和田様、昨晩も遅い時間帯にご対応ありがとうございます。
KozMinPr6N-Light.otf については自身がこれまで、TeX使用時に用いるフォントとして選択してこなかった(必要としていなかった)ため、あえてシンボリックリンクの作成は行っておりませんでした。
TeX Live 2024に非同梱の和文フォントである Noto Sans_JP、Noto Serif_JPを $TEXMFLOCAL/fonts/opentype/ 配下に配置しました(本スレッドで述べている小塚フォントのシンボリックリンクも<これまで述べた場所と同じになりますが、>同じ配下にあります)。
Noto フォントは実体を配下に置いている形となっており、小塚フォントはシンボリックリンクを配下に置いているという形になっているという違いがあります。
その結果、Noto フォントの埋め込みはできましたが、小塚フォントの埋め込みは相変わらずできません。
となると、考えられるのは、TeX Live 2024側には本スレッドで問題としている事象にかかる仕様変更がないこと、
およびAdobe Fonts に対してなんらかの仕様変更があったのではないかということです。
これはあくまで仮説であり、私の認識が誤りであるかもしれません。
ですが、ここまでの状況を考えますと、このような仮説が成り立つのではないか、と思った次第です。
数字5桁の拡張子なしファイルをリンク先とするシンボリックリンクですと、
リンク元のファイル名を(TeX Live 2024が認識できるよう)「KozMInPr6N-Regular.otf」のようにしたとしても、
現時点では、9月末までとは異なり、フォント埋め込みができなくなってしまっているのではないか、と思われます。
例の拡張子なしファイルですが、「スクランブルされ、保護された状態」でダウンロードされているようです。
シンボリックリンクを張るのは、リンク先のファイルを移動させたり、移動させずに拡張子をつける等のファイル名を変更することが、ライセンス的に問題になることが理由になりますが、外部アプリのコマンド入力からのアクセスを封じるようなスクランブルが新たにかかるようになったのならば、TeX Liveでは小塚フォントを埋め込めない、ということとなりそうですね…。
あともし別角度からの検証ができるとすれば、OSの再クリーンインストールを試し、それでもなお状況が改善しないままなのか、それとも従前のように問題なく動くのかをみることくらいになりますでしょうか…。
とはいえ、OSの問題というのは考えにくい気がいたします。
返信いただけますと幸いです。よろしくお願いします。