質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

titlepage環境内で\textheightギリギリのtcolorbox環境を垂直方向均等に配置したい.

- Shiny Mt.Fuji の投稿

卒論の表紙作成にlualatex, jlreq, tcolorboxを使用しております. 表紙には,\textwidth, \textheightを超過した飾り罫が必要ですので,それをtcolorboxパッケージで実現しています. 具体的には,欲しい縦横比をもつtcolorbox環境を用意し(サイズは\textwidth0.96\textheight),borderlineoffsetオプションを用いて本文ボックス外に飾り罫を施しています.

ここからが本題で,tcolorbox環境をtitlepage環境内に垂直方向均等に配置したい(つまり,titlepage環境の上端から0.02\textheight下げたところからtcolorbox環境を始めたい)のですが,高さが\textheightに近いボックスだと,よくある\vfillでサンドするやり方ではうまくいきません. \vspace, \vfilも試してみましたが,やはり難しいようです.

再現のためのtexファイルと出力されたpdfファイルを添付しておりますので,よろしければご参照ください. ボックスの関係が分かりやすいよう,showframeパッケージを導入しております. 正確に均等配置する方法があれば教えていただきたいです. 何卒よろしくお願いいたします.

添付 main.jpg

TeXLive のインストールが終わっていないようだが使える

- 吉田 茂生 の投稿

TeX Live のインストールを開始してから5時間くらいになると思います。が、「TeX Live へようこそ!」が出てきません。しかし、TeXworks を使ってみたところ、正常に動くようです。インストールは終わったと考えてよいのでしょうか?どなたかご存じの方がおられれば教えてください。

以下で状況をより詳しく説明します。

当方は、OS としては Windows 11 Pro v21H2 を使っており、ISO イメージ texlive2025-20250308.iso を使って管理者としてインストール作業をしています。

インストーラの経過表示にエラーらしきものはなく、表示の流れをたどっていくと、コンポーネントのインストールは

Installing [4813/4813, time/total: 45:13/45:13]: zztex [147k]
Time used for installing the packages: 45:14

で終わっており、それから mktexlsr が始まり、それも

mktexlsr: Updated C:/texlive/2025/texmf-config/ls-R.
mktexlsr: Done.

で終了し、その後、

setting up ConTeXt caches: running mtxrun --generate ...done
running context --luatex --generate ...done
running mtxrun --script fonts --reload ...done
running context --luajittex --generate ...done
pre-generating all format files, be patient...
running fmtutil-sys --no-error-if-no-engine=luametatex,luajithbtex,luajittex,mfluajit --no-strict --all ...done
running path adjustment actions
finished with path adjustment actions
running package-specific postactions
ptex2pdf programs already included in tools.ini, not adding again.
default is already set as pLaTeX (ptex2pdf) in TeXworks.ini, no change.

まで行ったところで止まっております。TeXworks は使えるみたいなので、インストールは終わったのかなあとも思いつつ、「TeX Live へようこそ!」が出てこないので不安です。よろしくお願いします。

MusiXTeX のマニュアルドキュメントの最新版musixdoc.ltx をタイプセットしたい

- 栃折 成紀 の投稿

MusiXTeX の新版1.39がリリースされました:

https://www.ctan.org/pkg/musixtex

MusiXTeX は TeX により楽譜を作成するという素晴らしいソフトであり、今も不定期に更新が続けられている MusiXTeX の最新の機能がマニュアルにより、日本語で読めたらいいなと思います。

森脇道雄氏が提供してくださっている、MusiXTeX 日本語版マニュアル: http://www.mab.jpn.org/musictex/musixtex_j.html#MusiXJdc

という、素晴らしい日本語texファイルがありますが、これは Version T.98j1(2001年1月2日)という、もう25年近く前のものであり、恐らく MusiXTeX のホットな話題や機能を拾えたものになっていないと思います。

そこで、MusiXTeX のマニュアルドキュメントmusixdoc.pdf を texソースファイルからコンパイルして作ることができれば日本語訳版も作ることができるだろうと考え、

http://icking-music-archive.org/software/musixtex/musixtex139.zip

に収められている \musixtex139\musixtex\doc\musixdoc\musixdoc.ltx

(← 必要なら拡張子を .ltx から .tex にリネームする)を platex でコンパイルしてみたのですが、これが少なくとも私の知見では簡単にタイプセットできないように感じています。それどころか、

