Webで数式を簡単に使う方法

以前Webで数式を書く方法について書いたが,今なら Google Chart Tools のAPIを使うほうが簡単。例:

<img src="http://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&amp;chl=x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}" alt="" />

URL中に使えない文字は%16進2桁で表記する。例えばスペースは試した限りではそのまま使えたが用心するなら%20とする。詳しくはGoogleの解説 Mathematical (TeX) Formulas 参照。

問題点:ピクセルサイズの指定はできるが,標準の2倍の大きさにしたいという指定はできないみたい。

jsMath

最近,使い始めた jsMath http://www.math.union.edu/~dpvc/jsMath/ で決まりかと思いました.ローカルのttfが使えたり,印刷用の高解像度画像も使えるといった部分に差があると思いました.javascript なので,Google AJAX Libraries API http://code.google.com/intl/ja/apis/ajaxlibs/ で配布されれば楽になると思いましたが,別に API があるのでは難しそうですね.

Re: jsMath

そのままでは数式がきたないのであまり食指が動かなかったのですが,今あらためてjsMath用フォント(BaKoMaフォントベースのTrueType)をちゃんとインストールしてやってみたら,とてもきれいですね!

MathJax

MathJaxよさそう

MathJaxよさそうですね!、jaMathから分かれたプロジェクトみたいですね。
こんなこと(「GoogleAppEngineでjsMathを動かす」http://tractatus-online.appspot.com/Math/jsMathOnGAE.html)する前に、MathJaxに移行すべきだったか?!?

話は替わりますが、美文書作成入門 改訂第5版ゲット

夕方、なにげなく書店の棚を見ていたら発見。即、購入いたしました。
現在、第4版をMac上で使用していますが、第5版を使用した方が良いなどという点はあるのでしょうか。
そうでなければ、まず、Windowsに入れて慣らし運転から。

第5版

ご購入ありがとうございます。

第5版のMac用(とCygwin用)はTeX Liveベースですので,ありとあらゆるものが入っているという感じです。ただ,現在の環境で不便がないのでしたら,特に入れ替える必要はないと思います。

予備のMacから徐々に

講義のテキストはすべてTeXで作成しているので、動作不良になると困ります。
予備のMacから徐々に(Windowsも)入れ替えてみます。
でも、発行日は、8月5日。前回もフライングでしたが、今回も。

付録のディスク

CD-ROMではなくDVD-ROMになったのですね。私も購入しましたが、勤め先のPCはCDしか読めなかったような‥‥

付録DVD

Mac版は美文書4のものと同時にインストールできるようになっています。美文書4のものは/usr/local/teTeX以下,美文書5のものは/usr/local/texlive以下(Ghostscript等は/usr/local/bibunsho以下)です。美文書5のものは/usr/local/binも使いませんので,他と混ざらないはずです。PATH環境変数を切り替えれば共存させることができます。

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