新しいdvipdfmxのOpenTypeレイアウト指定に関する質問です。
dvipdfmxのマニュアルのOpenTypeレイアウト指定の説明(8.3節)を見ると、-l vkna:jp04
のような「複数のOpenTypeフィーチャ―を指定した例」が載っています。この例の意図は
vknaが適用可能なグリフについてはvknaを適用し、jp04が適用可能ななグリフについてはjp04を適用する
ということだと考えています。
ところが、実際にdvipdfmx(最新)で小塚明朝を「-l hkna:jp90
」で指定した場合、予想に反して、仮名文字に対してhknaが適用されないという結果になりました。
[環境]
Windows 10, TeX Live 2017(最新)
dvipdfmx.dll を 20170806 版(多分 r45126)に差替
[実験ソース(plain upTeX)]
\special{pdf:mapline uprml-h unicode KozMinPr6N-Regular.otf -l hkna:jp90} \font\fA=uprml-h \fA % ~~~~~~~~~~~~ 煎餅欲しい☃ % ここの部分を変えて試す \bye
[結果]
添付画像の通り。
これはdvipdfmxの不具合なのでしょうか。