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ジョーシン関西高校教科「情報」シンポジウム in 関西(ジョーシン関西)から帰る途中。文系に近い方々の話が聞けておもしろかった。最後の高校の情報科の4人の先生のパネルは,お二人が社会科出身ということで,珍しい。 そんな中で,新指導要領の「社会と情報」「情報の科学」では「社会と情報」が多数を占めるだろうという予測をお聞きしたが,希望的観測かもしれないが逆のように思っていた。「数学基礎」のような教科の最初にある科目は受験校は敬遠する傾向があるし(でも「情報A」は違った),「社会」で始まる科目名だと理系出身の先生が敬遠すると見ていた。
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僕の予想
http://ttmtko.air-nifty.com/a/2007/09/post_5305.html
で予想した悲観的観測は、社会と情報:情報の科学=9:1です。もちろん、外れて欲しい予想です。
8:2とか7:3にするには、どうするかを考える必要があると思っています。
Re: 僕の予想
情報モラルなどが大事でないとは言いませんが,高校生には科学的な思考力をと思う先生がたくさんおられることを祈るばかりです。
ジョーシン関西メモその1
鳥取環境大学の都倉信樹先生(もうすぐ大阪電通大学長)がワードアートの類をけなしておられたのには満足。
PowerPointを教える話をされていた高校の先生が,良いプレゼンの本がないのでビジネストークの本を読んだという話をされていた。TufteやAlan KayがPowerPoint教育を毛嫌いする理由は,子どもにはビジネストークではなく科学的な考え方を教えよということ。複雑な思い。
ただひとつの必履修科目
本当は、ただひとつの必履修科目「情報I」があって、情報モラルも、情報の科学的な理解も、メディアリテラシーも、きれいに入っていてほしいですよね。
で、それを学んだ生徒が、情報IIで、やや高度に学び、そして情報III{A,B,C}で専門分化へのきっかけになって欲しいです。
2025年(?)改定を目指して、そういう動きを始めないと駄目かもなぁ。
2単位
II,IIIがどういう構成になるかはともかくとして,精選したコアをIとすることができればいいなあと思います。必履修枠が2単位しかとれないのであれば,そういうスタイルでないと何もかもが中途半端になりそうです。
昨日モラルとかセキュリティという言葉の話がありましたが,「情報モラル」というのはもう「情報に関するモラル」とかじゃなくて「情報モラル」で一語なのだという風に感じています。
最近コメントを書
最近コメントを書いていませんでしたし、どんな名前で書いていたのかも忘れていたりしますので、この名前で書き込みます。
それから、研究会が始まる前に基板などを広げてあたふたしていたのでしっかりと挨拶も出来なかったのが心残りです。
今回のジョーシンには、工業の情報技術科にどっぷりつかっていると、教科「情報」のことを忘れそうになってしまいそうでしたので、参加をしてみました。
自分が思うところとは違う講演やパネルもありましたが、元の教科や専門などを考えると、そういう考え方も有りなのでしょう。それでも、パネルで挙げられた実例などは他の教科に自分の領域だと言われてしまいそうだなと思いながら聞いていました。
「大人の科学」という冊子などがありますが、どちらの教科名にも微妙な違和感を感じています。語感から「社会と情報」は採択したくないなと感じます。
それから、今後の教科「情報」の行く末は、全国高等学校長協会とその方針に従う校長などがどのように行動するかに掛かっていると思います。情報系出身や情報に理解のある校長はごく僅かでしょうし、中教審などに出される意見書などから創造すると、学校内でも少数派の情報科教員や教育内容を駄目にしてしまうかもしれません。校長による人事評価制度も遅かれ早かれ始まりそうですから、もっと恐いことになるかもしれません。
そうならないためにも、現職の先生方や学会の方々には頑張っていただきたいなと思います。自分は・・・実習助手なので側面支援ということでお願いします。
Re: 最近コメントを書
ジョーシン関西ではありがとうございました。われわれもがんばりますので側面支援よろしくお願いいたします。m(__)m