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\nolinebreak の使い方
Windows11の富士通ノートパソコンに23年版のTEXをのせて論文を書いています。
プリアンブルは下記の通りです。
\documentclass[11pt,fleqn,b5paper,twoside]{jsarticle}
\setlength{\textwidth}{40zw}
\setlength{\oddsidemargin}{-1cm}
\setlength{\evensidemargin}{0cm}
\setlength{\topmargin}{-1cm}
\setlength{\textheight}{19cm}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{tabularx}
\pagenumbering{roman}
\begin{document}
論文中の目次を撮った下記のスクリーンショット「目次1」中段の「付録1」の行は、末尾の文字「腐食」だけが2行目になります。「付録1」を1行にまとめるため、下記のように「腐食」の前に\nolinebreakを挿入したところ、かえってスクリーンショット「目次2」のように「腐食」の前にあった文字「の」が2行目の先頭に来てしまいました。\nolinebreakの正しい使い方を教えてください。
「付録1.β相から種々の速度で冷却したジルカロイ-2の高温水および水蒸気中での\nolinebreak 腐食」
なおスクリーンショット「目次1」では「付録2」は「付録1」に比べると字間のスペースが小さく同じ文字数が1行で書かれています。\nolinebreakを使わずこのように「付録1」を1行にまとめることもできるのでしょうか。なお同じように書いているのに「付録2」は「付録1」に比べると字間のスペースが小さくなるのは何故でしょうか。
植木


task内で画像を挿入できるか.
\documentclass[dvipdfmx,12pt,fleqn]{jsbook}
\usepackage{tasks}
\usepackage{tikz}
\usepackage{tasks}
\usepackage{enumitem}
begin{document}
\settasks{counter-format= }
\begin{tasks}(2)
\task\egg{0}\;\input{graph1.pdf}
\task\egg{1}\;\input{graph2.pdf} \\ \vspace{-3mm}
\task\egg{2}\;\input{graph3.pdf}
\task\egg{3}\;\input{graph4.pdf} \\ \vspace{-3mm}
\end{tasks}
\end{document}
として,画像のような選択肢を作成したいと考えているのですが,
なぜかうまくいかないです.どなたか代理で作成していただけないでしょうか.
*\egg{}はマークを呼び出すコマンドです.↓
\newcommand{\egg}[1]{\raisebox{-3pt}{
\begin{tikzpicture}[x=1pt,y=1pt,line width=1pt]
\draw (0,0) ellipse (4.5 and 6);
\draw (0,0) node {
\usefont{T1}{phv}{m}{n}
\fontsize{9pt}{0}\selectfont #1 \/};
\end{tikzpicture}}}
*graph◯.pdfなどはこちらで作成したものなので,画像に関しては,なんでもいいです.
補足で,画像のようにtasks環境の中でtikzを用いてグラフを作成し挿入する方法も知りたいです.
