質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

旧TeX Q&Aのサイト内検索の不具合報告

- ヤバルゴ mdl.2 の投稿
旧TeX Q&Aの「Googleによるサイト内検索」で適当な単語(日本語)を検索した際,Googleの検索ボックスに反映される単語が文字化けします.

よろしければ修正お願いします.

¥refした時に式番号がおなじになってしまう

- ta yo の投稿

%

\usepackage[top=2cm, bottom=1cm, left=2cm, right=2cm, includefoot]{geometry}

\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}

\usepackage[dvipdfmx, hidelinks]{hyperref}

\usepackage[at]{easylist}

%

\subsubsection{光度}

\begin{eqnarray}

M=m+5-5\log_{10} pc &M&:絶対等級\\

&m&:視等級\nonumber

\label{eq:絶対等級}

\end{eqnarray}

\begin{eqnarray}

L=10^{0.4\left(M_{\odot}-M\right)}L_{\odot}  &M_{\odot}&:太陽質量\\

&L_{\odot}&:太陽光度\nonumber

\label{eq:L}

\end{eqnarray}

天体の光度は天体観測から直接決定することはできない.唯一決定される値が視等級mと距離pc(パーセク)である.式\ref{eq:絶対等級}を用いると視等級mを絶対等級Mに変換することができる.そして式\ref{eq:L}に絶対等級Mを代入することで光度Lを求めることができる.

\subsubsection{質量光度比}

天体の質量と光度の比を質量光度比といい,通常太陽の値で規格化した値としてM/Lであらわす.すなわち,天体の質量を$M_{p}$,光度を$L_{p}$とすると


\begin{eqnarray}

M/L=\frac{M_{p}/M_{\odot}}{L_{p}/L_{\odot}}

\label{eq:質量光度比}

\end{eqnarray}


以上が出力前の概要です
ここでは式が3つあるから
参照しようと次のように記述すると
式\ref{eq:絶対等級},式\ref{eq:L},式\ref{eq:質量光度比}
出力後には
式1式2式2

となってしまいます

解決するにはどうしたら良いですか

otf パッケージを読み込むと PDF の埋め込みフォントが変わる

- S T の投稿
初めまして。

Windows 8.1/10 上で、TeX Live 2015 でインストールした LaTeX を使っています。
普段使用しているフォントは MS ゴシック・明朝で、
そのように TeXworks の設定も行っています。
普段はちゃんと MS ゴシック・明朝で出力されるので設定に問題はないはずです。
ところが、otf パッケージを読み込むと、埋め込まれるフォントが強制的に
Ryumin-Light と GothicBBB-Medium に変わってしまいます。
同一のテキストファイルでも、otf パッケージを読み込む前は普段通りで、
otf パッケージを読み込んだ途端フォントが変わってしまうという状況です。
試しに cid-x.map ファイルの記述も msmincho.ttc と msgothic.ttc で出力されるよう
変更してみましたが、効果はありませんでした。
otf パッケージを読み込んでも MS ゴシック・明朝を埋め込むようにするには
どうすればよいでしょうか。

tlmgr 39277 警告がでますが問題ないですか?

- 本田 知亮 の投稿
今,windows上のTeXLive 2015を更新しようとしたところ
tlmgr update --self
をしろというので,更新すると
39006 -> 39277
になって,そのあと
tlmgr update -all
をすると

Unrecognized escape \k passed through at (eval 24) line 1.
Unrecognized escape \A passed through at (eval 24) line 1.
Unrecognized escape \T passed through at (eval 24) line 1.
Unrecognized escape \k passed through at (eval 24) line 1.
Unrecognized escape \A passed through at (eval 24) line 1.
Unrecognized escape \T passed through at (eval 24) line 1.

と出てきます.
問題がなければ放置しますが,どうなんでしょうか

w32texのTexWorksにepsが表示されない

- Dido Dad の投稿
初心者の質問で申し訳ございません。何度も試してもできなかったので皆様にお聞きしたいです。

添付した、ieiceguide.texをTexWorksでieiceguide.pdfに変換しました。特にエラーなどが表示されないのですが、epsファイルが表示されるはずのところに何も表示されいません。本来であれば、texieiceguide.pdfのように表示されるはずなんです。

以上、よろしくお願い致します。




あべのりさん作のLaTeXCompile・TeXShell2

- 帯田 木偶太 の投稿

最近、なんと6年半ぶりにW32TeXを更新しました。

で、いわゆる駄目文字(2バイト目が0x5Cであるような全角文字)を含む
ファイル名を適切に処理してくれるようになったのがちょっと嬉しかったり
するのですが…

そうなると、タイプセットのフロントエンドに使っている、あべのりさん作の
LaTeXCompileとTeXShell2がそのようなファイル名に対応していないのが
なんとも悔しいです。

