横軸が名義尺度の折れ線グラフ

ゲーム・音楽・映画・インフルエンザの流行を予想するのに,従来の方法・ネット検索に基づく方法・両方を合わせた方法のどれが効果的かという研究がある(What Can Search Predict?)。

この著者は結果を最初は棒グラフで表したが,Gelmanの指摘により折れ線グラフに描き直した。その事情が Which graph is better? にまとめられている。Fungも Answering an open call でこの問題を論じている(折れ線グラフと違って棒グラフは0から始まるべきであることも書かれている)。

しかし,Gelmanのブログのコメントにもあるように,折れ線グラフの横軸が名義尺度であるのは気持ちが悪い。この場合の最適なグラフは何であろうか。

適合度なので,Which graph is

適合度なので,Which graph is better?のページのGraph2の点をSearch, Baseline, Combinedで色分けしたらいいんじゃないでしょうか.量が積み重なったイメージではないので棒グラフは少し違和感があるし,連続的変化ではないので折れ線グラフも変な感じがします.

表現したいことから考え直してみましょう

図の目的はモデルの予測と結果の相関(本当に適合性と言えるでしょうか?)を比較したいので、情報表現の手段として、棒グラフと折れ線グラフ、どちらも適切ではないと思います。

各名義尺度に関連性がないので、レーダーチャートの軸として配置して、モデルごとで色分けして表現すれば、モデル間の差異は面積で一目で分かるはずです。

エゴグラム?

エゴグラムは横軸名義尺度じゃなかったですか?
V型とかM型とか形で見ることができるんじゃないか?と考えたに一票入れたい。

@nycity1022 さんのコメント

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