画像
bmパッケージとfontdimen
こんにちは かずです。
fontdimenで変更した値が\bm部分で無視された結果になってしまいます。
bmパッケージを利用しても変更したfontdimenの値が適用されるようにするにはどうしたらいいでしょうか。
{}を2重で括っている箇所がありますが、2重で括っても同じように変更したfontdimenの値がされてほしいからです。
よろしくお願いします。
\documentclass[dvipdfmx]{jsarticle}
\hrule $ \hrule $
$ \hrule $ \end{document} |
コードドキュメント内の日本語に日本語フォントを当てる方法
「zref-clever の日本語対応について意見を募りたい」に関連する質問です。
zref-clever に日本語を対応させる過程で zref-clever.dtx に日本語が入っていると、フォントが無いためコードドキュメント (zref-clever-code.pdf) では豆腐になってしまいます。
これに対応するため babel を利用して日本語フォントを与えることで、日本語を表示させることが出来るようになりました。
しかし、他の CJK フォントを追加すると日本語フォントと重複する文字に関して正しくフォントが当たらないことがあります。 日本語の言語構成をしている箇所で日本語フォントを当てる方法はあるでしょうか。
以下の要件を満たしたものを得たいと考えています。
- 日本語には日本語フォント、韓国語には韓国語フォントが当たっている
- ラテン文字やそのほかの記号は主となるフォント(今回は CMU Typewriter Text)が当たっている
現在 zref-clever には他の CJK 言語が含まれていないため杞憂であることは分かっていますが、出来ればそれぞれの言語に対応するフォントが当たるようになっていると良いなぁと考えています。
[お願い]
「zref-clever の日本語対応について意見を募りたい」で zref-clever の日本語対応について意見を募っています。重ねてよろしくお願いします。
問題点の再現
babel を使って次のように日本語フォントと韓国語フォントを構成すると、\babelprovide
による構成の順序によって漢字に当てられるフォントが変わってしまいます。
(以下の例は添付ファイルと同じもの)
%#! lualatex
\documentclass{l3doc}
\usepackage[main=english]{babel}
\usepackage{fontspec}
\babelfont{rm}{CMU Serif}
\babelfont{sf}{CMU Sans Serif}
\babelfont{tt}{CMU Typewriter Text}
%% babelprovide の順序を
%% japanese > korean にすると漢字が korean フォントになる
%% 逆にすると漢字が japanese フォントになる
\babelprovide[onchar=ids fonts]{japanese}
\babelprovide[onchar=ids fonts]{korean}
%%
\babelfont[japanese]{rm}{Harano Aji Mincho}
\babelfont[japanese]{sf}[Scale=0.9]{Harano Aji Gothic}
\babelfont[japanese]{tt}[Scale=0.8]{Harano Aji Gothic}
%% CMU Typewriter Text に対して大きいのでScaleを調整
\babelfont[korean]{rm}{baekmukbatang}
\babelfont[korean]{sf}[Scale=0.9]{baekmukdotum}
\babelfont[korean]{tt}[Scale=0.85]{baekmukgulim}
\begin{document}
\DocInput{test.dtx}
\end{document}
%% test.dtx
% \begin{macrocode}
Hello New World.
% \end{macrocode}
% \begin{macrocode}
こんにちは New 世界。
% \end{macrocode}
% \begin{macrocode}
안녕하세요 New 세계.
% \end{macrocode}
zref-clever での実際の再現方法
上の例で MWE となっていると考えていますが、間違っていると嫌なので実際に想定されている状況も並記しておきます。
l3build の実行
リポジトリ から git clone してファイルをダウンロードし、zref-clever/ ディレクトリ内で以下のように l3build を実行すると、必要な sty ファイルやドキュメントファイルを取得できるようになります。
l3build doc
再現方法
2 つのファイルを変更します。
- zref-clever.dtx
- zref-clever-code.tex
zref-clever.dtx
zref-clever.dtx の 12043 行目 以降に以下のような日本語のための言語構成を追加します。
zref-clever.dtx のみを変更した状態で l3build を実行すると、PDF が正常に生成されますが、日本語の部分は豆腐になってしまいます。
% \subsection{Japanese}
%
%
% \begin{macrocode}
%<*package>
\zcDeclareLanguage[ allcaps ]{ japanese }
%</package>
% \end{macrocode}
%
% \begin{macrocode}
%<*lang-japanese>
% \end{macrocode}
%
% \begin{macrocode}
namesep = {\nobreak} ,
pairsep = {と} ,
listsep = {、} ,
lastsep = {、および} ,
tpairsep = {および} ,
tlistsep = {、} ,
tlastsep = {、および} ,
notesep = {:} ,
