otfパッケージのベータ版のburasageオプションを使用した際、組版結果が不自然になることがありました。
以下の例では1行20文字としているところで、句点までが20文字ちょうどにおさまるところを、空けて組むことで無理にぶら下げしたかたちになってしまっています。
\documentclass[a5j,12pt]{tarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage[burasage]{otf}
\kanjiskip=0zw plus .0625zw minus .01zw
\xkanjiskip=0.25em plus 0.15em minus 0.06em
\textwidth=20zw
\begin{document}
\baselineskip=1.75zw
私が先生と知り合いになったのは鎌倉である。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。
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これは以下のようにしてほしい
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私が先生と知り合いになったのは鎌倉である。その時私はまだ若々しい書生であった。
\noindent{}暑中休暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。
\end{document}
無理にぶら下げず、ベタ組みにするにはどうしたらいいでしょうか?
環境は以下の通りです。
・otfパッケージbeta版 v1.7b1
・macportsのptex
>pTeX 3.141592-p3.1.10 (utf8.euc) (Web2C 7.5.4)
>kpathsea version 3.5.6
>ptexenc version 0.997
・Mac OS X 10.6.4