情報テクノロジーは命を救えるか

NHKスペシャル「情報テクノロジーは命を救えるか」を見終わった。携帯で情報を直接送ってもらっても不完全な情報でかえって混乱することがあるので,避難所ごとに自治体職員がまとめて本部に送る。避難所と本部との通信には10km飛ばせる長距離無線LANを使う。ググってみると,30km飛ぶ製品もあるようだ。

30Km

ITRCで聞きました。
「高知で実験したとき,そんなに飛ぶとは思ってなかったけど実はびっくり十数Kmだった」とか「建物ンがあるので届かないと思ってたら,どうも両側が窓なので電波がそれをすり抜けてるみたいで繋がった」とか。
 逆に,冬場にアンテナを設置したので,夏場に街路樹が生い茂って繋がらなくなったとか。私が管理してるところでも1箇所それがあるんです。枝打ちしてもらいたいのですが,何かの記念植樹だそうで,極力ひかえてるとか。夏場は枝が揺れるのだとおもってます。無線LANがちょん切れるのをNagiosのワーニングが飛び込んでくるので^_^;

Re: 30Km

ほんとに届くんですね。そういうのがあれば飛行船を飛ばさなくても各避難所が結べそう。

録画をみました

実は私もHDDに録画してました。いま見終えたところです。
無線LANを使っているのは豊橋市でしたね。10Kmだともっと指向性のある多エレメントのアンテナが必要なんじゃないですかねー。アイコムのでもそうだし。アライドのでも大きかったですよ。4年ほど前にはそれで3kmほど飛ばしましたから(今でも使ってるはず)。

指向性

設置しておいても地震で向きが変わったらつながらなくなるのでは困りますね。電池駆動でそこらへんにほいほいばらまけばアドホックなネットワークができるようなものなんかもあったらおもしろいですけれど。

ZigBeeを使ってつなげ

ZigBeeを使ってつなげば出来そうだけど人口密集地域じゃないと使えないだろうな... 使えてもノード数制限にひっかかりそうだし。

ZigBeeほど

低消費電力でなくても,震災が復旧するまで電池がもてばいいのですが。あるいは震災時は電監(古い言葉^^;)も文句言わないだろうから発電機付き大出力無線LANとか。

風船に・・・

飛行船のような大掛かりなものじゃなくて,風船やアドバルーンのようなものに無線 LAN の端末(?)を乗せて浮かばせれば良いのでは?
ある程度高さがあれば遮蔽するような障壁も無いでしょうし,かなりの距離まで届きそうです。

飛行船

震災を受けたところはアドバルーンどころではないでしょうから,http://buffalo.jp/expo/ のような飛行船を遠くから送り込むことを考えました。

100ドルノートPC

100ドルノートPC http://laptop.org/ のようなものがあれば災害時にも使えるでしょうか。発電機がついているし、Mesh networking (?) ができるということです。

Re: 100ドルノートPC

なるほど! 使えるかもしれませんね!

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