rangesep = {から} ,
type = book ,
Name-sg = 第 ,
Name-pl = 第 ,
refbounds = {,,,編} ,
type = part ,
Name-sg = 第 ,
Name-pl = 第 ,
refbounds = {,,,部} ,
type = chapter ,
Name-sg = 第 ,
Name-pl = 第 ,
refbounds = {,,,章} ,
type = section ,
Name-sg = 第 ,
Name-pl = 第 ,
refbounds = {,,,節} ,
type = paragraph ,
Name-sg = 第 ,
Name-pl = 第 ,
refbounds = {,,,段落} ,
type = appendix ,
Name-sg = 付録 ,
Name-pl = 付録 ,
type = page ,
Name-sg = p. ,
Name-pl = pp. ,
namesep = ~ ,
rangesep = \textendash ,
rangetopair = false ,
type = line ,
Name-sg = l. ,
Name-pl = l. ,
namesep = ~ ,
rangesep = \textendash ,
rangetopair = false ,
type = figure ,
Name-sg = 図 ,
Name-pl = 図 ,
type = table ,
Name-sg = 表 ,
Name-pl = 表 ,
type = item ,
Name-sg = 項目 ,
Name-pl = 項目 ,
type = footnote ,
Name-sg = 脚注 ,
Name-pl = 脚注 ,
type = endnote ,
Name-sg = 後注 ,
Name-pl = 後注 ,
type = note ,
Name-sg = 注記 ,
Name-pl = 注記 ,
type = equation ,
Name-sg = 式 ,
Name-pl = 式 ,
refbounds-first-sg = {,(,),} ,
refbounds = {(,,,)} ,
type = theorem ,
Name-sg = 定理 ,
Name-pl = 定理 ,
type = lemma ,
Name-sg = 補題 ,
Name-pl = 補題 ,
type = corollary ,
Name-sg = 系 ,
Name-pl = 系 ,
type = proposition ,
Name-sg = 命題 ,
Name-pl = 命題 ,
type = definition ,
Name-sg = 定義 ,
Name-pl = 定義 ,
type = proof ,
Name-sg = 証明 ,
Name-pl = 証明 ,
type = result ,
Name-sg = 結果 ,
Name-pl = 結果 ,
type = remark ,
Name-sg = 注意 ,
Name-pl = 注意 ,
type = example ,
Name-sg = 例 ,
Name-pl = 例 ,
type = algorithm ,
Name-sg = アルゴリズム ,
Name-pl = アルゴリズム ,
type = listing ,
Name-sg = コード ,
Name-pl = コード ,
type = exercise ,
Name-sg = 演習 ,
Name-pl = 演習 ,
type = solution ,
Name-sg = 解法 ,
Name-pl = 解法 ,
% \end{macrocode}
%
% \begin{macrocode}
%</lang-japanese>
% \end{macrocode}
zref-clever-code.tex
zref-clever-code.tex の 42~47 行目 を次のように変更して l3build を実行すると、日本語が上手く表示されるようになります。
\documentclass{l3doc}
\usepackage[english]{babel}
\usepackage{fontspec}
% \setmainfont{CMU Serif}
% \setsansfont{CMU Sans Serif}
% \setmonofont{CMU Typewriter Text}
\babelfont{rm}{CMU Serif}
\babelfont{sf}{CMU Sans Serif}
\babelfont{tt}{CMU Typewriter Text}
\babelprovide[onchar=ids fonts]{japanese}
\babelfont[japanese]{rm}[Scale=0.9]{Harano Aji Mincho}
\babelfont[japanese]{sf}[Scale=0.9]{Harano Aji Gothic}
\babelfont[japanese]{tt}[Scale=0.8]{Harano Aji Gothic}
TeXLive と古いMacへのLinux環境構築についての質問
先日はTeXLive2024についてのアドバイス有難う御座います。
この時に古いマックの使用についての貴君のコメントから小生の環境にても
LaTeXの環境を含め、Linuxに転用させてみたいと思いました。
(Mac OS 10.11.6 El Capitanで動かしている)Mac mini 2012
(16GBメモリー 256GBソリッドステートドライブ)が今回の候補です。
一昨日、debian-live-12.8.0-amd64-gnome を導入して、機能するか?
USBからDebian Liveを起動させましたが、
唯一、インターネット接続を認識してくれません。
TeXLive 2024を取入れるにも更新するのにも問題が出そうです。
インストール後の無線WiFi接続の注意点や、古いMac mini 2012に
相性の良さそうなLinuxのディストリブーションの
お勧めが御座いましたら御教え頂ければ幸甚です。若松久仁光拝
追伸
手元には昔ダウンロードしたTeXLive2023.isoのDVDが残っているので
此れをLinuxへ流用出来ますか?
