オリンピックと音楽

トリノの冬季オリンピック開会式でパヴァロッティが歌ったことが2月14日の天声人語で取り上げられていた。「70歳になったら、トイレでも歌わないし、シャワーを浴びる時も歌わない——。テノール歌手パバロッティが、2005年の70歳の誕生日を限りに引退すると述べたと報じられたのは4年前だった。その人が、トリノ冬季五輪の開会式に登場して歌った」で始まる文章である。もう asahi.com からは消えていたが,Asahi Weeklyの2月26日号の天声人語を英訳するに対訳で載っている(ネット掲載はすぐ消えるはず)。この歌はプッチーニのオペラ Turandot(トゥランドット)第3幕の初めのほうの有名なテノールのアリア Nessun dorma!(誰も寝てはならぬ)で,最後の「私は勝つぞ!」という歌詞がいかにもオリンピック向きである。この曲をたまたま荒川静香選手がフィギュアスケートのフリー演技で使い,金メダルを獲得した。他にもオリンピックでは名曲がたくさん流れる。ラフマニノフは「ピアノ協奏曲第2番」や「パガニーニの主題による狂詩曲」が定番らしい。後者はパガニーニ風の忙しそうな曲の中に突然ものすごく甘い18番の変奏曲が入る。ネットでこういった曲を探しながら仕事のBGMにすると楽しい。

楽曲のURIとしては何が適当だろうか。

[2006-04-03追記] 今日,小泉首相、荒川静香選手と「トゥーランドット」鑑賞(朝日)。これらしい。いいないいな。

TeXとは関係のない話題ですが・・・

FM-TOWNS用のGNU CD-ROMと「美文書」初版でLaTeXを覚えた者です。以後、改版するごとに「美文書」が増えています。音楽の話題でしたので、つい反応してしまいました(^_^;)>
もっぱら安価なCDで楽しみ、ネット上の楽曲の所在は詳しくありませんが、フィギュア・スケートの滑りとよくあっていることに驚きます。私の記事をトラックバックしました。

トラックバックありが

トラックバックありがとうございます。でも何だか化けていますね。FM TOWNSとは懐かしいなぁ。

フィギュアの曲としては…

「白鳥の湖」を忘れてはならないでしょう。どこかの番組で最もよく使われる曲だと言っていました。荒川選手も数年前のNHK杯だったと思いますが、優勝した際に用いていました。

ちなみに今回銅メダルのイリーナ・スルツカヤ選手はSPで「死の舞踏」を用いていました。ミシェル・クワンもSPで使っていましたので、今季では密かな人気曲だったようです。

白鳥の湖もそうですね

白鳥の湖もそうですね。

ついでに,トラックバックしていただいたところに書いてありましたドミンゴ+カラヤンVPO,パヴァロッティ+メータLPOはどちらもiTMSにありました。NaxosにはTurandotが二つと,ほかに単曲で収められているものもありました。

今日の19:00のNHKニュー

今日の19:00のNHKニュースでも年齢制限でトリノに行けなかった人(名前が出てこない^^;)が白鳥の湖で滑っていました。

iTMSでクラシックの「Today'sトップソング」を見たら,Nessun dorma!が1, 2, 3, 5, 6, 7, 8, 10位を占めていました!

それが日本人であれば

それが日本人であれば浅田真央選手ですね。>年齢制限で…

白鳥の湖を使っていたとは知りませんでした。

あと、エフゲニー・プルシェンコ(男子個人金メダル)もトスカを使っていましたので、個人種目はどちらも作曲者はプッチーニになりますね。オペラは良く知りませんが、やはり訴求力があるのでしょうね。

どもども。浅田選手で

どもども。浅田選手でした。
次はカナダの作曲家の曲が狙い目?

くるみ割り人形

すいません,くるみ割り人形と書こうとして上の話と混線して白鳥の湖と書いてしまいました ^^;

くるみ割り人形> そ

くるみ割り人形>

そうですよね。私もそちらなら見たことあります。

カナダの作曲家>

Wikipediaに「カナダの作曲家」というものがありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E3%81%...

…私はアンドレ・ギャニオンしか知りませんでしたが。

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