質問用フォーラムです。ご質問の前に質問のしかたをご覧ください。

Windows・TeX Live2023のLuaLaTeXで作ったPDFでSyncTeXが正しく動作しない。

- O の投稿
LuaLaTeXで作成したPDFで、SyncTeXを使用して、PDFファイルからソースコードの該当箇所に移動しようとすると、ズレた場所に移動してしまいます。
TeX Live2023を使ってWindows 11にインストールしました。
Visual Studio CodeとLaTeX Workshopの組み合わせと、TeXworksで試し、どちらでも正しく移動できませんでした。
複数のマシンで確認しました。

以下の例ではSyncTeXは正しく動きました。
・同じマシンでupLaTeX+dvipdfmxで作成したPDF
・別のマシン(Windows10)でTeX Live2022のLuaLaTeXで作成したPDF
・WSLのUbuntu 22.04でTeX Live2023のLuaLaTeXで作成したPDF

過去のTeX Liveのメーリングリストで同様の報告があるのですが、TeX Live2021でのことで、TeX Live2022で修正されたとのことでした。
TeX Live2021でもlualatexの64bitバイナリを使うことで回避できるとのことなのですが、TeX Live2023ではもともと64bitバイナリのはずなので同様の回避策は取れませんでした。
https://tug.org/pipermail/tex-live/2022-January/047670.html

サンプルコードを添付します。1から10の数字の場所でSyncTeXを使うと、\end{document}に移動してしまいます。
コンパイルコマンドは以下です。
lualatex -synctex=1 test.tex

\documentclass{article}
\begin{document}
1

2

3

4

5

6

7

8

9

10
\end{document}

行間を一定に保って\rubyを用いる

- t bz の投稿
\rubyを用いると、行間が微妙に変わってしまいます。 行間を一定に保つにはどうすれば宜しいでしょうか。

prooftree環境について

- mathema の投稿
\documentclass[titlepage]{article}
\usepackage[utf8]{inputenc}

\newcommand{\maru}[1]{\ooalign{
\hfil\resizebox{.8\width}{\height}{#1}\hfil
\crcr
\raise.1ex\hbox{\large$\bigcirc$}}}%encircle
\usepackage{fancybox}%about frame
\usepackage{luatexja}%japanese
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{positioning}
\usetikzlibrary{cd}%tikzcd
\usetikzlibrary{decorations.pathmorphing}
\usepackage{xcolor}
\usepackage{graphics}%reverse
%$\usepackage[margin=15mm]{geometry}%Make margin small
\usepackage{graphicx}%about scalebox
\usepackage{amsmath,amsfonts,amsthm,amssymb,amscd,ascmac}%in order to higher formula and mathfrak and so on.
\usepackage{latexsym, mathtools}%arrow
\usepackage[T1]{fontenc}%※
\usepackage{textcomp}%※
\usepackage{bussproofs}%prooftree
\usepackage{pifont}
\usepackage{subfigure}
\usepackage{lscape}%%revolve
\usepackage{stmaryrd}%bracket
\usepackage{cancel}%diagonal line on a letter
\usepackage{hyperref}%
\usepackage{comment}

\newtheorem*{defi}{Definition}
\newtheorem*{thm}{Theorem}
\newtheorem*{prop}{Proposition}
\newtheorem*{lem}{Lemma}
\newtheorem*{exa}{Example}
\newtheorem*{cla}{Claim}
\newtheorem*{exe}{Exercise}
\newtheorem*{cor}{Corollary}
\newtheorem*{rem}{Remark}

\newcommand{\red}[1]{\textcolor{red}{#1}}

\renewcommand{\baselinestretch}{1.3}%Leave a space between lines

%\usepackage{fancyhdr}

%\pagestyle{fancy}
%\rhead{\thepage}%
%\parindent = 0pt%no indent

\begin{document}

\begin{prooftree}
\AxiomC{$\mathcal{G}_{\neg A}\left(
\parbox{.2\linewidth}{
\begin{prooftree}
\alwaysNoLine
\AxiomC{$\mathcal{D'}$}
\UnaryInfC{$A,\Gamma\Rightarrow$}
\end{prooftree}}\right)$}
\RightLabel{$(An)$}
\UnaryInfC{$\Gamma\Rightarrow\neg A$}
\end{prooftree}

\end{document}

の様に入力したのですが以下のようなエラーが発生し出力されません

main.tex
line 1022
! Proof tree badly specified..
\DisplayProof ...age {Proof tree badly specified.}
\fi \edef \curBox {\thecur...
\end{prooftree}}\right)$}

cloudlatexでやっています。

やりたいことは証明図の一部を括弧で覆いその左横に文字を出力したいです。

よろしければご教授お願いします。

jlreq.cls の \endnote のバグ? \obeylines が有効な状態で \endnote を使用し,\obeylines が無効な状態で \theendnotes が実行されると,endnote 内で改段落以後のインデントがずれる.

