ハイパーネットワーク社会研究所の情報モラルワークショップ

ハイパーネットワーク社会研究所の情報モラルとガバナンスに関するワークショップin別府のページからリンクされたINTERNET Watchの記事群にワークショップの詳細が載っている。どれもおもしろい。

最初の記事「間違いだらけのケータイ議論」千葉大の藤川准教授が指摘のスライドにある「なりすまし禁止」は,受信・拒否設定(NTTドコモ)の一つで,送信ドメインとFrom:のドメインが違っているメールを拒否するもののようだ。これを読んで,ある子から「メーリスが届かない」という相談を受けたことを思い出した。さらによく考えたら,私の超いいかげんなomlでは -f オプションでFrom:にメーリングリストのアドレスを設定できるのであった。

VR

VRの例として「電脳フィギュア」例としてが紹介されていますが,+ Space on palm +(http://www.geocities.jp/chi_rin5050/spaceHP/index.html)というのがあります。Webカメラがあれば利用できます。

 

中学校は腕時計禁止だった

学校、いえ、教室への携帯電話の持ち込み禁止は賛成です。

こんな便利な物が手元にあったら授業に集中できるわけありません。たまごっちは触ったことないですが、ゲームウォッチとか流行りましたよね。もう、時間を忘れて。

どうもTV等での携帯電話の学校への持ち込みに関する議論がいつも噛み合わないのが不思議でなりません。持ち物検査は不要です。教壇の上から見れば、机の下で携帯電話(あるいはPSP)で遊んでいるのは一目で分かりますので没収すれば良い。通学途中で親と連絡を取るとか、GPSで寄り道していないかチェックするなど、なかなか保護者サイドとしても携帯電話は便利ですね。鍵付きロッカーを用意(既にある?)し、下足同様に授業中はそこにしまうように指導すれば良い。

携帯電話の正しい使い方は。。。確かに学校で教えても良いのかも知れませんが、もっと直接的に危険かつ身近な凶器である自転者の安全運転の指導よりも熱心に行う必要は、本来はないはずです。

没収すれば良い

最近はまず親にそういうこと(授業中に見つけたら没収すること)をあらかじめよく伝えておかないと,親とトラブルになるケースもあるようです。

携帯電話と自転車

>携帯電話の正しい使い方は。。。確かに学校で教えても良いのかも知れませんが、もっと直接的に危険かつ身近な凶器である自転者の安全運転の指導よりも熱心に行う必要は、本来はないはずです。

この考え方が落とし穴だということが,問題の本質のように思えます.
自転車は直接的に危険かつ身近な凶器で,しかも「何がどう危険なのか」が見えやすいので,安全指導の必要性を学校も保護者も児童生徒自身も容易に理解できるし受け入れられる.一方,携帯電話は,一部の意識が高い人たちを除いて「何がどう危険なのか」を誰もわかっちゃいない(そもそも危険に気づかないか,「なんだかわからないけど危険だと世間で騒がれている」という認識しかない)ので,野放しか,はたまた全面禁止,という両極端になってしまう.

議論がかみ合わないのは,禁止の論調が「教室内での使用禁止」を超えて「(思考停止的な)所持禁止」に傾いているためではないでしょうか.

校内は土足禁止

泥だらけの靴で校内を歩かれると困るので、昇降口で上履きに替えないと駄目ですよね。おなじように、昇降口の靴箱に携帯も一緒に入れておくようにすればいいんですよ。鍵をかけられるようにしておけば、盗まれることもないし。

当事者が

所持禁止、持ち込み禁止にしても当事者が「大人からやらされている感」を持ちませんか?

ルールを決める場に子どもが関わっていないことのデメリットの方が大きい。

一体全体主語は誰か考えると、
「教員」が「没収すればよい」?
「大人」が「禁止すればよい」?

教師がいかに教育する(teaching)議論から学習者がいかに学習する(learning)議論へ移ってきていますよね。

「子ども」が「ルールを決めて守る」

がどこかにあってほしいです。

おやつは300円まで

>一方,携帯電話は,一部の意識が高い人たちを除いて「何がどう危険なのか」を誰もわかっちゃいない(そもそも危険に気づかないか,「なんだかわからないけど危険だと世間で騒がれている」という認識しかない)ので,野放しか,はたまた全面禁止,という両極端になってしまう.

 そうですね! ”本来は”で入力を止めたのはiPodでの入力に疲れたのもありますが^^,多分,多くの方はこのポイントを理解されているだろうという思いがありました.
 携帯電話にまつわる犯罪は確かに存在するし,犯罪とまではいかなくてもイジメやコミュニケーション能力の偏重に繋がる危険性があるので,身体的な危険を伴う自転車とは別種の危険であり,実際には比較するのは妥当ではありません.
 自転車ならば警察署や交通安全委員会の方々が学校に出向いて安全運転講習会を行ないますので,携帯電話に関する啓蒙活動は携帯電話関係の企業が行なう(行なっている?)べきものでしょうね.先生に対しても,PTAに対しても.

 没収は...帰宅時には返すので,きちんとアナウンスしておけば大丈夫でしょうね.ま,まさか,「先生,ウチの子のメール読んだでしょう!」などと迫ってくるのでしょうか.
 なお,うちの学校の学生が授業中に携帯電話をパカパカしているのを注意すると,「緊急の連絡があるかも知れない」と言います.大丈夫.本当に緊急の用事ならば学校に電話が掛かってくるし,そうでなくては困ります...

 「大人からやらされている感」ですが,私は小学生ではないので分かりませんが,実は大半の子供達は教室内への持ち込みを禁止されても文句は無く,一部の子は逆にホッとするのかも知れませんね.これはどなたかお子さんに聞いてみて頂けませんか?
 なんとなく中学生の頃の記憶を思い出すと...あの頃(25年くらい前ですね...)は確か女子の間では伝言のメモを授業中に回すのが流行っていました.あれもイヤなブームでしたね.多分,回ってきても困るし,回ってこないと寂しいし,授業に集中できなかったでしょうねぇ.

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