 %test.tex

\documentclass[twoside,11pt,notitlepage]{report}
\usepackage{musixdoc}

\startmuflex

\makeindex

\begin{document}

a

\end{document}

%--------------------

という texファイルを \musixtex139\musixtex\doc\musixdoc\musixdoc.sty(更新日付2025‎年‎6‎月‎17‎日、‏‎8:39:52)で platex で処理すると、コンパイルは終了するのですが、出来た musixdoc.dvi が dviout で正常に開けないファイルとなってしまいます。

このようにして、MusiXTeX のマニュアルドキュメントの最新版musixdoc.ltx をタイプセットする方法があれば教えていただくことはできますか?私の環境は、

Windows 11, TeX Live 2025(←ディレクトリ構造を少し変えています)です。logファイルを添付させていただきます。

tikz によるインラインの描画の字間調整が難航

- KK TeX の投稿

まるの中に任意の漢字・数字を入れたいので、以下のようなコマンドを作っています。

\DeclareRobustCommand{\maru}[1]{%
\raisebox{0.2ex}{%
\hspace{3.2pt}
\tikz[baseline=(char.base), overlay]{%
\node[shape=circle, minimum size=.98em, draw,inner sep=-2pt] (char) {{\raisebox{0.04mm}{\footnotesize{#1}}}};
}} %ここ
\hspace{0.2pt}
}

しかし、「%ここ」の部分に \nolinebreak を入れると改行の抑制はできますが字間が壊れるという問題が生じています。

また、かねてからこのコマンドにおいて .2pt plus 1pt minus 1pt のような可変スペースを入れる方法を用いていないため、同一行にて同コマンドを何度も使用した場合に字間に乱れが生じるという問題がりました。ですが、色々試したもののこちらの調整も自分ではうまくいきませんでした。

自分はこういったペナルティーの扱いに関しては全くもって知識が浅いため、これらの調整に難航しています。どなたかお詳しい方で、こういう場合の対処法についてご教示いただける方はいらっしゃいませんでしょうか。

角カッコの横線を長くしたい

- TAKENO Shigeharu の投稿

個人的な意見ですが、数式内の標準の丸かっこ (開区間など) は特に問題ないのですが、標準の角カッコ (閉区間など) は、横線が短か過ぎて、縦線と見間違えそうです。

「LaTeX2e 美文書作成入門」、「LaTeX2e 標準コマンドポケットリファレンス」にある数式用フォントのパッケージを試した感じでは、mathabx のフォントが比較的横線が長めなのですが、もっと極端に長いものがあってもよさそうに思います。

そこで、数式の角カッコの横線が長いフォントをご存知でしたら教えていただきたいです。または、自作などの他の方法で角カッコの横線を長くする方法でも結構です。

なお、角カッコ部分だけを拝借しようと、以下のようにやったのですが、他のパッケージでは同様にして拝借できるようですが (arev, euer, lxfonts 等)、mathabx はうまくいかず、カッコ部分がカッコになりません。\usepackage{mathabx} も同時に指定すればちゃんとカッコになるのですが、それがないとうまくいかないようです。これについても、何かご存知の方は教えていただけるとありがたいです。

    \DeclareSymbolFont{abxsym}{U}{matha}{m}{n}
    \DeclareSymbolFont{abxlarge}{U}{mathx}{m}{n}  
    \DeclareMathDelimiter{\kakul}{\mathopen}{abxsym}{"72}{abxlarge}{"10}
    \DeclareMathDelimiter{\kakur}{\mathclose}{abxsym}{"73}{abxlarge}{"18}
    \begin{document}
     \begin{displaymath}
     \kakul 3,5\kakur,\ \bigl\kakul 3,5\bigr\kakur,
     \ \Bigl\kakul 3,5\Bigr\kakur,\ \biggl\kakul 3,5\biggl\kakur,
     \ \Biggl\kakul 3,5\Biggr\kakur
     \end{displaymath}

以上、よろしくお願いいたします。

TeXWorksでのドキュメント更新不具合とrunscriptのエラーポップアップについて

- F Roco の投稿

新しいPC(Windows11 Home)にTeXLive2025を以下の実行ファイルからインストールしたところ,以下の事象が発生しております.
https://mirror[.]ctan[.]org/systems/texlive/tlnet/install-tl-windows[.]exe

■ 事象

①TeXWorksでコンパイル(タイプセット:pLaTeX)するときにコンパイルエラーを起こしたあとに,ドキュメントファイルの更新を「Ctrl+S」で試みると更新が反映されない.ただしビルドをいったん解除してからドキュメントを修正し,更新を行うと反映されるときと反映されないときがある.

