質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

DVIOUT 備忘録

- 浮亭 夢介 の投稿

4/8日に ディレクトリ texmf を texmf-dist にしました.
DVIOUT がうまく表示してくれません.再設定しました.

Option - Setup Parameter - Font から

TEXROOT: ....\texmf\.....
ここの texmf を texmf-dist に修正し,Save - 適用 - OK して解決.

※ TeXアプリで他にも修正箇所あるかな?

caption に入れた footnotemark によるカウンターの値

- 匿 名 の投稿
こんにちは

山下と申します.カウンターの値についてお尋ねさせて下さい.

ネットで検索したところ,表や図などの
\caption{...}
に脚注を入れる場合,普通に \footnote{...} を入れることはできず,
\protect\footnotemark
を入れ,表などを出てから
\footnotetext{...}
で注釈本体を入れねばならない,と知りました.

そうしましたら,脚注番号がなぜか1つ飛びます.

末尾に書く例では脚注番号が「1」になるべきところ,「2」になっています.

表の前に
\addtocounter{footnote}{-1}
と入れれば調整できるのは分かるのですが,「勝手に1つ飛ぶ」という現象が気持ち悪く,他に何とかする方法はないものかと思い,お尋ねする次第です.

以上,ご存知の方,ご教示お願い致します.

以下,サンプルです.

\documentclass[a4j,10pt]{jsarticle}
%\setcounter{footnote}{0}
\begin{document}

%\addtocounter{footnote}{-1}
\begin{table}[!h]
\caption{テスト\protect\footnotemark}
\begin{center}
\begin{tabular}{lll}\hline
1 & 2 & 3 \\\hline
\end{tabular}
\end{center}
\end{table}
\footnotetext{テスト脚注}

\end{document}

psfrag 日本語の文字化け解決法 Mac OS X

- 佐藤 禎宏 の投稿
奥村先生のウェブページに従って インストールし、Mac OS X Mountain Lion のTeX を利用しています。texmaker の Quick Build で LaTeX + dvipdfmx +View PDF を設定して問題なく動いています。
グラフのラベルを変えることができる psfrag の利用を試みています。texmaker の Quick Build で LaTeX + dvi2ps + ps2ddf +View PDF に設定を変更するとグラフは正しく修正できました。ところが 日本語が文字化けします。いろいろ試したところ、 ps ファイルを acrobat distiller で pdf に変換すると日本語は正常に表示されるので、ps2pdf に問題があることが分かりましたが解決法がわかりません。ご教示願います。

rename texmf

- Akira Kakuto の投稿
W32TeX において、本日アプロードしたものから、今までの
share/texmf なるディレクトリ名を share/texmf-dist
に変更しました。 TeX Live 2013で、texmf と texmf-dist
が texmf-dist に統一されるため、できるだけ近い状態に
するためです。

文献参照の際にoverciteパッケージを読み込んでも動きません。

- T Y の投稿
本文中の引用番号を上付きにしたいのでoverciteパッケージを使ったのですが、上付きにはならず[1]のようになってしまいます。
使用環境はMacOSXの10.8.3です。
TeXのインストールは奥村先生の美文書作成入門改訂第5版より行いました。

ソースデータは次のとおりです。
¥documentclass[11pt,a5]{jsbook}
¥setcounter{tocdepth}{2} %目次をsubsectionまで表示する
¥usepackage{amsmath,amssymb,textcomp,otf}
¥usepackage{overcite}
¥usepackage[dvipdfmx,hiresbb]{graphicx}
¥usepackage{wrapfig}
¥begin{document}
¥title{¥Huge ¥LaTeXe}
¥author{¥huge 著者}
¥date{}
¥maketitle
¥tableofcontents
¥input{chapter1}
¥input{chapter2}
¥input{chapter3}
¥input{chapter4}
¥input{chapter5}
¥input{chapter6}
¥input{chapter7}
¥bibliographystyle{jplain} %美文書p172参照
¥bibliography{bunken} %bibTeXファイル名を入力
¥end{document}

