Texstudio、Texlive2020をwindows使用しています。今まで階層が同じであるUSB内の同じファイル内でにあるファイルを参照させたとき、問題なかったのですが、Texlive2024をダウンロードしたところ、Texstudioではinputで参照させるファイルを理解しているのにコンパイルすると! LaTeX Error: File `〇〇.tex' not found.とでてファイルの場所が見つからないようです。仕事にしようが出るため、2024はアンインストールしました。何かやり忘れでしょうか?アンインストールしたので、2020で問題なくファイルの参照もします。
Table of Contents
検証用 latex ソースなど
main.tex (添付ファイル)
\documentclass{jlreq} \begin{document} \input{input.tex} \end{document}
input.tex (添付ファイル)
INPUT INPUT
検証には lualatex を利用
- 利用されているビルドコマンドが不明でしたので便宜的に lualatex を利用
- 検証環境( すべて telive 2024 を利用 )
- macOS コンソール
- windows コンソール ( usb 上に配置されたものを使用 )
- windows texstudio ( usb 上に配置されたものを使用 )
- scoop で インストール( TeXstudio 4.7.3(git 4.7.3))
検証結果
- いずれも問題なく input.tex を読みビルド可能でした
お願い
- 再度 2024 をインストールする際は上記 main.tex input.tex を利用してビルドし、その際に出力される main.log をアップロードしてください。
- また環境変数 Path の情報もコマンドプロンプトで処理した結果を教えてください。
わかりました command_line_encoding = utf-8 です。
これは Windows 環境でコマンドラインやファイル名を UTF-8 として扱う機能であり、
本来 p(la)tex では無効なはずのなのですが、
platex が euptex ベースになったことで意図せず有効になってしまったようです。
ptex2pdf は p(la)tex を呼び出すときに環境変数経由で command_line_encoding = none
を設定しているため大丈夫なようです。
とりあえず回避策として C:\texlive\2024\texmf.cnf に以下の記述を追記してみてください。
command_line_encoding.ptex = none
command_line_encoding.eptex = none
command_line_encoding.platex = none
command_line_encoding.platex-dev = none
これは Windows 環境でコマンドラインやファイル名を UTF-8 として扱う機能であり、
本来 p(la)tex では無効なはずのなのですが、
platex が euptex ベースになったことで意図せず有効になってしまったようです。
ptex2pdf は p(la)tex を呼び出すときに環境変数経由で command_line_encoding = none
を設定しているため大丈夫なようです。
とりあえず回避策として C:\texlive\2024\texmf.cnf に以下の記述を追記してみてください。
command_line_encoding.ptex = none
command_line_encoding.eptex = none
command_line_encoding.platex = none
command_line_encoding.platex-dev = none