xcolorとトンボで版面が切れる
これ,以前のgraphics packageの更新で
勝手に発行されることになった
papersizeの\specialの影響で
トンボ付きの版面が切断されます.
xcolorだけでも同じことになるのは
知られているのでしょうか?
\documentclass[a5j,tombow,dvipdfmx]{jarticle}
\usepackage{xcolor}
\begin{document}
A
\end{document}
こちらではTeX Live 2018で処置していますが
例のgraphicsがpagesize specialを出し始めた
以降のものであればたぶん同じ結果になると思います.
しかも対処方法として知られている
nosetpagesizeを\documentclassのオプションに与える
というのは使えません.
原因は,
・実際に\specialが定義されているdvipdfmx.def(dvipsオプションのときはdvips.def)をxcolorが呼ぶこと
・xcolorには(no)setpagesizeのオプションがないこと
(colorには(no)setpagesizeオプションがあるので問題なし)
・graphic(s|x) packageが(x)colorよりも前に呼ばれていなければ,
よろしくないpagesize specialがほぼ無条件に発行されること
ということです.
なお,xcolor単体で使うことは
あんまりないとは思いますが
単体ではなく,その後にgraphic(s|x)を読み込んでも
nosetpagesizeをどこにいれても
NGなので,順番にも注意です(前に入れてあればOK).
対処としては,
(1) xcolorの方でcolorのように(no)setpagesizeの
オプションを入れてくれること
(2) nosetpagesizeが指定された場合の動作をxcolorを呼び出す前に実行しておくこと
(3) xcolorを使わずにcolorを使うこと
といったあたりでしょうか.
(2)は具体的には
\newif\ifGin@setpagesize\Gin@setpagesizefalse
をxcolorの呼び出し前にいれればいいのです.
私としては,xcolorでの対処がいいとは思いますが,
dvips/dvipdfmx.deだけでなく,
pdftex.defとかほかのgraphics-defも同じですが
\ifGin@setpagesize
...
\AtBeginDvi{%
...
\special{}%
...
\fi
じゃなくって
...
\AtBeginDvi{%
...
\ifGin@setpagesize
\special{}%
\fi
...
\fi
の方がまだいいように思いますけど,
何か意図があるんでしょうか.