②ドキュメントファイルはputコマンドでサブドキュメントとして分けているが,メインドキュメントで一度エラーが出た場合,サブドキュメントを開こうとすると以下のエラーがポップアップに表れる.

エラー:C¥texlive¥2025¥bin¥windows¥runscript.tlu:933: command failed with exit code 58719764:

AIに聞いたところ,インストールの不具合が発生したかもとのことでアンチウイルスを切って再度インストールを試みるようにと指示があったため,実施したところ改善されませんでした.

上記の①は依然別のPCで利用していたTeXWorks2016のときは発生していないため(ビルドを解除しなくても更新できた),runscript.tluが影響しているものと考えておりますが,恒久的に改善する方法はございませんでしょうか?

etocパッケージにより,jlreqの扉章見出し直下にその章の目次をつけようとするが,うまく出力されない.

- Shiny Mt.Fuji の投稿

分かりやすい記述を心がけますが,不明点・曖昧な点等ございましたら,ご指摘いただけると幸いです.

LuaLaTeXとjlreqで論文を執筆しております.大学指定のテンプレートに合わせるため,扉章見出し直下にその章の目次をつける必要があり,それをetocパッケージで実現しようとしています.

本文中に,

\etocsettocstyle{\hrule width 1.03\linewidth\vspace{\zh}}{\vspace{\zh}\hrule width 1.03\linewidth}

として小目次のスタイルを設定し(小目次を\hruleで挟むだけ), プリアンブルの最後に読み込むパッケージである自作スタイルファイル内で章見出しを

\RenewTobiraHeading{chapter}{-1}{label_format={第\thechapter 章\hspace*{1\jlreq@gol}},format={\null\vfil {\Huge\sffamily\gtfamily\bfseries #1#2}\vspace{3\zh}\localtableofcontents\vfil}}

としました.

しかし,出力されるPDFには,最初の章の扉見出し直下に論文全体の内容を含んだ小目次が\etocsettocstyleで設定した\hruleに挟まれた形で作成され,以降の扉章見出し直下には2本の\hruleが出力されるのみです.

latexの処理の順番等が関係あるのでしょうか? この事態を回避するための方策や,他のパッケージを用いた実現方法をご存知でしたら,教えていただきたいです.何卒よろしくお願いいたします.

[uplatex] rensuji + macro

- K Shen の投稿

Apologies for posting in English.

I'm trying implement in footnote referring only to the line number and if the line number is the same as previous footnote, it's ignored. I save the line number in a counter using \setcounterref from refcount, and compare the counter with line number of the current footnote. 

A minimal working example is as follows. If I use \mynoteref seems work as expected, but \rensuji{\mynoteref{foo}} does not. 

Many thanks in advance. 

\documentclass{utarticle}
\usepackage{lineno}
\usepackage[para*]{manyfoot}
\usepackage{refcount}
\DeclareNewFootnote[para]{A}[alph]
\newcounter{mynotecounter}
\newcounter{mynoterefctr}
\setcounter{mynoterefctr}{0}

\newcommand{\mynote}[2][]{%
  \stepcounter{mynotecounter}%
  \def\temp{#1}% 
  \ifx\temp\empty%
  \FootnotetextA{}{#2}%
  \else%
  \FootnotetextA{}{{\linenumberfont\rensuji{#1}} #2}
  % \FootnotetextA{}{#1 #2} % This works! 
  \fi%
}

