> (エクスプローラー等にて検索して実際に)存在しているにもかかわらず、それらの名前が見えません。
NTFS上から小塚明朝と小塚ゴシックが見えないかぎり、TeX Live側でkpsewhichコマンドからも当然見えずにどないしようもないですね。
まずは、TEXMFLOCALの然るべき場所で、NTFS上から小塚明朝と小塚ゴシックが存在するようになさってください。
Windows環境について詳しい方にゆずりますが、mklinkコマンドで /D でシンボリックリンクを問題なくはれたと思います。
(ちなみに、native Windows環境でなく、WSL上のLinux環境でhost側のAdobe FontsもMorisawa Fontsも問題なくactivateしたフォントが見えているお客さんがいらっしゃいます。いずれにしましても、NTFS上で該当のフォントが「フォント」として見えるようにすることで、本件も自ずと解決できると思います。)
なお、今回のトラブル発生前/後でシンボリックリンクの作成方法を変えておりません。
トラブル発生前に見えたものが、その後(現状)だと見えないというのが腑に落ちないのです。
ですので、何らかの仕様変更を疑ってみた次第です。
山本様の環境がネイティブなWindows環境にはないとのことであり、「Windows環境について詳しい方にゆずります」ともございますので、
そのような方からのコメントを待ちたいと思います。
今のところ解決には残念ながら至っておりませんが、山本様のここまでの何度ものご対応、感謝いたします。ありがとうございました。
Table of Contents
TEXMF に配置した adobe フォント情報について
取り敢えず「C:\texlive\2024\texmf-dist\fonts\opentype\adobe」は削除し ておいた方が良いでしょう。
TEXMFLOCAL に配置した adobe フォント情報
私も Windows 環境は、 本フォーラムでの対応時のみ調査目的でしか利用しないので、 問題が解決するか確証はないのですが、 申告されている内容に間違いはないと思いますが、 確認したいことがあります。
『「C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype\adobe」にシンボリック リンクをはられた』とのことですが、以下のコマンドの結果を教えてください。
結果はコマンドプロンプトに表示された内容のコピペでも コマンドプロンプトのウィンドウのスクリーンショットでもどちらでも良いです。
cd C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype
dir
dir adobe
また「dir」で示された内容はadobe [C:\XXX\YYY\ZZZZ\adobe]
のように
なっていると思いますが、配置された「C:\XXX\YYY\ZZZZ\adobe
の情報も
以下のようなコマンドの結果も教えてください。
dir C:\XXX\YYY\ZZZZ\adobe
grep コマンドについて
- コマンドプロンプトでは
find
powershell ではSelect-string
だと 思いますので、使用方法等はインターネット検索等で調べてみてください。 - grep コマンド
chocolety
やscoop
で比較的容易に導入できます。- grep コマンドの類似コマンドには rip grep (コマンドは
rg
) があり scoop 等で容易に導入可能です。
ご指摘の通り、コマンドプロンプトの画面のコピペを添付ファイルにいたしました。
なお、シンボリックリンクを張る際に、ディレクトリごとではなく、ファイルごととしております。
リンク元とリンク先でディレクトリ名をそろえておりますが、
リンク元は拡張子が「.otf」のファイルであって、リンク先は拡張子なしの数字5文字のファイルということから、
ディレクトリごとのシンボリックリンクは張れないように思います。
ちなみに、このリンクの張り方は以前から全く変えていないですし、直近(9月末)までなんらのトラブルも発生しておりませんでした。
Adobe CCのライセンス的には、リンク元のファイル名の拡張子を「.otf」にすることに何ら問題なくとも、
リンク先のAdobeから自動でインストールされる、拡張子なしの数字5文字しかないファイル(実体はotfファイルですが…。)に
拡張子をつける操作は許されるのか、かりに許されたとしても他のソフトの動作に影響が出る可能性がある、という感じがいたします。
3. grepについて
いまは時間がないため、申し訳ないですが、後日時間を割いて確認させていただきます。
教えていただきありがとうございます。
以上3点に対する返答となりますが、返信いただけますと幸いです。
よろしくお願いします。
提供された情報
C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype\adobe の ファイルのタイムスタンプを見ると C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype\adobe 以下は なんらかのバックアップから復元かしら?
それはさておきシンボリックリンク情報を見る限り妥当な感じはしますが、 「 kpsewhich KozMinPr6N-Regular.otf」で何も表示されないとしたら、 C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype\adobe や C:\Users\ichiro\AppData\Roaming\Adobe\CoreSync\plugins\livetype\r のファイルアクセス権は大丈夫でしょうか?
前段です。タイムスタンプが古いとのことですが、過去に作成したシンボリックリンクのコピー(xcopy)になります。
後段ですが、リンク作成方法をさきの返信時に述べた方法2種のいずれかからは変えてはいないので、リンク不備ということではないようです。
リンク先に関しては Adobe からの認証等もあり、ログアウトを経た後のログインの際など適宜ダウンロードされるので、
いつのまにかタイムスタンプが新しくなることがあります。
コマンドプロンプトの画面には
C:\Windows\System32>kpsewhich KozMinPr6N-Regular.otf
c:/texlive/texmf-local/fonts/opentype/adobe/KozMinPr6N-Regular.otf
と出てきますので、ファイルが見えないということではないようです。
アクセス権絡みもトラブル前/後で変化はないようです。
よろしくお願いします。
Table of Contents
提供していただいた .logファイルや prompt.txt(TEXMFLOCAL の状況)、 lualatex のフォントデータベース情報などを、現状当方で用意できる 環境で警告メッセージなどを中心に見直ししてみました。
KozMinPr6N-Light.otf のシンボリックリンクが prompt.txt に記録されていない
「KozMinPr6N-Light.otf」は使われないのでしょうか?
test2.log や test3.log に記録されている「KozMinPr6N-Light」に関して 以下のメッセージが記録されています。
Package luatexja-preset Warning: Font KozMinPr6N-Light (mc/l) is not found.
