問題集の著作権問題

日本ビジュアル著作権協会(JVCA)と受験問題集出版社との争いについては旧Wikiの2005-05-01にも書いたが,今朝の朝日新聞に国語テスト、消える長文 著作権理由で訴訟もという記事が。何か書かなければ,と思っていた矢先,辰己さんが教科書・試験問題における著作物の利用の二次利用を書いてくださった。

問題集は著作権侵害という地裁判決が出た以上,JVCA会員というブラックリストを外すだけでは心配。ホワイトリストを確立するために,問題集には自由にお使いくださいというジャンルがCCにできたらいいのかもしれない。

教材には出展と

教材には出展と
「もし面白いと思ったら買ってね」
の一言を加える

というルールを作る、位にして欲しいもんです。

著作物にはJVCA会員マークを

著作物には「私はJCVA会員です。教材・入試問題には使わないでください」を明記して欲しい。
私なら,そのような著者の作品は(たぶん)買いません。

谷川俊太郎さん

この訴訟,谷川さんがよく引き合いに
出てるようですけど,ちょっとがっかりですねえ.
訴訟する前に,普段のペーソスというか
ウイットというかそういうもので
逆襲できなかったんでしょうか.
NIESとか学校訪問でも
よく活動してる詩人さんですけども
そこで突っ込まれたらどういう応答になるんでしょうか

#主張してることは分かりますし理解できますが
#その影響をかぶってる対象が悪すぎます.

Re:谷川俊太郎さん

私は,教科書や問題集で谷川俊太郎や松谷みよ子を知って本を購入してましたが,そういう人が減ってしまうかもしれませんね.
#金の卵を生む鳥を殺してしまうような.

それはともかく扱い方の結論が落ち着くまでの間ぐらい,猶予期間や妥協案(使う場合広告を入れることにするとか)を設ける余裕はないのでしょうか.教育現場が一番振り回されているようで,ちょっと無残です.

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