- Lemures Lemniscati の投稿

Cygwin + Tex Live 2023 を使用しています.

This is LuaHBTeX, Version 1.16.0 (TeX Live 2023/Cygwin)
LaTeX2e <2022-11-01> patch level 1
 L3 programming layer <2023-02-22>
Document Class: jlreq 2023/03/05 jlreq

問題点

  1. lualatex で jlreq.cls を使用し,
  2. \obeylines が有効な状態で \endnote を使用し,
  3. \obeylines が無効な状態で \theendnotes が実行されると,
  4. endnote 内で,改行による改段落以後のインデントがずれる.

再現方法

例えば下記の test.tex を lualatex で処理しますと, 2番目の \endnote のインデントが改段落以後ずれます.

--- test.tex ---

\documentclass{jlreq}
\begin{document}

\begingroup\obeylines%
テスト\endnote{改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.%
\par%
改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.}
\endgroup

\begingroup\obeylines%
テスト\endnote{改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.
改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.改段落を含むながい endnote をいれる.}
\endgroup

\theendnotes
\end{document}

期待すること

\obeylines が有効な状態で \endnote を使用し,\obeylines が無効な状態で \theendnotes が実行されても,endnote 内で(改行による)改段落以後のインデントがずれることがない.

現状の回避方法

最初の \endnote のように,\obeylines が効いた状態の \endnote 内では改行による改段落をさけ \par を使うこと.

そのほか

バグとは呼べないかもしれませんが,想定外の挙動だったので報告させていただきました.

TeX Live 2023 platexの挙動とfmt作成エラー

- Yoshihiro AOKI の投稿
あおきと申します。3点に分けて書きます。

Windowsのplatexで処理が通るフォルダをmacOSに共有して処理するとエラーになりました。

! Bad character code (19968).

(1)
platex -vの表示は,

macOS Ventura:
e-upTeX 3.141592653-p4.1.0-u1.29-230214-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2023)
kpathsea version 6.3.5
ptexenc version 1.4.3

(install-tl-unx.tar.gz,2023-11-18 09:45でUNIXインストール)

Windows 11 ARM:
e-pTeX 3.141592653-p4.1.0-230214-2.6 (sjis) (TeX Live 2023)
kpathsea version 6.3.5
ptexenc version 1.4.3

(texlive2023-20230313.isoでインストール)

同時期のインストーラーではないのですが,TeX Live 2023の途中でeptexとeuptexへの変更があったのでしょうか。

(2)
結局,Windowsのfmt作成時のログを参考にmac側で

eptex -ini -etex -jobname=platex2 -kanji-internal=sjis platex.ini

でplatex2.fmtを作り,binディレクトリにplatex2をeptexへのシンボリックリンクとして処理が通りました。

(3)
macOS側のinstall-tlは今日付のものですが,

euptex
uplatex-dev
uplatex
uptex

の.fmtがエラーで作成されていませんでした(ログを添付)。
作成されたのは,

platex-dev
platex

私は外付けのSSDにインストールしているため,確認したフォルダは

/Volumes/ssd/texlive/2023/texmf-var/web2c/euptex

です。platex.fmtがeuptexフォルダにあることがここでも確認できました。

TeX Live 2023のインストール時はフルスキームを選択,ポータビリティon,ソースドキュメントのインストール省略をいじりました。それ自体は関係ないと思っているのですが。

質問書きながら処理が通ったので,ひとまず,ご報告まで。開発系の議論をぜんぜん追えていないので,既知の事項でしたらお詫び申し上げます。

polyglossiaパッケージの警告表示

- アラカザム の投稿
polyglossiaパッケージを利用して多言語文章の組版をしているのですが、 「Asking to add empty feature to latin font(Script="CJK" to scripttag "").」 という警告が大量に出てきて困っています。 コンパイルの出力に問題はないのですが、少し長い文章をコンパイルすると警告表示が大量に出てきてその他の重要な警告が埋もれてしまい、当該箇所を探すのに時間がかかってしまいます。 どなたかこちらの警告メッセージの原因がわかる方はいませんか? もしくはVSCode上で上記警告メッセージを消す方法を教えていただけると助かります。 環境は Win11、Tex Live2023、VSCode 使用しているtexファイルと警告の出たlogファイルを添付します。 よろしくお願いします。

