初めまして、当方TeXで縦書きする方法について初心者向けに解説している者です。
このページと同じ疑問を持ちましたので質問いたします。
fonts - Why to use [T2A, T1] when [T2A] is enough? - TeX - LaTeX Stack Exchange
TeX Live2017の中のupLaTeXを使っているのですが、
デフォルトで(この場合は)縦向きに組まれてしまうéなどのアクセントつきアルファベットや、
キリル文字・ギリシャ文字を欧文と同様横倒しにして組むために、
pxcjkcatパッケージを導入の上以下のように設定しました。
\documentclass{utbook}
\usepackage[T2A,T1]{fontenc}
\usepackage{textcomp}
\usepackage[utf8]{inputenc}
\usepackage[prefernoncjk]{pxcjkcat}
\cjkcategory{sym18,sym19}{cjk}
\usepackage[russian,english,japanese]{babel}
caféで
\foreignlanguage{russian}{Братья Карамазовы})において、
この場合、フォントエンコーディングを切り替えるためにBabelパッケージの\foreignlanguageコマンドが必須で、これを外すとエラーが出ます。
LaTeX Error: Command \CYRB unavailable in encoding T1.
See the LaTeX manual or LaTeX Companion for explanation.
Type H <return> for immediate help. ...
l.24 Б
しかし、T1エンコーディングを外してT2Aエンコーディングのみにすると、
Babelのコマンドで囲まず本文中に直接キリル文字を書いてもきちんと組まれます。
しかもその時、éなどのT1エンコーディングに含まれる文字も正しく欧文として表示されます。
T1とT2Aエンコーディングは最初の128文字のコードポイントだけが同じで、
それ以降の対応は異なっているはずなのですが、
どなたかこの挙動を説明できる方はいらっしゃいますでしょうか。
この場合T2Aだけを使えばT1を使う必要がない気がします。
併用しなければならない理由はありますか?