sfd を使ってMS P明朝の欧文部分を OT1 や T1 で使う

Re: sfd を使ってMS P明朝の欧文部分を OT1 や T1 で使う

- Z. R. の投稿
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こちらでも追試してみました。しかし、どうやら dviout が正常に動作していないらしく、簡単な回避策もなさそうです。

「Samp0TeXStd.sfd の SFD と ttf2tfm で TFM を作り、そのまま SFD でマップ指定した」状態で T1 のコード表を出力したのが添付画像の上の図です(フォントは Gentium)。ut さんの指摘した文字化けが発生しています。

ここでコード表を上半分と下半分に分けて出していますが、上半分を出力しないようにソースを変えたのが下の図です。TFM も SFD もマップも一切変えていません。かつ下半分の出力の DVI のコードも全く同じはずです。にも関わらず上の図とは「化け方」が異なります(0xA7 だけ化ける)。

(もっと言うと、dviout でこの文書を開いたままにして「上半分を消した」ものを組版して更新させると、この場合は「上の図と同じ化け方」のままになったりします。)

これは TFM の解釈として絶対にありえないので、dviout が異常な動作をしていると推測しています。

添付 t0.png