学校の暴力行為のグラフ比較

文科省が11月30日に発表した平成20年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果(暴力行為、いじめ等)についての内容を各紙が報道している。

問題の暴力行為の件数は上記サイトのPDFファイルの8ページ下のグラフで表されている。このグラフを素直に描き直したのが産経時事ドットコムも同様(上の楕円グラフは問題だがさておき)。一方,朝日は母集団が違う2006年度以降も同じ線で繋いでしまった。読売はさらに「合計」を付けてグラフをうるさく(clutter)してしまった。

東京新聞の栃木版は積み重ね棒グラフ。茨城版は中学と高校のラベルが間違っているようだ。

とんでもないことが癌のように進行しているのか!というのは心

とんでもないことが癌のように進行しているのか!というのは心配のしすぎ?
しかし人間に育てられた猿は子育てできないみたいな話も聞いたことあるし、家庭でおかしな育て方された子供が親になったら・・みたいな連鎖も???
親は子供の育て方スキルをどうやって身に付けているのかな?1:何となく。2:自分が親にされたように。3:本を読んで。4:セミナーに参加して。5:友人知人に相談。6:親に相談。こういう実態って、実は日本中の誰も把握していなかったりして。

心配するところ

> とんでもないことが癌のように進行しているのか!というのは心配のしすぎ?

ここで心配すべきは記事そのものの内容ではなくて
調査結果に対する報道各社の理解力ではないかと思われます。

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