja}%japanese \usepackage{tikz} \usetikzlibrary{positioning} \usetikzlibrary{cd}%tikzcd \usetikzlibrary{decorations.pathmorphing} \usepackage{xcolor} \usepackage{graphics}%reverse %$\usepackage[margin=15mm]{geometry}%Make margin small \usepackage[dvipdfmx]{graphicx}%about scalebox \usepackage{amsmath,amsfonts,amsthm,amssymb,amscd,ascmac}%in order to higher formula and mathfrak and so on. \usepackage{latexsym, mathtools}%arrow \usepackage{textcomp}%※ \usepackage{bussproofs}%prooftree \usepackage{pifont} \usepackage{subfigure} \usepackage{lscape}%%revolve \usepackage{stmaryrd}%bracket \usepackage{cancel}%diagonal line on a letter \usepackage{comment} \usepackage{mathrsfs}%花文字(スクリプトフォント) \usepackage{hyperref} \usepackage{here}%\figure[H]でその場に出力 \usepackage{caption} \usepackage {mbboard}%黒板の太字フォント \captionsetup[figure]{labelsep=space}%figureの後ろの:をなくす %余白関連 \usepackage{bm} \usepackage{here} \usepackage{bbm} \usepackage{fancyhdr} \usepackage[margin=15mm]{geometry} \theoremstyle{definition} \newtheorem{dfn}{定義}[subsection] \newtheorem{prop}[dfn]{命題} \newtheorem{lem}[dfn]{補題} \newtheorem{thm}[dfn]{定理} \newtheorem{cor}[dfn]{系} \newtheorem{rem}[dfn]{注意} \newtheorem{fact}[dfn]{事実} \newtheorem{exa}[dfn]{例} \renewcommand{\qedsymbol}{$\blacksquare$} \newcommand{\red}[1]{\textcolor{red}{#1}} \renewcommand{\figurename}{図} \renewcommand{\baselinestretch}{1.3}%Leave a space between lines %\renewcommand{\refname}{参考文献}%英語のクラスでthebilbliograpyのコマンドでReferenceと出るところを参考文献に変える %\usepackage{fancyhdr} %\pagestyle{fancy} %\rhead{\thepage}% \parindent = 0pt%no indent %% \usepackage[% %% backend = biber, %% bibstyle = amsplain, %% ]{biblatex} % %\nocite{*} %% \addbibresource{bib_name.bib} \pagestyle{headings}%ページ番号等なし %\rhead{\thepage}% \parindent = 0pt%no indent \setcounter{section}{-1}%番号を0から始める \begin{document} \mathbb{0} \end{document} 上記をlualatexのlatexエンジンででcloud latexで入力したら、 ! Font \OT1/mbb/bx/n/12=mbb12 at 12pt not loadable: metric data not found or bad. relax このようなエラーが出てきました。このエラーをそのまま検索してみてそれらしいことをしてみたのですが駄目でした。 styファイルの扱い方がよくわかっていないのですが、mbboardのstyファイルをダウンロードして、ネット上のlatexだとそれを張り付けるだけでよいのでしょうか。 よろしければお願いします。