美文書作成入門(改訂第5版)のCDよりシステム一式をインストールし直し,今回から初めてTeXworksを利用させて頂いています.
pdfの作成までは問題なく動作していますが,出来上がったpdf中で,ギリシャ文字(大文字のデルタのみ)が文字化けしています.(丸に右斜め上から左斜め下に串刺しされたような記号に置き換わっている.)
フォントの問題だと思いますが,フォントに関する知識がほとんど無いため,対応に苦慮しています.
適切な解決策をご教示頂ければ幸いです.
次のような単純な例でも文字化けは起きますか?
当方の TeXworks では再現しませんでした。
% LaTeX2e
\documentclass[a4paper]{article}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
$\Delta$
\end{document}
文字化けした PDF ファイルを Adobe Reader で開いた時も同様に文字化けは起きているのでしょうか?
フォントの情報を開示して頂くことは可能でしょうか?
図は上記サンプルのフォント情報です。Adobe Reader の[ファイル]メニュー[プロパティ]の「フォント」タブで情報を見ることが出来ます。
当方の TeXworks では再現しませんでした。
% LaTeX2e
\documentclass[a4paper]{article}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
$\Delta$
\end{document}
文字化けした PDF ファイルを Adobe Reader で開いた時も同様に文字化けは起きているのでしょうか?
フォントの情報を開示して頂くことは可能でしょうか?
図は上記サンプルのフォント情報です。Adobe Reader の[ファイル]メニュー[プロパティ]の「フォント」タブで情報を見ることが出来ます。
ご連絡,ありがとうございました.
1.ご提案の例では正しく表示されました.
2.Adobe Reader Xでは正しく表示されました.
3.文字化けが出るファイルに関するフォント情報は
以下の通りです.
CMEX10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMMI10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMR10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMSY10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
Helvetica 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:ArialMT,実際のフォントの種類:TrueType
Helvetica 種類:Type 1,エンコーディング:標準,実際のフォント:ArialMT,実際のフォントの種類:TrueType
Helvetica-Bold 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:Arial-BoldMT,実際のフォントの種類:TrueType
IPAexMincho(埋め込みサブセット) 種類:True Type (CID),エンコーディング:Identity-H
MS-Gothic(埋め込みサブセット) 種類:True Type (CID),エンコーディング:H
Symbol 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:Symbol,実際のフォントの種類:Type 1
Symbol 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン,実際のフォント:Symbol,実際のフォントの種類:Type 1
Times-Italic 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:TimesNewRomanPS-ItalicMT,実際のフォントの種類:True Type
Times-Roman 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:TimesNewRomanPSMT,実際のフォントの種類:True Type
よろしくお願い申し上げます.
1.ご提案の例では正しく表示されました.
2.Adobe Reader Xでは正しく表示されました.
3.文字化けが出るファイルに関するフォント情報は
以下の通りです.
CMEX10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMMI10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMR10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
CMSY10(埋め込みサブセット) 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン
Helvetica 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:ArialMT,実際のフォントの種類:TrueType
Helvetica 種類:Type 1,エンコーディング:標準,実際のフォント:ArialMT,実際のフォントの種類:TrueType
Helvetica-Bold 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:Arial-BoldMT,実際のフォントの種類:TrueType
IPAexMincho(埋め込みサブセット) 種類:True Type (CID),エンコーディング:Identity-H
MS-Gothic(埋め込みサブセット) 種類:True Type (CID),エンコーディング:H
Symbol 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:Symbol,実際のフォントの種類:Type 1
Symbol 種類:Type 1,エンコーディング:ビルトイン,実際のフォント:Symbol,実際のフォントの種類:Type 1
Times-Italic 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:TimesNewRomanPS-ItalicMT,実際のフォントの種類:True Type
Times-Roman 種類:Type 1,エンコーディング:カスタム,実際のフォント:TimesNewRomanPSMT,実際のフォントの種類:True Type
よろしくお願い申し上げます.
はずしているかもしれませんが(情報が少なすぎますし),とりあえず dvipdfmx で
pdf を作成する際に -f dlbase14.map として,基本14フォントを埋め込んでみて
ください.あるいは,次の例を試してみてください.
\documentclass{jarticle}
\AtBeginDvi{\special{pdf:mapfile dlbase14.map}}
\usepackage{mathptmx}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
$\Delta$
\end{document}
dlbase14.map は URW のクローンフォント用のものですが,Adobe の本物の基本14
フォントを持っているのなら embase14.map の方がいいかもしれません.
pdf を作成する際に -f dlbase14.map として,基本14フォントを埋め込んでみて
ください.あるいは,次の例を試してみてください.
\documentclass{jarticle}
\AtBeginDvi{\special{pdf:mapfile dlbase14.map}}
\usepackage{mathptmx}
\pagestyle{empty}
\begin{document}
$\Delta$
\end{document}
dlbase14.map は URW のクローンフォント用のものですが,Adobe の本物の基本14
フォントを持っているのなら embase14.map の方がいいかもしれません.