lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

- 小林 コウキ の投稿
返信数: 5
lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません。

本文中の英数字はLatin Modernになるのですが,
align環境や$$の中ではcmrのママとなってしまいます。

TeXのヴァージョンは以下になります。
This is pTeX, Version 3.141592-p3.1.4 (sjis) (Web2C 7.5.3)

texファイル,PDFを添付します。

よろしくお願いいたします。
小林 コウキ への返信

Re: lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

- はやて (h20y6m) の投稿
手元の古い環境

This is pTeXk, Version 3.1415926-p3.1.11 (sjis) (Web2C 2010)
pLaTeX2e <2006/11/10>+0 (based on LaTeX2e <2009/09/24> patch level 0)
Package: lmodern 2009/10/30 v1.6 Latin Modern Fonts

で試してみましたが、数式も Latin Modern になりますね。

タイプセットしたときの .log ファイルなどがあると何か分かる人がいるかもしれません。
小林 コウキ への返信

Re: lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

- 奥村 晴彦 の投稿

うちではLatin Modernになるようです。 (なぜLatin Modernにするのに type1cm を使っておられるのかはよくわかりませんでした。)

小林 コウキ への返信

Re: lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

- Z. R. の投稿

PDFのストリーム圧縮を解除して、埋め込まれているフォントデータの部分を見ると以下のようになっています。

%!PS-AdobeFont-1.0: LMRoman10-Regular 0.92
%%CreationDate: 14th April (Wednesday), 2004 

つまり、LMフォントのバージョンは2004年頃のもののようです。

一方で、TeX Live SVNの履歴から判断すると、少なくとも
「lmodernパッケージの読込により数式フォントがLM Mathに変更される」
のは2007年以降であることがわかります。

※LMフォントの過去のリリースの状況を調べるためにTeX LiveのSVNを利用しているのであるため、お使いのシステムがTeX Liveであるか否かは無関係です。

TeX Live SVNでの2007年頃の他の更新の内容から考えて、
「そもそもLM Mathが公開リリースされたのが2007年」
だと推測されます。

つまりお使いのTeXシステムは「LM Mathが公開される前のもの」(だから当然LM Mathは含まれていない)である、ということだと思います。

Z. R. への返信

Re: lmodern.styを使用しても数式中のフォントがcmrのままで変わりません

- 小林 コウキ の投稿
奥村様
はやて様
ご返信ありがとうございます。

ご確認していただき,ありがとうございます。


Z. R. 様
ご返信ありがとうございます。

ご返信の内容の通り,古いTeXを使用しています。
lmodern.styのタイムスタンプは2004年となっていました。
また,FDファイルが15個入っていました。
使用しているTeXシステムは「LM Mathが公開される前のもの」というのは知りませんでした。

古いTeXシステムで「LM Math」を使用することは可能でしょうか。
無理なことを言うのは承知のうえですが,よろしくお願いいたします。