なぜだろうというのを調べたいので、表題の環境を利用されている方に
ご協力いただけないかな という依頼です。
こちらの環境等
M1-mac に Paralles 仮想環境の Windows
(PROCESSOR_ARCHITECTURE は AMD64 とプリセット)
に TeXLive 2023 をインストールしようとした
今朝、久々に texlive のアップデートしようとしたら、
「リポジトリは 2023 になってるよ」とのこと。
今年は、早いなと思いつつ 2023 をあれこれインストール。
大きく見た目が変わったことは Winodows のバイナリは win32 から
以下のように windows に置き場所に名前が変わった。
C:\texlive\2023\bin\windows
ところが M1-mac の parallels 仮想環境の Windoows では以下のように
インストールできない。(iso版, exe版, zip版三つとも)
32-bit no longer supported
続行するには何かキーを押してください . . .
調べると PROCESSOR_ARCHITECTURE が
サポート外のものと判断されるらしいので
どのように設定されているか調べるために
zip 版のインストーラにデバッグ行を入れただけで
インストールできるようになった。
--- .\install-tl-windows.bat.orig 2023-03-26 11:17:52.310108000 +0900
+++ .\install-tl-windows.bat 2023-03-26 10:56:53.057860900 +0900
@@ -19,7 +19,7 @@
echo TeX Live 2020 has not been tested on Windows Vista.
pause
)
-
+echo "%PROCESSOR_ARCHITECTURE%"
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITECTURE%" (
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITEW6432%" (
echo 32-bit no longer supported
協力していただけるかたに試して欲しいこと。
1) zip版 (*1) の install-tl-windows.bat をそのまま利用してインストールできるか否か
2) できない場合は、上記差分のようにデバッグ行を入れた場合はどうなるか
(*1) https://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet/install-tl.zip
先日、私からのお願いにご応答をいただきましたので、今度はこち
らからもご協力させていただきたいのは山々なのですけれど…。
Windows のシステム環境変数を確認しますと "PROCESSOR_ARCHITECTURE"
という変数の値が "AMD64" となっていますので、私の手元は:
> AMD64 アーキテクチャ で Windows OS
には当てはまるみたいなのですが、TeX Live 2023 は(というか、
そもそも TeX Live は)インストールしていないので、お役には立
てなさそうです(すいません)。
ただ、install-tl-windows.bat に:
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITECTURE%" (
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITEW6432%" (
echo 32-bit no longer supported
pause
goto eoff
))
という 6 行が追加されたのは:
revision 65932 by siepo, Sun Feb 19 20:49:48 2023 UTC
で、ちょうど 5 週間前のことのようです。
もしもこの変更のせいで Windows に TeX Live がインストールで
きなくなっていたとしましたら、その不具合が 5 週間も放置され
たママというのは、ちょっと考えにくいような気がします。
らからもご協力させていただきたいのは山々なのですけれど…。
Windows のシステム環境変数を確認しますと "PROCESSOR_ARCHITECTURE"
という変数の値が "AMD64" となっていますので、私の手元は:
> AMD64 アーキテクチャ で Windows OS
には当てはまるみたいなのですが、TeX Live 2023 は(というか、
そもそも TeX Live は)インストールしていないので、お役には立
てなさそうです(すいません)。
ただ、install-tl-windows.bat に:
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITECTURE%" (
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITEW6432%" (
echo 32-bit no longer supported
pause
goto eoff
))
という 6 行が追加されたのは:
revision 65932 by siepo, Sun Feb 19 20:49:48 2023 UTC
で、ちょうど 5 週間前のことのようです。
もしもこの変更のせいで Windows に TeX Live がインストールで
きなくなっていたとしましたら、その不具合が 5 週間も放置され
たママというのは、ちょっと考えにくいような気がします。
Windows 10 Pro 21H2 (Core i5) に install-tl.zip を使って TeX Live 2023 をインストールしてみましたが正常にインストールできます。
(install-tl-windows.bat を右クリック→管理者として実行)
また 2/22 に TeX Live 2023 pretest を Windows 11 Pro 22H2 (Ryzen 5) にインストールした際も問題はありませんでした。
(管理者権限のコマンドプロンプトから install-tl-windows.bat を -repository オプション付きで実行)
(install-tl-windows.bat を右クリック→管理者として実行)
また 2/22 に TeX Live 2023 pretest を Windows 11 Pro 22H2 (Ryzen 5) にインストールした際も問題はありませんでした。
(管理者権限のコマンドプロンプトから install-tl-windows.bat を -repository オプション付きで実行)
ut さん、はやて さん、ご協力ありがとうございます。
最初にお詫び
>こちらの環境等
> M1-mac に Paralles 仮想環境の Windows
> (PROCESSOR_ARCHITECTURE は AMD64 とプリセット)
> に TeXLive 2023 をインストールしようとした
と書きましたが OS がプリセットされる値は ARM64 でしたので訂正します。
理由は、デバッグのため問題箇所の直前に「echo %PROCESSOR_ARCHITECTURE% 」
入れた結果表示されたものは、何度も確かめましたが「AMD64」でしたが....
