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英語教員のTOEIC平均,中学教員が560点,高校教員が620点?9月2日の朝日新聞に載った千田潤一氏による文章がTwitterで話題になっていた。 「英語教師の驚愕のミス」の背景 | 英語楽習ブログ に該当部分が引用されている。私も原文を読んでびっくりした記憶がある。いま聞蔵で探したが,「著作権などの関係で本文を表示できません」とのことだ。 いくらなんでも英語教員のTOEIC平均がこれでは低すぎると思って,調べてみた。 きょういくじん会議>小学校教員のTOEIC平均スコアは582点―IIBC調査 によれば,
ということで,これは英語の教員だけでなく全教科の教員であり,しかも自発的に受験した人だけであるので,参考にはならない。しかし朝日に載った値よりずっと高い。ちなみに中高の英語教採で一次専門免除になるのはTOEIC 900点くらいらしい(教員採用試験とTOEIC*: えいごろりん)。 最初に戻ってよく考えてみると,朝日に載った560点,620点というのも,文脈から英語教員の平均点だと思い込んでいたが,はっきり書いていないところにトリックがあるのかもしれない。 大新聞に載った専門家の文章でも疑ってかからないといけないというメディアリテラシーの話にしたかったのだが,中途半端になってしまった。
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全教員を対象にしたのですか? TOEICを受ける教員は一部
全教員を対象にしたのですか?
TOEICを受ける教員は一部の向上心のある教員でしょう。
ですから、レベルとしては高校教員が620点程度でしょう。
長年英語から離れた教員の英語レベルは中学3年以下でしょう。
大前研一氏も
英語教師の実力について
管理人@英語楽習ブログです。
私のブログ記事を参照されていますので,発言の機会を賜りたいと存じます。
メディアリテラシーという点で,私に問題があるようですが,それは今後の課題とさせて下さい。肝に銘じておきます。
「いくらなんでも英語教員のTOEIC平均がこれでは低すぎる」について
失礼ながら,現場ではとんでもないことが起こっています。Okumuraさんは実情をご存じでないと思います。
本当にそのように思われるのでしたら,
私のブログ記事,英語教師の驚愕のミス(5)
http://ow.ly/4Abxn
をお読み下さい。「これは英語を教えるレベルではなく教わるレベルです」の例ではありませんでしょうか?
例外的にこういう先生がいるのではないのです。例外的にまともなレベルの先生がいるのだ,というのが30年市井で英語を教えてきた私の実感です。
ついでに,「…驚愕のミス」シリーズをお読み下さい。
私はTOEICを受けたことがないので分かりませんが,これらのミスを普通にする先生たちはTOEICでどれくらいの点数が取れると予想されますか。