bibファイルの中の相互参照

bibファイルの中の相互参照

- 古島 健太 の投稿
返信数: 5
いつも大変お世話になっております。
%%%%%%%%%%%%%%その中身は%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
@book {author:06,
title = {マルクスエンゲルス全集},
author = {マルクスエンゲルス},
pages = {330--331},
}
@PROCEEDINGS {conference:06,
editor = {エンゲルス},
booktitle = {Proceedings of the Xth Conference on XYZ},
year = {2006},
month = {October},
}
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

”文献[2]は文献[1]の中に含まれる”
と書き込みたいのです.
多分.bstにもよるらしいのです.適当な.bstを教えていただけませんか
古島 健太 への返信

Re: bibファイルの中の相互参照

- 和田 勇 の投稿

\cite{コメント}[参照ID]

.bst は参考文献リストの体裁のためのものだと理解しています。

要望された記述は本文内のもののようですので ...

  • cite.tex
    %! latexmk -lualatex -e '$bibtex = "pbibtex %O %S;"'
    \documentclass{jlreq}
    \begin{document}
    若干出力は異なりますが、以下ではどうでしょうか?

    文献\cite[文献\cite{conference:06}の中に含まれる]{author:06}

    文献\cite[7.3 参考文献リストの作成 p350, p352] {author:吉永} を参考にしました

    なお biblatex + biber の場合、入れ子のリファレンスの問題が生じてしまうようで bibtex を用いてください。
    \bibliographystyle{jplain}
    \bibliography{cite-bibliography}
    \end{document}
  • cite-bibliography.bib
    @book {author:06,
        title     = {マルクスエンゲルス全集},
        author    = {マルクスエンゲルス},
        pages     = {330--331},
    }
    @PROCEEDINGS {conference:06,
        editor    = {エンゲルス},
        booktitle = {Proceedings of the Xth Conference on XYZ},
        year      = {2006},
        month     = {October},
    }
    @book {author:吉永,
        title     = {独習\LaTeXe},
        author    = {吉永 徹美},
        pages     = {350,352},
        year      = {2008},
        publisher = {翔泳社},
    }
和田 勇 への返信

Re: bibファイルの中の相互参照

- 和田 勇 の投稿
タイトル間違えてた

×    \cite{コメント}[参照ID]
○    \cite[コメント]{参照ID}


和田 勇 への返信

Re: bibファイルの中の相互参照

- 古島 健太 の投稿
分かりました.
   ””
文献\cite[文献\cite{conference:06}の中に含まれる]{author:06}
   ””
これでゆくことにします.
古島 健太 への返信

Re: bibファイルの中の相互参照

- 和田 勇 の投稿

”文献[2]は文献[1]の中に含まれる”  の記述方法について

今更ながらですが ... 前回回答する際、忘れていたことがありました。

示された .bib データベース情報だけでは、例え .bib ファイルの情報を自動で取り出すことができても、「文献1」と「文献2」の関係付ける情報はあまりにも乏しいので、ご希望のような形にするには、 \cite のコメントオプションで明示的に示す方法を紹介しました。

が、文献 \cite{conference:06}は、文献 \cite{author:06}の中に含まれる の方が素直だと思います。これであれば入れ子になっていないので biber でも処理可能だと思います。

なぜ、このような書き方ではダメなのか ... と考えすぎて \cite のコメントオプションを紹介しましたが、方針を変えることが可能であれば、検討されたし。