昔のWEB版のMetaPostのソースを見ると、次のようになっています。
@<Check the ``constant'' values for consistency@>=
bad:=0;
if (half_error_line<30)or(half_error_line>error_line-15) then bad:=1;
if max_print_line<60 then bad:=2;
if emergency_line_length<max_print_line then bad:=3;
つまり max_print_line
が emergency_line_length
を超えてしまうと、不正な設定を見なされるようです。(メッセージの “case 3
”はこの bad
の値です。)
そして、この emergency_line_length
の値は255であり、Web2C版でもこれはハードコード定数のままです。従って、texmf.cnf の
max_print_line
の値は255が上限である、ということになります。
現在のCWEB版のMetaPost(mplib)のソースの中で emergency_line_length
を探すと、次のような記述が見つかります。
@ There used to be a check against |emergency_line_length| here, because
it was believed that processing programs might not know how to deal with
long lines. Nowadays (1.204), we trust backends to do the right thing.
正確な意味は解りませんが、まあ“そういうこと”のようです。取りあえず、max_print_line=1000
にしても設定チェックに引っかかることはありません。