またこのchapter7に文献参照したいものがあります。
¥chapter{文献の処理}
ここで、定容比熱は教科書~¥cite[P30]{neturiki}より・・・¥¥
というようになる。

また文献のbibファイルは次のとおりです。
@book{neturiki,
author="丸茂 榮佑 and 木本 恭司",
title="工業熱力学",
series="機械系教科書シリーズ",
publisher="コロナ社",
year=2001}

コンパイル時にエラーが出ていないので何が悪いのか検討がつきません。
overcite.styは次の箇所にありました。
/usr/local/texlive/2009/texmf-dist/tex/latex/cite

overciteを使うにはどうすればいいのでしょうか?

本文の一部をArial Blackにしたい

- Kei Alice の投稿

はじめまして.
本文の一部,例えば節の見出しなどをArial Blackにする方法を教えてください.

(1)Arialの場合には,「Helveticaとほぼ同じなので,プリアンブルで

\font\arial=phvr8t at 10pt

のようにしておき,本文で{\arial hogehoge}とするとうまくいく」
ということを検索記事で発見して,うまくいくことを確認しました..

Arial Blackの場合も同様に

\font\arialb=phvc8a at 10pt

のようにしたところ,タイプセット時にフォントメトリックファイルがないという
エラーメッセージが出て停止します.解決方法を教えてください.

(2)私が使っているWindowsには,Arial Blackという
OpenTypeフォントが入っていますが,これをTeXの本文の一部に使用する
方法はありますでしょうか.よろしくお願いします.

Macで作成したTeXファイルがWindowsでうまくPDFに変換されません

- T Y の投稿
Macで作成したTeXファイルをWindowsのTeXworksでPDFへと変換しようとしたところ、次のようなエラーが発生してうまくPDF化できません。

** WARNING ** Could not locate a virtual/physical font for TFM "hminr-h".

** WARNING ** >> This font is mapped to a physical font "KozMinPro-Regular-Acro.otf".

** WARNING ** >> Please check if kpathsea library can find this font: KozMinPro-Regular-Acro.otf

** ERROR ** Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...

Output file removed.


Mac側(TeXshopで作成)ではうまくタイプセット出来ました。


ちなみにソースファイルは次のようになっています。

\documentclass[11pt,a5]{jsbook}

\usepackage{amsmath,amssymb,textcomp,otf}

\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}

\begin{document}

\title{\Huge \LaTeXe}

\author{\huge ほげほげ}

\date{}

\maketitle

\tableofcontents

\input{chapter1}

\input{chapter2}

\end{document}


chapter1、2のソースファイルに関しましては割愛させて頂きます。


MacはOSXでver10.8.3です。フォントはWindowsからコピーしていれたMS明朝、MSゴシック、メイリオ以外はノーマルのままです。

またWindowsはWindows7の64bitです。WindowsにはMacからコピーしたヒラギノフォント以外はノーマルのままです。自作PCなので、変なフォントは入っていないはずです。


TeXのインストールは奥村先生の美文書作成入門改訂版5版です。特にいじったりはしておりません。(BibTeXの調整は致しました)


Google等で調べたところ、otfが怪しいのまでは突き止めたのですが、それからどうしたら良いのかよくわかりません。

よろしければご教授お願いします。

ConTeXtで Fatal error!

- 浮亭 夢介 の投稿

[2013/04/01]
(06) context.tar.xz
ConTeXt version 2013.04.01 14:16.

で更新しましたが,次の Fatal Erro が発生しました.
(FilesVersion の日付が古いのでしょうか)

よろしく,お願いします.


ConTeXt ver: 2013.04.01 14:16 MKII fmt: 2013.4.2 int: english/english

system : cont-new.mkii loaded
(c:/w32tex/share/texmf/tex/context/base/cont-new.mkii

FatalError : Your format does not match the base files!

