arrayやalignedの[t]スイッチと括弧

arrayやalignedの[t]スイッチと括弧

- フグ田 マス男 の投稿
返信数: 3

arrayやaligned環境の[t]スイッチと,\leftを併用すると,1行余計に括弧がついてしまいます。具体的には,

\documentclass[b5paper,fleqn]{jsarticle}
\usepackage{amsmath}

\begin{document}
$
\left\{
\begin{aligned}[t]
y&=x-2 \\
y&=2x+1
\end{aligned}
\right.
$
\end{document}

上記ソースで,alignedでもarrayに変えても,

│ y=x-2

└ y=2x+1

このように,y=x-2の上に,余計な行が入ってしまいます。

問題番号の横に,行内数式で数式番号付きの連立方程式を入れ,連立方程式の第1行目のベースラインと,問題番号のベースラインを揃えたいだけです。他の方法でも構いませんので,ご教示いただけると幸いです。

(本来,別行立てで記述するべきかもしれませんが,正解プリントなので,問題文はいらないのです。)

フグ田 マス男 への返信

Re: arrayやalignedの[t]スイッチと括弧

- 匿 名 の投稿
\raisebox でも使ったらどうですか?
e.g.
\documentclass{jsarticle}
\usepackage{amsmath}
\begin{document}
(1)~\raisebox{-.375\baselineskip}%%% jarticle 等の場合には -.5\baselineskip
    {$\left\{ \begin{aligned}
        y & = x - 2  \\
        y & = 2x + 1
      \end{aligned} \right.$}
\end{document}

また,delarray パッケージを使ってみるという手もあるでしょう.

\documentclass{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{delarray}
\begin{document}
(1)~$\begin{array}[t]\{{@{\,}r@{}l@{}}.
        y & {} = x - 2  \\
        y & {} = 2x + 1
      \end{array}$
\end{document}

# ところで,形にこだわらずに「(1)~$y = x - 2$,$y = 2x + 1$」という
# 具合にしたところで何の不都合があるのですか?

なお,
・[t] オプション付きの array 環境,align 環境は「下にはみ出した」形の
  (depth の大きい)「(一種の)表」になる
・\left/\right による括弧は,「数式の軸」の位置(分数の横線のところ)に
  関して上下対称になる
ことにより,あなたが目にした出力結果は「あなたが指定した通りのもの」です.
匿 名 への返信

Re: arrayやalignedの[t]スイッチと括弧

- フグ田 マス男 の投稿

replyありがとうございます。

結局,raiseboxで対応しました。

p.s (1)~$y = x - 2$,$y = 2x + 1$ は,見た目がイヤです。

大したことではありませんが,やはりぱっと見て分かりやすい

(比較しやすい)ことも要求したいのです。

フグ田 マス男 への返信

Re: arrayやalignedの[t]スイッチと括弧

- 匿 名 の投稿
>大したことではありませんが,やはりぱっと見て分かりやすい
>(比較しやすい)ことも要求したいのです。
そうですか.
それはそれで結構ですが,体裁にこだわる前に
「入門書レベル」のコマンドの用法はひととおり
ふまえておいてくださいね.