USBメモリにご用心

近場のニュースなので。児童情報流出:教諭が自宅へ持ち帰り:三重(毎日)。Winnyの話と混ざっていてわかりにくい。正確な話は 伊賀タウン情報 YOU に載っている。今年2月,USBメモリを職員室の共用パソコンに挿したまま授業に行って戻ってきたらなくなっていた。5月,それをコンビニのごみ箱で拾ったという人が中身をCD-Rに焼いて匿名で複数の報道機関に送りつけた。

名張市教委は,個人データはパソコンでなく可搬媒体に保存し,鍵のかかる場所に保管するよう指導していた。いつ壊れるかわからないUSBメモリ一つに全データを入れておくのも心配なので,ときどき別のUSBメモリにバックアップするのがいいのか。県教委のほうはサーバに保存するんじゃなかったっけ。利便性と安全性を天秤にかけて,どういうルールがいいのだろう。

『「校内で無くした

『「校内で無くした」という先生の証言がどれだけ信用できるか』ということと,『「コンビニのゴミ箱で拾った」からCD-ROMに焼いて報道機関に送った』ということのどちらが信用できるか,ですね。どちらも信用できるなら,「この事件に関して」は窃盗事件ですね。

個人情報、書類、電子化、保護、重要、・・・・・

"児童の個人情報に関わる重要な書類"を作らないというのが現実的な解ではないでしょうか。私も"個人票"なるものを作成して学校に毎年提出していますが、必要とは思われない個人的な情報もあります。まずは、法令上必要とされる個人情報とは何かを、全ての保護者に通知することから始めてほしいものです。個人情報の電子化は、たとえ書類がなくても自分の記憶に頼ってできてしまいます。これを防ぐことは不可能でしょうから、電子化された個人情報を記録した媒体を紛失する事故がなくなることはないでしょうね。

USBメモリ使うなら

皆様コメントありがとうございます。
USBメモリは壊れて大切なデータが失われる心配からあまり積極的に使いたくないのですが,少なくともUSBメモリを使うなら暗号化対応のものを使うべきだろうと思います(OSの機能や他のソフトで暗号化してもOK)。
どんな製品があるか調べていませんが。

隣りの県でも

こんなのがあります

Re: こんなのがあります

ありがとうございます。こういうのはクロスプラットフォームではないのですね(学校現場ではパソコン=Windowsなので問題ないのでしょう)。
教委は「持ち運ぶな」なんて無理なことを言う前にこういうのを配給すればいいですね。

無理でも言わないと

無理でも言わないと,なし崩し的になんでも持ち帰ろうとなさいますから。でもそれが行き過ぎると今度は逆切れされるし。今年の予算で何ができるかの検討を始めていたところなのです。

情報漏えい対策も重要だけど

そもそも持ち帰って仕事をしなければならない職場事情?環境?を改善しないと、次々でてくる新技術を利用した持ち出し手段に対応できないんじゃないでしょうか?

学校や会社なんでもそうだとおもうけど・・・

職場環境

ですね。だれも家にまで仕事を持ち帰りたくないですから。なかなか改善されないでしょうけれど。

逆に

会社じゃ雑音が多すぎて、
仕事したくないという
変わった人種・職種もいます・あります(笑)。

Re: 逆に

それは学校についてももっと成り立つかもしれません。
生徒が職員室や準備室にしょっちゅう入ってきますので,自宅でやったほうがずっと物理的なセキュリティレベルは上がることもあります。

USBメモリ

落伍弟子さんのブログUSBフラッシュメモリの紛失が相変わらず続くでさらに詳しく取り上げられていました。

コメントの表示オプション

お好みの表示方法を選択し、「設定の保存」をクリックすると、表示方法を変更することができます。