質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

latexmkにおけるdvipdfmxのオプションについて

- 09 Sasa の投稿
Windows10でTeX Live 2022のlatexmk 65485(4.79)を使っています。
見出し等のフォントを一部変更するため、変更するフォントを記載したmymap.mapをカレントディレクトリに置いてあります。
.latexmkrcにこのmapファイルを使用してPDFを作成するようにと
$dvipdf = 'dvipdfmx "-f mymap.map" -o %D %S';
を記述しました。
この状態でlatexmkにて処理するとPDFの作成まで行われるのですが、mymap.mapの内容が反映されていません。
dvipdfmx -f mymap.mapで処理すると期待通りのフォントが埋め込まれたPDFとなります。
以上から、latexmkにおけるdvipdfmxのオプションの記述を誤っていると思われますが、正しくはどのように記述すべきなのでしょうか。

TeXshopでタイプセットが機能しません

- 加藤 の投稿
TeX初心者です。よろしくお願いします。M1Macに「LATEX2e美文書作成入門」のDVDからインストールしました。一度DVDから直接インストールをしたのでアンインストール(P348)したのちに、P346のコラムに従ってインストールしました。 TeXShopに下記の記述をしてタイプセットをしてもドキュメント名や保存場所を聞いてきません。 \documentclass{jarticle} \begin{document} アインシュタインは $E=mc^2$ と言った。 \end{document} 気になったのは、TeXShopの設定の内部設定、パス設定 (pdf)TeXが /Library/TeX/texbin Distillerが /usr/local/bin となっていて、書籍の説明(P348)と異なります。 よろしくお願いします。

tikzでnodeの位置が思い通りにならない

- ほむ ら の投稿
初めてこのフォーラムを利用するので、不手際があったら申し訳ございません。
Windowsでtex liveを使っています。

tikzを使って平面座標に図形を描写しようとして、以下のような入力をしたところ、xとyのnodeの位置が中央に集まってしまい、思い通りの位置になりません。

どなたか対処法を教えていただけると幸いです。

(ソースコード)
\documentclass[dvipdfmx]{jsarticle}
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{intersections,calc,arrows.meta}

\begin{document}

\begin{tikzpicture}
\draw[->,>=stealth,semithick](-2,0)--(2,0)node[above]{$x$};%x軸
\draw[->,>=stealth,semithick](0,-1)--(0,3)node[right]{$y$};%y軸
\draw (0,0) node[below left]{O};%原点
\end{tikzpicture}

\end{document}
添付 xy.png

直線が一点で交わらない

- 優樹 金澤 の投稿
質問失礼します.点O,点Aをそれぞれ中心とする円同士の交点の1つをDとして,円に内接する四角形を作図しようとしました.すると,なぜかすべての直線がDまで届かないようになってしまいました.コンパイル自体は通るのですが,このような症例が初めてなので,困惑しています.どなたかのお知恵を拝借できればと思います.よろしくお願いいたします.
以下,ソースコードで,タイプセットはplatexです.

\documentclass[dvipdfmx]{jsarticle}
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{intersections, calc, ,angles,quotes, arrows.meta,shapes,math}

\begin{document}

\begin{tikzpicture}[scale=0.6]
\tikzstyle{every node}=[font=\footnotesize]
\tikzmath{
\a = 18; %底辺の長さ
\b = 14; %右側の辺の長さ
\c = 14; %左側の辺の長さ
\A = acos((\b^2+\c^2-\a^2)/(2*\b*\c));
\BB = acos((\c^2+\a^2-\b^2)/(2*\c*\a));
\C = acos((\a^2+\b^2-\c^2)/(2*\a*\b));
\R = \a/(2*sin(\A));
}
\coordinate (B) at (0,0);
\coordinate (A) at (\BB:\c);
\coordinate (C) at (0:\a);
\coordinate[label=left:O] (O) at (90-\A:\R);
\draw (O) circle [radius=2pt];
\draw[dotted,thick] (C) to [bend right=20] node[fill=white,midway]{$\b$} (A);
\draw[dotted,thick] (A) to [bend right=20] node[fill=white,midway]{$\b$} (B);
\draw[thick] (A)--(B)--(C)--cycle;
\foreach \P in{A,B,C} \draw ($(O)!11/10!(\P)$) node{\P};
\draw [name path=C1] (O) circle [radius=\R];
\draw [name path=C2] (A) circle [radius={2*sqrt(11)}];
\fill [name intersections={of=C1 and C2}] (intersection-2) node (D) [label=above:D] {};
\draw (A)--(D)--(C);
\draw (B)--(D);
\end{tikzpicture}

\end{document}

llmk 1.2.0 で latex magic 書式で--output-directory を指定したい

- 和田 勇 の投稿
.tex ファイルの一行目に以下のような latex magic を書いて llmkに
解釈して処理してもらうようにしていたましたが ...

