小学生が描いたミッキーマウスをディズニーが消させた話

安藤健二『封印されたミッキーマウス 美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード』(洋泉社,2008)を県立図書館で見つけたので借りてきた。講義で著作権の話をしているので「ミッキーマウスのタブー 大津市プール事件と著作権問題」(pp.124-145)を参考にするため。

滋賀県大津市立晴嵐小学校の6年生が卒業記念にプールの底にミッキーマウスとミニーマウスの絵を描いた(読売新聞滋賀県版1987-03-13朝刊)。ところが,ディスニー社の抗議により学校側が絵を消した(産経新聞(当時はサンケイ新聞)1987-07-10朝刊)。その後,子どもたちは東京ディズニーランドに招待された(『週間金曜日』2000-11-03),そうではなく社長がお詫びに訪れてディズニーの本を寄贈した(兜木励悟『ディズニー批判序説』データハウス,2001)といった矛盾した情報が。そこで,本書の著者は現地を取材。結果は……(ネットを検索されたい)。

そこで、

ミッキーマウスの絵を書き込んだ氷山を浮かべたらディズニー社からOKがでたけど、その後、その学校のプールで船が氷山にぶつかって沈没するという事件が発生して、子どもたちに賠償請求が届いた…ということで合っていますか?

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