原因は「nushell」というシェルを起動していたため、
このシェルが AMD64 と環境変数を書き換えていたためでした。
改めて Powershell や comman prompt で標準シェル?で追試をすると、「AMR64」となりました。
お騒がせしました。
呟き ... 件のプロセッサーアーキテクチャを調べる制御文は、「AMD64」限定に思えちゃう。
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITECTURE%" (
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITEW6432%" (
echo 32-bit no longer supported
pause
goto eoff
))
調べ方が足りないかもしれませんが、上は Windows 11 用で、下は Windows 10 用のようです。
ARM64アーキテクチャの Windows で TeXlive 2023以降は当分お預けのように思います。
以上、調査したい項目、および原因(私の利用環境に問題あり)がわかったので、この件クローズにしたいと思います。
最初にお詫び
>こちらの環境等
> M1-mac に Paralles 仮想環境の Windows
> (PROCESSOR_ARCHITECTURE は AMD64 とプリセット)
> に TeXLive 2023 をインストールしようとした
と書きましたが OS がプリセットされる値は ARM64 でしたので訂正します。
理由は、デバッグのため問題箇所の直前に「echo %PROCESSOR_ARCHITECTURE% 」
入れた結果表示されたものは、何度も確かめましたが「AMD64」でしたが....
原因は「nushell」というシェルを起動していたため、
このシェルが AMD64 と環境変数を書き換えていたためでした。
改めて Powershell や comman prompt で標準シェル?で追試をすると、「AMR64」となりました。
お騒がせしました。
呟き ... 件のプロセッサーアーキテクチャを調べる制御文は、「AMD64」限定に思えちゃう。
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITECTURE%" (
if not "AMD64"=="%PROCESSOR_ARCHITEW6432%" (
echo 32-bit no longer supported
pause
goto eoff
))
調べ方が足りないかもしれませんが、上は Windows 11 用で、下は Windows 10 用のようです。
ARM64アーキテクチャの Windows で TeXlive 2023以降は当分お預けのように思います。
以上、調査したい項目、および原因(私の利用環境に問題あり)がわかったので、この件クローズにしたいと思います。
> ARM64アーキテクチャの Windows で TeXlive 2023以降は当分お預けのように思います。
TeX Live 2023 の Windows バイナリは x64 (x86_64, amd64) 用なので難しそうですね……
Windows 11 から x64 エミュレーションが追加されたのでスクリプト等を修正すれば動くようになるかもしれませんが……
(そもそも持っている人が少なそうなので対応されるだろうか……)
> 調べ方が足りないかもしれませんが、上は Windows 11 用で、下は Windows 10 用のようです。
いいえ。下は 64bit OS で 32bit プロセスとして実行されたとき (WOW64) 用ですね。
C:\Windows\SysWOW64\cmd.exe だと
PROCESSOR_ARCHITECTURE=x86
PROCESSOR_ARCHITEW6432=AMD64
となります。
> 原因は「nushell」というシェルを起動していたため、
> このシェルが AMD64 と環境変数を書き換えていたためでした。
もしかしてこの nushell は x64 用のプログラムだったりするのでしょうか?
arm 版 Windows はよく知らないのですが x64 用プログラムを実行したときに自動的に PROCESSOR_ARCHITECTURE=AMD64 になったりするのかもしれません。
TeX Live 2023 の Windows バイナリは x64 (x86_64, amd64) 用なので難しそうですね……
Windows 11 から x64 エミュレーションが追加されたのでスクリプト等を修正すれば動くようになるかもしれませんが……
(そもそも持っている人が少なそうなので対応されるだろうか……)
> 調べ方が足りないかもしれませんが、上は Windows 11 用で、下は Windows 10 用のようです。
いいえ。下は 64bit OS で 32bit プロセスとして実行されたとき (WOW64) 用ですね。
C:\Windows\SysWOW64\cmd.exe だと
PROCESSOR_ARCHITECTURE=x86
PROCESSOR_ARCHITEW6432=AMD64
となります。
> 原因は「nushell」というシェルを起動していたため、
> このシェルが AMD64 と環境変数を書き換えていたためでした。
もしかしてこの nushell は x64 用のプログラムだったりするのでしょうか?
arm 版 Windows はよく知らないのですが x64 用プログラムを実行したときに自動的に PROCESSOR_ARCHITECTURE=AMD64 になったりするのかもしれません。
はやてさん、解説ありがとうございました。
他にやりたいことがあるので、ARM 版の TeXLive は当分棚上げ。
ARM 版 nushell が PROCESSOR_ARCHITECTURE=AMD64 になる件について
- ちょっと前から scoop でインストールした nushell は動かなくなったので
手動で ARM 版のインストーラでインストールしています。
-> 直すにはきっと rust まで調べる必要がありそうだし
- そういえば、 scoop をインストールする際、依存関係でインストールされる 7zip も
同様に ARM 版の 7zip を手動でインストールしないと scoop 自体が運用できない
- そういえばのその2 ruby 3.2 にアップデートしたら ruby は動かなくなったし...
こんな状況なので windows under M1-mac's parallles での環境整備は
当面棚上げないし諦めかな。
他にやりたいことがあるので、ARM 版の TeXLive は当分棚上げ。
ARM 版 nushell が PROCESSOR_ARCHITECTURE=AMD64 になる件について
- ちょっと前から scoop でインストールした nushell は動かなくなったので
手動で ARM 版のインストーラでインストールしています。
-> 直すにはきっと rust まで調べる必要がありそうだし
- そういえば、 scoop をインストールする際、依存関係でインストールされる 7zip も
同様に ARM 版の 7zip を手動でインストールしないと scoop 自体が運用できない
- そういえばのその2 ruby 3.2 にアップデートしたら ruby は動かなくなったし...
こんな状況なので windows under M1-mac's parallles での環境整備は
当面棚上げないし諦めかな。