ご無沙汰しております。gbb60166 です。
最新のTeX環境にしようとW32TeX一式をダウンロードしてあれこれ試していたら、以前は正しくコンパイルできてPDF表示されていたファイルがうまくいかないことに気づきました。
\documentclass{jarticle}
\usepackage{utf}
\begin{document}
あいうえお\CID{20759}
\end{document}
コンパイルはできるのですが、dvipdfmx -f hiraginopron.map で変換すると
** WARNING ** Glyph for CID 20759 missing in font "HiraMinProN-W3.otf".
という警告がでてフォントが表示されません。Windows7 Professional 64bit、WindowsXP Professional 32bit どちらでも警告が出てPDFが表示されません。
\CID{10759}に変えると警告は表示されず正常にPDFが作成されて表示もできるので、フォントは見つかっているようです。
私は何か勘違いしているのでしょうか?。原因が分かる方、教えてください。少しネットで検索しましたが情報を見つけることができませんでした。
gbb 60166 への返信
Re: ** WARNING ** Glyph for CID 20759 missing in font "HiraMinProN-W3.otf".
- Dora TeX の投稿
ヒラギノは Adobe-Japan1-5 範囲(とその他8文字)のグリフしか収録していませんので,Adobe-Japan1-6 で追加されたグリフである CID+20759 はヒラギノには存在しません。
ヒラギノで使用できる \CID の引数は,20316以下と 21072, 21073, 21074, 21371, 21558, 21722, 21933, 22920 のみです。
「以前は正しくコンパイルできてPDF表示されていた」というのが何かの誤りではないでしょうか。
\CID{20759} を使用したい場合,Adobe-Japan1-6に完全対応した,小塚フォントや游フォントなどを埋め込む設定に変更する必要があります。
とはいえ,CID+20759 は "10" という組文字ですので,ほとんどの場合単に "10" と打てば事足りるとは思いますが……。
ヒラギノで使用できる \CID の引数は,20316以下と 21072, 21073, 21074, 21371, 21558, 21722, 21933, 22920 のみです。
「以前は正しくコンパイルできてPDF表示されていた」というのが何かの誤りではないでしょうか。
\CID{20759} を使用したい場合,Adobe-Japan1-6に完全対応した,小塚フォントや游フォントなどを埋め込む設定に変更する必要があります。
とはいえ,CID+20759 は "10" という組文字ですので,ほとんどの場合単に "10" と打てば事足りるとは思いますが……。
Dora TeX への返信
Re: ** WARNING ** Glyph for CID 20759 missing in font "HiraMinProN-W3.otf".
- gbb 60166 の投稿
指摘を受けて確認したところ私は勘違いしていたようです。
http://unilab.gbb60166.jp/tex/cnt_kokugo2010.htm
の中のルビ(注10)で表示されていたと思い込んでいましたが、確認したらGothicBBBとRyuminとなっていて実際には小塚フォントで表示されていました。
完全に勘違いしていました。ありがとうございました。
http://unilab.gbb60166.jp/tex/cnt_kokugo2010.htm
の中のルビ(注10)で表示されていたと思い込んでいましたが、確認したらGothicBBBとRyuminとなっていて実際には小塚フォントで表示されていました。
完全に勘違いしていました。ありがとうございました。