ということで、LaTeXCompile・TeXShell2のバージョンアップに
大いに期待しています。 > あべのりさん(阿部紀行さん)

plane TeX のcatcodeについて

- 西村 一輝 の投稿
皆様明けましておめでとうございます。

現在、TeXブックとTeXbyTopicを読み勉強しています。
そこで出てくるコードが理解出来ず、質問させて頂きます。

a\catcode`\^^M=12
b

このコードをTeX(Version 3.14159265)で実行するとabflが出力されます。

これはaで水平モードに入り、
\catcode`\^^M=12が処理された時点でTeXはS状態となって、
行端文字が、N状態へ状態を変えるだけで捨てられ、
bの後の行端文字がflと出力されるということだと思います。

しかしこれを以下のようにすると、aflbflが出力されます。

a\catcode`\^^M=12\relax
b

何もしない\relaxを入れてもS状態だと思うのですが、aの後にflが出力される理由が分かりません。

また次のコードもよく分かりません。

a\catcode`\^^M=13 %
b

TeX by Topic P.34下部に出現しますが、%の意味はあるんでしょうか?

S状態における[5]と[14](行の終了文字とコメント文字)は等価なもので、
行を終了させ、(文字自体は捨てて)N状態に移行させるものだと思います。
そうすると、%を使う必要性が全くないように思うのですが、TeX by Topicでは
意味があるように書かれています。(この説明自体よく分からないです。)

ご教授お願いします。



otfパッケージについて

- 匿名 希望 の投稿
パソコンを新調してWindows10にしたところ、
これまで表示されていたotfパッケージの特殊文字が表示されなくなりました。
(『美文書第5版』pp.396-400のものです)
他に同じ症状の方はいらっしゃいますか。
もし私だけの問題だった場合、原因として何が考えられますでしょうか。

アンダースコアの文字情報

- hiduv fbjfu の投稿
いつも皆様の投稿をみて勉強させていただいている者です。
今年もよろしくお願いします。

今回はアンダースコアに関して予想と違う挙動をしたので皆様のお知恵を拝借したく初投稿いたしました。

例えば以下のコードを考えます。

\documentclass{article}
\begin{document}
a\_b{\textunderscore}c\%d
\end{document}

このコードからpdfを作成した時にビューアでは、
a_b_c%d
と予想通りに出力されるのですが、これをコピーアンドペーストすると
a b c%d
とアンダースコアがスペースに変換された形で出力されてしまいます。

なお、当方のpdf作成方法はlatex、dvipdfmx、Sumatra PDFです。
ただし、latexをplatexにしても同じ結果でした。
dvipdfmxをdvips+ps2pdfにしても同じ結果でした。
Sumatra PDFをAdobe Acrobat Reader DCにしても同じ結果でした。

そのため、おおもとのlatex(あるいはtex)自体に原因があると考えています。

とにかくコピーアンドペーストしてアンダースコアが残るようにしたいので、
皆様の環境での再現度および解決策をご教授願えないでしょうか。
よろしくお願いします。

なお、当方のlatex, platexのバージョンはそれぞれ、
pdfTeX 3.14159265-2.6-1.40.15 (TeX Live 2014/W32TeX)
e-pTeX 3.14159265-p3.5-130605-2.6 (sjis) (TeX Live 2014/W32TeX)
です。

和文文字と脚注番号の間のアキ

- 前田 一貴 の投稿
これは2013年の

数式の前後の四分アキ
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=913
全角文字と脚注番号のアキ
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/57084.html
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/57088.html
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/57090.html

の続きです.

bxjsarticle を使っていて,

\documentclass[uplatex]{bxjsarticle}
\begin{document}
あ\footnote{い}.
\end{document}

とすると,「あ」と脚注番号「*1」の間に妙なアキが入ることに気付きました.
これは xelatex 以外の platex と lualatex,ja=standard でも同じです.
jsarticle や ltjsarticle では問題が起きないので,どうしてなのかと
思って調べてみたところ,元となっている jsclasses では \@makefnmark の
再定義で対策されていますが,\ifydir と \yoko を用いた pTeX 依存のコードで
あるためとして,bxjscls では削除されているからのようです.

2013年の時点では冒頭に挙げたディスカッションにあるように
北川さんによって jsclasses への応急処置がとられたわけですが,
考えてみるとこれは plcore.ltx で修正されるべきことなのではないかと思います.
なぜならば,この問題は jsclasses に限らず,(u)jclasses やその他の
jsclasses をベースとしない和文クラス全てで起こるはずだからです.

例えば,情報処理学会論文誌用スタイルファイル
https://www.ipsj.or.jp/journal/submit/style.html
を見てみます.
同梱されている和文サンプル jsample.pdf を見てみると,
3ページ目の脚注番号 *1 の前後にはアキがなく,正常に見えます.
しかし,TeX Live 2015 の platex で jsample.tex を処理しなおすと
アキが入ってしまいます.
同梱されている jsample.pdf は最近作成されたもののようですが,
正常であることから2013年より以前の pTeX を使って作成されていると
推察されます.

このように,今はまだ古いシステムを使っているところも多いため
あまり問題になっていませんが,時間が経つと影響が大きくなるのでは
ないかと思います.