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英語圏での無断リンク禁止高木さんの日記「無断リンクは禁止とします」について栃木県警に聞いたで県警も納得した言葉:
なるほど。 同無思慮なサイト運営者が本来言わんとすることを利用規約の形式で書いてみたで,英語圏でも無断リンク禁止ブームがあることが紹介されている。もっとも,私は日本語圏と英語圏のサイトをほぼ同じくらい見ていると思うが,日本語圏ではよく目につく「リンク(される)ポリシー」が英語圏では仮にあっても「リンクするポリシー」であり,無断リンク禁止と書いてあるサイトは(ググれば見つかるが)自然なブラウジングではまず出会わない。 これはWebの創始者Tim Berners-Lee自身が1997年にLinks and Law,Links and Law: Mythsを書いて戒めたことが効いているのであろうか。他にも調べてみると,以前紹介したものと重なるかもしれないが,Google DirectoryのPermission to Linkに無断リンクを扱ったページがいくつか載っている。その中のLink to Athens Olympics Siteによれば,アテネオリンピックのサイトにかつてリンク(される)ポリシーが載っていたようで,これにリンクした上で,「リンクは私のサイトにあり,オリンピックのサイトにあるものではない。したがってリンクポリシーを決めるのは私のサイトであり,オリンピックのサイトではない。他人のサイト上のリンクを統制しようとすることはWebの仕組みにも言論の自由にも反する」と抗議している。たいへん明解である。 「当サイトのURLを別のサイトに書き込むことを禁じます」を「当サイトの批判を別のサイトに書き込むことを禁じます」と比べてみれば,傲慢さがわかるのではないか。言論統制の国は美しい国ではない。
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別件で
別件で似たような話を思い出したのでコメントします。
frameタグないしiframeタグによるページの表示機能を、「リンク」と呼ぶかどうかという話です。
具体的には http://deztec.jp/design/04/link01.html などのページを見ていたわけですが、フレーム表示もリンクと呼ぶと(広義に)定義するなら、各方面での無許可リンク禁止も合点がいくと思います。
まあ、そうでないaタグによるリンクの禁止は納得がいきませんけど。
Re: 別件で
その場合でも,誰かのサイトに「禁止」と書いてあるからやっちゃいけないのではなく(法律の裏付けもなく例えば私が「このサイトを見る人は靖国参拝を禁じます」といっても意味がない),著作権法や不正競争防止法などに違反するのでやっちゃいけないのではないですか。
ライセンスに「何々を禁じます」と書いてあるのは,「同意する」を押してはじめて成立する契約なのでこれとは別だろうと思います。