ところが、「cd C:\texlive\texmf-local\fonts\opentype; dir ; dir adobe」の処理結果 prompt.txt には記録されていません。このフォント に関しては使用されていないため問題はないと思いますが、ご利用の際は ご留意ください。
lualatex(luaotfload-tool) は TEXMFLOCAL や TEXMFHOME を見てるのかな?
TeXLive 環境下で latex 関係のツールは「カレントディレクトリ」 「TEXMFHOME」「TEXMFLOCAL」「TEXMF」の順に必要なファイルを取り出してい るのがベースだと私は考えています。さらに lualatex ではフォントに関して システムフォントやユーザフォントが追加される(データベースの更新は必要 かな?)と思っていました。
でも Index» Applications & Desktop Environments» [SOLVED] [luatex/texlive]: fontspec Error: font "Arial" can't be found の中に `luaotfload-tool -uvvvv` とオプションを指定すると色々な情報が取れるの で、色々いじっていたら、 windows 環境では、起動直後の表示された 「Scanning TEXMF and $OSFONTDIR for fonts」というメッセージが目に止ま りました。
luaotfload-tool -uvvv ←「v」の数が多いほど詳細なデバッグ情報を表示
#+BEGINSRC …… luaotfload | db : Scanning the filesystem for font files. luaotfload | db : Scanning TEXMF and $OSFONTDIR for fonts… ←注目 luaotfload | db : $OSFONTDIR has 1 entries: luaotfload | db : [1] c:/Windows/fonts …… #+NEDSRC
この「TEXMF and $OSFONTDIR for fonts」が、影響して いちろう さんが TEXMFLOCAL に設定した情報を取り込んでいないような動きに思えます。
いちろう さんは一時 TEXMF にも設定したようですが、取り込めなかったの は lulatex のフォント検索データベースを再構築していなかったのだからか なと想像しています。
- 対策(実験環境を準備できないのであくまで思考のみの検証です)
- フォントインストールアプリで小塚フォントをインストールする … あるいは …
- Windows/Fonts とは別の場所にあるフォントを使いたい(パスを通す?) を参考に
「C:\texlive\2024\texmfcnf.lua」の「OSFONTDIR」に「$TEXMFLOCAL/fonts/opentype//」
などを追加し lualatex 用のフォントデータベースを更新 … で見れるようになるかしら?
- もし以前の環境のバックアップがあれば 「「C:\texlive\20??\texmfcnf.lua」 に記述されているかもしれませ んので確認してみてください。
TeX Live 2024に非同梱の和文フォントである Noto Sans_JP、Noto Serif_JPを $TEXMFLOCAL/fonts/opentype/ 配下に配置しました(本スレッドで述べている小塚フォントのシンボリックリンクも<これまで述べた場所と同じになりますが、>同じ配下にあります)。
Noto フォントは実体を配下に置いている形となっており、小塚フォントはシンボリックリンクを配下に置いているという形になっているという違いがあります。
その結果、Noto フォントの埋め込みはできましたが、小塚フォントの埋め込みは相変わらずできません。
となると、考えられるのは、TeX Live 2024側には本スレッドで問題としている事象にかかる仕様変更がないこと、
数字5桁の拡張子なしファイルをリンク先とするシンボリックリンクですと、
リンク元のファイル名を(TeX Live 2024が認識できるよう)「KozMInPr6N-Regular.otf」のようにしたとしても、
現時点では、9月末までとは異なり、フォント埋め込みができなくなってしまっているのではないか、と思われます。
例の拡張子なしファイルですが、「スクランブルされ、保護された状態」でダウンロードされているようです。
あともし別角度からの検証ができるとすれば、OSの再クリーンインストールを試し、それでもなお状況が改善しないままなのか、それとも従前のように問題なく動くのかをみることくらいになりますでしょうか…。
とはいえ、OSの問題というのは考えにくい気がいたします。
返信いただけますと幸いです。よろしくお願いします。
「Noto Sans_JP、Noto Serif_JPを $TEXMFLOCAL/fonts/opentype/ を実体で配置」
で OK なことと、
luaotfload-tool のオプションには「--prefer-texmf」があるので、
撤回した方が良いと思っています。
さて今回の状況を調べるには、小塚フォント配布状態を入手するしかないのですが、
ライセンス的に提供していただくわけにはいかないので、
現状は原因がわからないのが現状です。
現状の小塚フォントの配布形態からフォントインストール方法について
暇な時に探してみます。
ところで以前の TeXLive のバージョンは?
そしてもしそのバックアップの中に texmfcnf.lua というファイルがあれば
アップロードしてください。
「Noto Sans_JP、Noto Serif_JPを $TEXMFLOCAL/fonts/opentype/ を実体で配置」
で OK なことと、
luaotfload-tool のオプションには「--prefer-texmf」があるので、
撤回した方が良いと思っています。
さて今回の状況を調べるには、小塚フォント配布状態を入手するしかないのですが、
ライセンス的に提供していただくわけにはいかないので、
現状は原因がわからないのが現状です。
現状の小塚フォントの配布形態からフォントインストール方法について
暇な時に探してみます。
ところで以前の TeXLive のバージョンは?
そしてもしそのバックアップの中に texmfcnf.lua というファイルがあれば
アップロードしてください。