お返事ありがとうございます。レスが遅くなってすいません。
私は最初の投稿
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=78
のファイルをotf.texとして保存したのち
platex otf.tex
dvipsk -Ppdf otf.dvi
ps2pdf otf.ps
でotf.pdfをつくりました。すると\CID{7652}や\CID{13706}などがうまくいきません。\UTFも第3水準の漢字などはうまくいかないようです。しかし完成したdviファイルを
dvipdfmx otf.dvi
として変換しなおすとちゃんとAdobe Reader 8.0でよめるpdfが完成するようです。(もちろんこの方法だとpstricsが使えません。)
ちなみにudvipsでやっても同じでした。
いま手元にパソコンがない(漫画喫茶から打っています)のでこまかいログなどが書けないのです。明日はもう少し細かい状況を報告できそうなのでどなたか対処法がお分かりになる方がおられましたらお教えください。よろしくお願いします。
高嶋です。現状報告のため、細かいログファイルなどを用意しました。zipで固めてあります。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?OTF
および
http://okazaki.sakuraweb.com/biboroku/jisichiran.html
にあった
http://okazaki.sakuraweb.com/biboroku/jisichiran/alljis_uni.pdf
をみながら添付ファイルのotf.texを作りました。(鳥部の第3、4水準の漢字を11個ならべたものです。)
それを以下の手順でpdf化しました。
G:\otf_log>platex otf.tex
G:\otf_log>dvipsk -Ppdf otf.dvi
G:\otf_log>ps2pdf otf.ps
出来上がったファイルが添付ファイルのodf.pdfです。第3水準の漢字は全滅しています。
しかしdvipdfmxをつかって
G:\otf_log>dvipdfmx -o otf_dvipdfmx.pdf otf.dvi
とやると少なくともUnicodeが4桁の文字は正しく読めるpdfができます。(otf_dvipdfmx.pdf)
それぞれのコマンドを実行したときの画面のメッセージをtex.log.txtにまとめているのですがこれをみるとpsfonts.psを読みにいっていない気がしてならないんですが...
とりあえず私の能力ではいかんともしがたい状況です。どなたか対処法がお分かりの方がおられればご一報下さいませ。よろしくお願いいたします。
「Cygwin で 日本語 TeX」プロジェクトで配っている Ghostscript では,無用のトラブルを避けるために,ps2pdf コマンドも非埋め込みタイプになっています.ps2jpdf は,(非埋め込みの) ps2pdf の前にさらに松本さんのしおり対応 perl スクリプトをかませるようにしてあります.
対して,Vine は,ps2pdf コマンドに -dNOKANJI オプションを付けたときは非埋め込みになり,ps2jpdf は,「松本さんのスクリプト + -dNOKANJI オプション」だったはずです.
「埋め込みと非埋め込みが混在していたからでした」と書かれているのも,混乱が見られて,ベースラインが崩れた例は,すべてのフォントが埋め込まれているのだろうと思います.
フォントの質 (箱のサイズ?) が,よく使われる漢字とそうでない漢字 (←厳密でないですが,厳密にどういうのか私がよく知らないのでお許しください) とで異なるのだと思います.
蛇足ですが、\UTF{9DD7}(鷗)はJIS第三水準ですが、
\UTF{9592}(閒), \UTF{9AD9}(髙), \CID{7652}, \CID{13706}はいずれもJIS第三水準ではありません。
件の PDF にはフォント(MS-mincho?)が埋め込まれているようですので、化けるのは当然です。gs で非埋め込みの設定をすればよいのだと思います。手元は gs 7.07 で、8 系列と設定ファイルがかなり異なると思うので、こちらの設定例をお知らせしても役に立てない気がしてきました。 kuroky さんのアドバイスに従っていただくのがよさそうです。