表組について(水羽)

- 信男 水羽 の投稿
ご無沙汰しています。困ったときだけ、おじゃましている水羽です。 uplatex + dvipdfmx で表を作成し、pdfにしていますが、添付のようにページの幅を越えて罫線が引かれ、注の文章も本来のページ幅に収まりません。ソースは以下のとおりです。どうすればよいのか、ご教示いただければ、幸甚です。取り急ぎ、お願いまで。 ------------ \RequirePackage{plautopatch} \documentclass[uplatex,dvipdfmx,a4paper,jbase=10pt,ja=standard]{bxjsarticle} \usepackage[dvipdfmx,hiresbb]{graphicx} \usepackage{bxpapersize} \usepackage {threeparttable} \usepackage{tablefootnote} \pagestyle{myheadings} \usepackage{tabularx} \usepackage{booktabs} \usepackage{ascmac} \usepackage{udline} \usepackage{epigraph} \usepackage{wrapfig} \usepackage{pxrubrica} \usepackage[english]{babel} \usepackage[main=japanese]{pxbabel} \begin{document} \centering \begin{threeparttable} \caption{「戦国策派」知識人一覧} \begin{tabular}{lllllp{50mm}llp{10mm}} \toprule 氏名\tnote{1}&生年&没年&学歴&抗戦中の職歴&1949\tnote{2}\\ \midrule 林同済&1906&1980&清華大学、カリフォルニア大学博士&西南聯合大学&大陸\\ 雷海宗&1902&1962&清華大学、シカゴ大学博士&西南聯合大学&大陸\\ 林良桐&-&-&-&西南聯合大学&-\\ \bottomrule \end{tabular} \begin{tablenotes} %%[para,flushleft,online,normal] %(default:normal) \item[1] 配列は『戦国策』に掲載された1940年4月段階の特約撰稿人のリストの順番にしたがう(江沛『戦国策派思潮研究』『戦国策派思潮研究』天津人民出版社、2001年、12頁)。 \item[2]「1949」の欄は中華人民共和国成立後の居住地。 \end{tablenotes} \end{threeparttable} \end{document} -----------------------

TeXLive2023 Windowのxpdfの日本語設定

- 本田 知亮 の投稿
TeXLive2023のxpdfで少なくとも日本語関係の設定が
まるっと落ちているように思うのですが
どうなんでしょうか

たとえば日本語フォントを埋め込んだpdfに対して
pdffontsで埋め込みの状況とかを見ようとすると
Syntax Error: Missing language pack for 'Adobe-Japan1' mapping
がでてきて
実際,CID type 0Cのフォントについては欠落した情報が現れます.

TL2022までは問題ないので
2023でw64になったときに何か起きたのではないかと
推測するのですがどうなんでしょうか

(管理者:タイポとのことなので2013→2023に修正しました。)

tcbtheoremのカウンターを得たい

- t t の投稿
お世話になっております。
・環境
windows11、lualatex

・質問
数式番号をtcbtheoremで作った定理環境
(Part番号-章番号.節番号.その中での個数 という形のカウンタにしています。※1)
などと共通にしたいです。つまり、

定理 I-1.1.1
命題 I-1.1.2
(数式) (I-1.1.3)
定義 I-1.1.4

のようにしたいです。
そこで、\numberwithin{equation}{theorem}のようにしてみましたが、エラーでした。
カウンタの設定で、tcbtheoremの「use counter from」に相当するものはありませんか?
もしなければ、他に上記の出力を実現する方法はありませんか?

tcbtheoremのマニュアルなどを読んでみましたが、まるでわかりません。よろしければご教示お願いします。

※1 具体的には
\newcounter{teiribangou}
\renewcommand{\theteiribangou}{\Roman{part}.\arabic{section}.\arabic{subsection}}

\newtcbtheorem[number within=teiribangou]{theorem}{定理}{いろんな設定}{th}
\newtcbtheorem[use counter from=theorem]{prop}{命題}{いろんな設定}{pr}
(いろんな設定のところは、環境の設定諸々。カウンタと無関係。他の系などの環境も同一)
のようにしています

graphicxのブッキング?

- 向井 公志 の投稿
図の挿入をするときに
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
でfigure環境を使用するとOption clash for package graphicx.が出てきました.
ところが現在使用している環境が,graphicxを除いてemath,amsthm,amssymb,ascmac,enumitem,multicol,tikz,tasks,wrapfig,geometry
になります.
この中にgraphicx環境をしている環境があるのでしょうか.