それともLinux用 にTeXLive 2024を新規にダウンロードすべきですか?
uplatexでsynctexの2バイト文字が文字化け
祝鳥でなく,自前でファイル名をバッチファイルに渡し,dvipdfmxでpdfを作成しています。
職場(学校)と自宅のどちらでも作業できるようにGoogleDriveにソースを置いていますが
GoogleDriveの更新が遅いのか,SumatraPDFの即時更新がうまくいかず,
ソースはGoogleDrive,PDFの吐き出しはPCのローカルフォルダ (C:\TeX-PDF という名前)
jobname.synctexも先のTeX-PDF にムーブして platexでSumatraPDFの快適さを味わっていました。
ここで,uplatex を使う必要が出てきたとき SumatraPDFでジャンプを行おうとすると
H:\?}?..........(文字化けが続きます)\tex-wk\ へのカレントフォルダの移動に失敗しました
とのダイアログが出現し,うまくいきません。
synctexファイルを確認してみると5920行中 3行に文字化けがあることがわかりました。
文字化けの内容は
Input:1:H:/?}?C?h???C?u/tex-wk/2024/?c???Y??/./帰納法テンプレート.tex
のような形です。
H:\マイドライブ\tex-wk/2024\田中添削\帰納法テンプレート.tex があってほしい形です。
フォルダ名(ファイル名)の漢字を用いなければ良さそうですが,GoogleDriveの「マイドライブ」は
Windows日本語環境では変更することに躊躇します。
TeXworks や VScode など統合環境を使用することも考えられますが,
秀丸で蓄積した入力用のマクロも捨てがたいものがあります。
synctexで文字化けしない設定をご教示いただければ幸いです。
uplatex タイプセットのためのバッチファイルです
uplatex -synctex=-1 -shell-escape %1
dvipdfmx -o C:\tex-pdf\%1.pdf %1
move /Y %1.synctex C:\tex-pdf
del %1.dvi >nul
よろしくお願いいたします。
改ページの前のページで段落の間に生じる空白行を避けたい
Windows11の富士通ノートパソコンにTEX23年版をのせて論文をかいています。下記のプリアンブルで文中にスクリーンショット「欧文テキスト」のように\pagebreakを入れると、その前のページでスクリーンショット「欧文タイプセット」のように各段落の間に数行の空白行が生じます。これを避ける方法を教えてください。なおプリアンブルの{article}を{jsarticle}とすると空白行は生じませんが、それでは困ることがあるので{article}は変えられません。ドラッグ、ドロップのやり方を間違えましたが直し方が分かりません。判読していただければ幸いです。「高度」のところにもドロップしましたが拡大する方法が分かりません。
植木
\documentclass[12pt,fleqn,b5paper,twoside]{article}
\setlength{\textwidth}{33zw}
\setlength{\oddsidemargin}{1cm}
\setlength{\evensidemargin}{-1cm}
\setlength{\topmargin}{-2cm}
\setlength{\textheight}{21.5cm}
\usepackage{amsmath}
\setcounter{page}{67}
\begin{document}


コンパイルしようとするとエラーが出ます
tex初心者です。macOS Sequoia 15.1にMacTex 2024をインストールしました。そこからファイルを制作しタイプセットを押すと
/Applications/TeXLive/Library/texlive/2016/bin/x86_64-darwin/ptex2pdf が見つかりません。TeXShop は TeX のフロントエンドに過ぎず、別途 TeX 本体のインストールが必要です。TeX 本体がインストールされていないか、システムのアップグレードの際に削除された可能性があります。もしそうなら、TeX Wiki https://texwiki.texjp.org/?Mac の記述を参照して、https://tug.org/mactex/ から MacTeX / BasicTeX をインストールするなどの対応をとってください。
というエラー表示が出ます。何度か再インストールをしてみたのですがずっとこの表示が出ます。どのようにすれば良いのか教えていただきたいです。よろしくお願いします。