FormatVersion : 2013.04.01 14:16 MKII
FilesVersion : 2013.03.27 13:27

con-test.dvi -> con-test.pdf

** ERROR ** Could not open specified DVI file: con-test.dvi

Output file removed.


prosperクラスのtexファイルをW32TeXでdviファイルに変換できません

- mathhis の投稿

先月にパソコンを更新しました(Windows XP→Windouws 7).現在新しいパソコンにTeXをインストールしています.prosperクラスのtexファイルをplatexでdviファイルに変換しようとすると,「Undefined control sequence」のエラーメッセージが出ます.

通常のtexファイル→dviファイル→psファイル→pdfファイルの変換はできます.古いパソコン(Windouws XP)で作成したdviファイル(prosperクラス)を使って,新しいパソコン(Windous 7)でpsファイル→pdfファイルに変換できることを確認しています.

古いパソコンでコマンドプロンプトを使って変換してきました.恥ずかしい話ですが,Windouws XPでどのように設定したかを覚えていません.対処法についてアドバイスをお願い申し上げます.

W32TeX,dviout for Windows,Ghostscriptは,「もう難しいなんて言わせない!たった20分でできる簡単TeXインストールWindows編(2012年4月版)」(http://did2memo.net/2012/04/23/easy-latex-install-windows-201204/)の手順に従い,TeXインストーラ3を使ってインストールしました.GSviewは公式ページから得ました.prosperのインストールは,「Window 版 LaTeX のインストール」の「prosper について」(http://mail2.nara-edu.ac.jp/~asait/latex/tex.htm#section5)に従いました.

Re: ヒラギノ角ゴのW3, W6を使い分ける

- ut の投稿
ヒラギノ角ゴのW3, W6を使い分ける
2013年 03月 30日(土曜日) 16:40 - 飯田 保和 の投稿
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=965
> 以下の①~⑤の手順でヒラギノフォントで出力するよう設定しました。
> 本文は明朝W3で、\sectionや\textbfは角ゴW6で出力するようにしたつもりなのですが、
> \sectionや\textbfが角ゴW3で出力されるようになってしまいました。
> (本文の明朝W3は問題なく設定できました。)
> どのようにすれば\sectionや\textbfを角ゴW6で出力するようにできるでしょうか。
> またそのように設定した場合、角ゴW3を出力したい場合の手法についてご教示願います。

お書きになられている 「手順」 は、「otf パッケージを使って」 「dviout と dvipdfmx で」 ヒラギノ基本 6 書体 (+ヒラギノ明朝W2) を使うためのもの(*註)ですが、設定をしただけでは、6 書体 (7 書体) は使えないと思います (なお、W32TeX の場合には、実フォントは $TEXMF 以下でなく、システムにインストールしても大丈夫だと思います)。

  (*註) map では 明朝W2 の設定もされてらっしゃるようですので。あと、dvipdfmx の rml と gbm は、ProN にされているのですね…。

それで、

> 本文は明朝W3で、\sectionや\textbfは角ゴW6で出力するようにしたつもりなのですが、
> \sectionや\textbfが角ゴW3で出力されるようになってしまいました。

というのは、下記の (1) に当たる、オプションなしで otf を読み込んだ状態かと思われますが、その場合は、おっしゃる通り、明朝W3 と 角ゴW3 の 2 書体しか使えません。

オプションが bold と deluxe の場合について、以下に簡単にまとめてみましたが、いずれも otf パッケージのマニュアルできちんとご説明されていることを、言い直してみたに過ぎません。


----- サンプル -----
\documentclass{jarticle}
% \usepackage{otf}
% \usepackage[bold]{otf}
% \usepackage[deluxe]{otf}
% \usepackage{redeffont}

\begin{document}

\section*{あいうえお}%〔mc/bx〕
% from: jarticle.cls
% \newcommand{\section}{\@startsection{section}{1}{\z@}%
%    {1.5\Cvs \@plus.5\Cvs \@minus.2\Cvs}%
%    {.5\Cvs \@plus.3\Cvs}%
%    {\reset@font\Large\bfseries}}