  %#! cluttex --engine=platex --max-iterations=4 --makeindex='mendex -c -g -l -r -s jpbase.ist' --output-directory=out

昨日 llmk が 1.2.0 にアップデートされたら「--output-directory=.」も
latex magic 行のイメージに続いて生成されるようになり
二つの「-output-directory」オプションを指定してるとのエラーになってしまうようになった。

対策として
atex magic の行から  --output-directory=out を取り除いて llmk すると
--output-directry で処理されることを前提としている cluttex  が
最後に.pdf と .synctex.gz は同じディレクトリにある必要があるとのことで
コピーをしようと「cp ./xxx.synctex.gz  xxx.synctex.gz を実行しようとして
エラーとしてしまいます。

このエラー自体は、原因がわかっているので無視でも良いのですが、
何か対策はあるのでしょうか?

確か latex magic 行があると llmk.toml は読み込まなかったようなので
無理なら、別の方法を検討したいと思います。

このような方法を採用している理由:

 latexmk でも良かったが、
 llmk と tex magic 行の組み合わせで latexmk の煩雑さが解消できないかという
 目論見の元に llmk を利用しています。
 現在 目次、索引ありの ptex2pdf だけでは処理しきれないので
    llmk.toml での運用も考えましたが、中間ファイルディレクトリを
 指定できた cluttex を利用することにしました。
 今回は、その対処が仇になってしまった感があります。

 いっそ makefile 運用 に戻ろうかとも思いあぐねています。

upLaTeX+upBiBTeXでjecon.bstの数字→漢数字変換オプションを使用すると! Bad character codeエラーが出てしまう

- S N の投稿
こんにちは。
Windows10 proにてTeX Live2022(32bit版)を使用しています。
natbib+jecon.bibを使用して引用スタイルを定義しているのですが、標題のとおりの問題に直面しています。

jecon.bibのオプションというのは、以下のようなものです。

FUNCTION {bst.kansuji.jp}
{ #1 }

bst.kansuji.jpの関数を0以外にすると、数字が漢数字になるというものです。
関数を0以外にした後、このファイルを以下のようなtest.texファイルと同じディレクトリに入れ、upLaTeXとupBiBTeXでコンパイルしました。

\documentclass[uplatex]{jlreq}
\usepackage{natbib}
\begin{document}
情に棹させば流される。智に働けば角が立つ。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。とかくに人の世は住みにくい。意地を通せば窮屈だ。\cite{oyama99:_mark_stru}
\bibliographystyle{jecon}
\bibliography{ref}
\end{document}

$uplatex test
$upbibtex test
$uplatex test
$uplatex test
最後のコマンドを実行時、! Bad character code (19968).というエラーが出てしまいます。
19968とはShift-JISで「一」であるかと思いますが、他の漢数字でもそれぞれの文字に応じたエラーが出ます。

なお、当該のオプションを使用しない場合は問題なく、また、jecon.bstの奨励はLuaLaTeX+upBiBTeXということで試してみましたが、こちらも問題なくコンパイルできます。

対処法等ご教示いただけると幸いです。
調べが足りず簡単なことを見落としているようでしたら、恐縮ですがお導きください。

uplatexでU+7157を使いたい

- kondo yuzo の投稿
現在以下のような設定ですが、上記のU+7157などが使用できません
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{textcomp}
\usepackage[utf8]{inputenc}
%\usepackage[utf8x]{inputenc}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\usepackage{extaccent,DeclareUnicode}
\usepackage[schinese,japanese]{pxbabel}

dvipdfmxで次のようなエラーがでます

Dvipdfmx:warning: Removed 18 null character(s) from fontname --> BousungEG-Light-GB
][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18]
dvipdfmx:warning: Glyph for CID 21934 missing in font "HiraginoSerif.ttc".
dvipdfmx:warning: Glyph missing in font. (CID=15255, code=0x7157)


設定方法などについてご教示をおねがいします
pdfになればいいのでコマンドで表記する方法でもかまいません

最近使えない文字が多くて困っています
いっそLuaTeXなどに移行すると使いやすくなるものでしょうか?

plain.tex のアーカイブについて

- ut の投稿
# この投稿の元々の動機は、実は、先日の私の投稿の訂正なのですが、
# それだけのために書き込むのもどうかと思いますので、併せて質問
# もさせてください。

(1)訂 正

Re: uplatexでLatin Small Letter H with Breve Belowを使いたい
2023年 03月 7日(火曜日) 17:47 - ut の投稿
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3546&parent=21937#p21938

に私が書いた、“LaTeX のバージョン” は間違いです、すいません。

こちらの投稿自体が既に「訂正の訂正」でしたし、当初のご質問に
対する回答としても逸れてしまっていましたので、それに続けて
再々度の訂正を重ねるのはやめまして、こちらに書かせていただき
ます:

【誤】
  LaTeX0.97: lplain.tex [1983/05/12]
  LaTeX0.9999: lplain.tex [1983/07/29]
  LaTeX0.99999: lplain.tex [1983/09/03]
  LaTeX0.999999: lplain.tex [1983/10/05]
  LaTeX1.0: lplain.tex [1983/11/10]

【正】
  LaTeX: lplain.tex [1983/05/12] (FOR USE WITH TEX VERSION 0.97)
  LaTeX: lplain.tex [1983/07/29] (FOR USE WITH TEX VERSION 0.9999)
  LaTeX: lplain.tex [1983/09/03] (FOR USE WITH TEX VERSION 0.99999)
  LaTeX: lplain.tex [1983/10/05] (FOR USE WITH TEX VERSION 0.999999)
  LaTeX: lplain.tex [1983/11/10] (FOR USE WITH TEX VERSION 1.0)


(2)質 問

plain.tex の過去のバージョンは、どこかにアーカイブがあるので
しょうか?

私が探せた限りでは、1995 年の:

  \def\fmtversion{3.14159}

というバージョンが一番古いものでした。
(1986 年刊の TeXbook のソース?〔texman.tex〕の Appendix B
の plain.tex のバージョンは \def\fmtversion{2.2} でしたけれど)

ちなみに、TeXbook や Computers & Typesetting の errata には:

errata.three:
  Page A364, fifth-last line (1/30/87)
  \def\fmtname{plain}\def\fmtversion{2.3} % identifies the current format

errata.four:
  Page A364, line 35 (11/6/88)
  \def\fmtname{plain}\def\fmtversion{2.94} % identifies the current format

errata.five:
  Page A364, line 5 from the bottom (9/23/89)
  \def\fmtname{plain}\def\fmtversion{3.0} % identifies the current format

errata.seven:
  Page A364, line 5 from the bottom (11/4/91)
  \def\fmtname{plain}\def\fmtversion{3.141}

という記述が見られますが、これらのバージョンも、私の検索の仕
方が悪いのか、ヒットしませんでした。

uplatexでLatin Small Letter H with Breve Belowを使いたい

- kondo yuzo の投稿
現在以下のような設定ですが、上記のU+1E2Bなどが使用できません
\usepackage[T1]{fontenc}
\usepackage{textcomp}
\usepackage[utf8]{inputenc}
%\usepackage[utf8x]{inputenc}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\usepackage{extaccent,DeclareUnicode}
\usepackage[schinese,japanese]{pxbabel}

設定方法などについてご教示をおねがいします
pdfになればいいのでコマンドで表記する方法でもかまいません

whichpageマクロが動きません

- vex cuesta の投稿
始めまして.

pagerefを同一ページでは表示しないマクロを奥村先生が作っていらっしゃる
のを知り,コピペして使わせてもらおうと思いましたが,うまくいきません.

PCの環境,エラーメッセージ,ソースコードを下に貼り付けました.

TeXLive2022とPCの組み合わせが原因かと思い,MacMini(intel CPU)で
TeXLive2019でコンパイルすると,うまくいきます.

何か解決策はないかアドバイス頂けないでしょうか?よろしくお願いします.

%%% PC環境 %%%
MacBook Pro(Apple M2, Ventura13.2.1)

%%%% エラーメッセージ %%%
This is ptex2pdf[.lua] version 20200520.0.
Processing test.tex
This is e-pTeX, Version 3.141592653-p4.0.0-220214-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2022) (preloaded format=platex)
restricted \write18 enabled.
entering extended mode
(./test.tex
pLaTeX2e <2023-02-14> (based on LaTeX2e <2022-11-01> patch level 1)
L3 programming layer <2023-02-22>
(/usr/local/texlive/2022/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jsarticle.cls
Document Class: jsarticle 2023/02/23 jsclasses (okumura, texjporg)
(/usr/local/texlive/2022/texmf-dist/tex/platex/jsclasses/jslogo.sty))
(/usr/local/texlive/2022/texmf-dist/tex/latex/l3backend/l3backend-dvips.def)
(./test.aux)
./test.tex:19: Missing number, treated as zero.

\xparse function is not expandable
l.19 ...号は\ref{初めの節}で,\whichpage{初めの節}
です.

%%% ソースファイル %%%%
¥documentclass{jsarticle}
¥makeatletter%
¥def¥whichpage#1{%
¥expandafter¥ifx¥csname r@#1¥endcsname¥relax%
¥else%
¥@tempcnta¥pageref{#1}¥relax%
¥advance¥@tempcnta-¥c@page%
¥ifnum¥@tempcnta=0%
このページ
¥else%
¥pageref{#1}ページ%
¥fi%
¥fi%
}%
¥makeatother%
¥begin{document}
¥section{初めの節}
¥label{初めの節}
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次の節番号は¥ref{次の節}で.¥whichpage{次の節}です.
¥newpage
¥section{次の節}
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¥end{document}