\newcommand{\mynoteref}[1]{%
\ifnum \getrefnumber{#1}=\value{mynoterefctr}%
\else%
\setcounterref{mynoterefctr}{#1}%
\ref{#1}%
\fi}

\begin{document}

\linenumbers
Lorem ipsum dolor\linelabel{n1}\mynote[\mynoteref{n1}]{note 1} sit amet, consectetur adipiscing elit\linelabel{n2}\mynote[\mynoteref{n2}]{note 2}. Etiam a urna lacinia\linelabel{n20}\mynote[\mynoteref{n20}]{note 20}, eleifend nulla vel, ullamcorper lectus. Ut gravida odio erat, sed facilisis arcu aliquet sit amet. Mauris venenatis, orci eu pulvinar aliquet, nibh lacus faucibus massa, vel iaculis arcu eros eget lectus. Aenean sed vestibulum orci, et euismod ante. Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit. Donec in vulputate ligula. Phasellus euismod purus id dictum lobortis. \linelabel{n3}\mynote[\mynoteref{n3}]{note 3}

\end{document}

upLaTeX下のjlreq-deluxeで多書体化するとpxchfonでフォント変更ができない

- ya ra の投稿

環境

  • Windows11
  • TeX Live 2025
  • upLaTeX: e-upTeX 3.141592653-p4.1.2-u2.00-250202-2.6 (utf8.uptex)

生じる問題

upLaTeX+dvipdfmx 下で jlreq 文書クラスを用いて文書を作成しています。

ここで、jlreq のフォントメトリックを保ったまま多書体化するために、jlreq-deluxe を使用しました。
加えて、pxchfon を用いてフォントを 源ノ (sourcehan) に変更しました。

すると、次のような 16 のエラーメッセージ(以下は一部抜粋)と missfont.log が生成されました。(詳細は添付ファイルを参照してください)

Font JT2/hmc/m/n/10=zu-jlreq--upnmlminrn-v at 10.0pt not loadable: Metric (TFM/OFM) file not found.
Font JY2/hmc/m/n/10=zu-jlreq--upnmlminrn-h at 10.0pt not loadable: Metric (TFM/OFM) file not found.

missfont.log:

mktextfm zu-jlreq--upnmlminrn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlminrn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlminln-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlminln-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlminbn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlminbn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothrn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothrn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothbn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothbn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothebn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlgothebn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlmgothrn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlmgothrn-h
mktextfm zu-jlreq--upnmlminrn-v
mktextfm zu-jlreq--upnmlminrn-h

エラーを解消し、jlreq の下で源ノ+多書体化した文書を作成するにはどのようにすれば良いでしょうか。

補足

pxchfon が指定するフォントによってエラーの有無が変わることが分かっています。

  • エラー無く期待した結果を得る
    • haranoaji
    • ipa
    • ipaex
    • yu-win10
  • エラーが出る
    • sourcehan
    • noto-jp

sourcehannoto-jp 以外の追加フォントに関しては分かりません。


jlreq-deluxe を利用せずに otfdeluxe を使用すると、エラーとなることなく期待した PDF が出力されます。(フォントも適切に埋め込まれます)

最小再現例

実行:

ptex2pdf -u -l -ot -kanji=utf8 -interaction=nonstopmode -file-line-error test.tex

TeX ソース:

\documentclass[uplatex, dvipdfmx, paper=a4paper]{jlreq}
\usepackage{jlreq-deluxe}
%% jlreq-deluxe ではなく、
% \usepackage[deluxe]{otf} %% であれば成功する
\usepackage[sourcehan, unicode]{pxchfon}
\listfiles
\begin{document}

\textmc{\ltseries これは細い明朝体。}
\textmc{これは明朝体。}
\textmc{\bfseries これは太い明朝体。}

\textgt{これはゴシック体。}
\textgt{\bfseries これは太いゴシック体。}
\textgt{\ebseries これは極太ゴシック体。}

\textmg{これは丸ゴシック体。}

\end{document}

Texインストールについて

- dot k の投稿

Texインストールについて、下記リンク1のものです。インターネットインストールができなかったため、下記リンク2の記事を参考にして、コマンドプロンプトを用いてインストールを試みたところ、無事インストールが開始されました。

ところで、離席している間にプログラムのインストールが終了したのか、下記の画像のようになっていました(インストールログはこれ以外ありません)。

インストールが終了し最初のインストール画面に戻っただけだと思うのですが、インストールが終わっているとするならば、どのようにして確かめればよいのでしょうか?

加えて、Texの推奨パックをインストールするにはどうしたらよいでしょうか

ちなみにインストール時には「<I>start installation to hard disk」を実行しました。

よろしくお願いします。画像1

  1. https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3989
  2. https://qiita.com/HayatoF/items/ac3bf4d64fb9a79a9f8d