{\mcfamily\bfseries かきくけこ}%〔mc/bx〕

{\gtfamily さしすせそ}%〔gt/m〕

{\gtfamily\bfseries たちつてと}%〔gt/bx〕

\end{document}
----- サンプル -----


(1) \usepackage{otf}

アスキーの元々の fd では、mc/bx は gt/m に代替され、gt/bx は gt/m に代替されていて、otf パッケージのデフォルトもそれと同じ結果になるようにしてあるようです:

・ mc/m  --(map)--> ヒラギノ明朝W3
・ mc/bx --[ssub]--> gt/m --(map)--> ヒラギノ角ゴW3
・ gt/m  --(map)--> ヒラギノ角ゴW3
・ gt/bx --[ssub]--> gt/m --(map)--> ヒラギノ角ゴW3

(実際には、otf パッケージは ssub で代替をしているわけではありませんが)。

したがって、サンプルの場合は、

あいうえお ---> mc/bx ---> gt/m
かきくけこ ---> mc/bx ---> gt/m
さしすせそ ---> gt/m
たちつてと ---> gt/bx ---> gt/m

となり、いずれも gt/m にマッピングされたフォント (ヒラギノ角ゴW3) になります。


(2) \usepackage[bold]{otf}

bold オプションは、gt/m に対して gt/bx の tfm を使うように設定するので、

・ mc/m  --(map)--> ヒラギノ明朝W3
・ mc/bx --[ssub]--> gt/m --[bold]--> gt/bx --(map)--> ヒラギノ角ゴW6
・ gt/m  --[bold]--> gt/bx --(map)--> ヒラギノ角ゴW6
・ gt/bx --(map)--> ヒラギノ角ゴW6

となります (実際には mc/bx を gt/m に代替しているわけではなく、mc/bx のときの tfm を gt/bx と同じにしています)。

したがって、サンプルの場合はいずれも gt/bx にマッピングされたフォント (ヒラギノ角ゴW6) になります。


(3) \usepackage[deluxe]{otf}

deluxe オプションは、mc/m, mc/bx, gt/m, gt/bx に別々のフォントがマッピングされるように tfm を設定するので、

・ mc/m  --(map)--> ヒラギノ明朝W3
・ mc/bx --(map)--> ヒラギノ明朝W6
・ gt/m  --(map)--> ヒラギノ角ゴW3
・ gt/bx --(map)--> ヒラギノ角ゴW6

となります (この他に mc/l/n, mc/m/prp, mc/bx/prp; gt/eb/n, gt/m/prp, gt/bx/prp; mg/m/n, mg/m/prp も設定されます)。したがって、サンプルの場合は、

あいうえお ---> mc/bx ---> ヒラギノ明朝W6
かきくけこ ---> mc/bx ---> ヒラギノ明朝W6
さしすせそ ---> gt/m  ---> ヒラギノ角ゴW3
たちつてと ---> gt/bx ---> ヒラギノ角ゴW6

となります (section の見出し 「あいうえお」 が、明朝の bold です)。


(4) deluxe オプションと redeffont.sty を併用する

\usepackage[deluxe]{otf}
\usepackage{redeffont}

otf パッケージにはちゃんと redeffont.sty というパッケージが同梱されていて、

\renewcommand{\section}{\@startsection{section}{1}{\z@}%
  {1.5\Cvs \@plus.5\Cdp \@minus.2\Cdp}%
  {.5\Cvs \@plus.3\Cdp}%
  {\reset@font\Large\section@head@font}}%changed
\def\section@head@font{\headfont}
\def\headfont{\gtfamily\bfseries}

等々と設定されているので、redeffont.sty を使うと見出しが gt/bx になります。したがって、この場合サンプルは、

あいうえお ---> gt/bx ---> ヒラギノ角ゴW6
かきくけこ ---> mc/bx ---> ヒラギノ明朝W6
さしすせそ ---> gt/m  ---> ヒラギノ角ゴW3
たちつてと ---> gt/bx ---> ヒラギノ角ゴW6

となります。