uplatexでU+7157を使いたい

Re: uplatexでU+7157を使いたい

- ut の投稿
返信数: 4
dvipdfmx の -f オプションで上書きするだけでも良かったですね…。

otf-hiragino.map の中の:

% CID
otf-cjml-h Identity-H HiraMinPro-W2.otf
otf-cjml-v Identity-V HiraMinPro-W2.otf
otf-cjmr-h Identity-H HiraMinPro-W3.otf
otf-cjmr-v Identity-V HiraMinPro-W3.otf
otf-cjmb-h Identity-H HiraMinPro-W6.otf
otf-cjmb-v Identity-V HiraMinPro-W6.otf
otf-cjgr-h Identity-H HiraKakuPro-W3.otf
otf-cjgr-v Identity-V HiraKakuPro-W3.otf
otf-cjgb-h Identity-H HiraKakuPro-W6.otf
otf-cjgb-v Identity-V HiraKakuPro-W6.otf
otf-cjge-h Identity-H HiraKakuStd-W8.otf
otf-cjge-v Identity-V HiraKakuStd-W8.otf
otf-cjmgr-h Identity-H HiraMaruPro-W4.otf
otf-cjmgr-v Identity-V HiraMaruPro-W4.otf

というエントリを取り出して、これを例えば、otf-hiragino_cid.map
という名前で保存して、それで、原ノ味を埋め込む設定の状態で:

  prompt> dvipdfmx -f otf-hiragino_cid.map dviname

とするとか、私の手元の場合には:

  prompt> dvipdfmx -f haranoaji.map -f otf-hiragino_cid.map dviname

とすると、全体は原ノ味で、CID 指定の部分のみヒラギノにすると
いうのがうまくいきました。

ut への返信

Re: uplatexでU+7157を使いたい

- kondo yuzo の投稿
わかりやすい説明ありがとうございます

emacsのシェルモードでさっそく試しましたところ、
作業ディレクトリにotfフォントを入れてmktexlsrなども走らせたにもかかわらず
なぜか
dvipdfmx:warning: >> This font is mapped to a physical font "HiraMinPro-W3.otf".
dvipdfmx:warning: >> Please check if kpathsea library can find this font: HiraMinPro-W3.otf
dvipdfmx:fatal: Cannot proceed without .vf or "physical" font for PDF output...

No output PDF file written.

がでてしまいます。なにか悪さをしている設定がありそうだからクリーンな環境を作ってやり直してみるべきかもしれません
いずれにせよありがとうございました
kondo yuzo への返信

Re: uplatexでU+7157を使いたい

- ut の投稿
私の手元のシステムは 2020 年の W32TeX なので、Mac におけるフ
ォントの扱い方や TeX Live のことは分かりません(すいません)。

ただ、一番最初のご投稿に:

> dvipdfmx:warning: Glyph for CID 21934 missing in font "HiraginoSerif.ttc".

とありましたので、実フォント(シンボリックリンク?)のファイ
ル名が otf-hiragino.map での指定(HiraMinPro-W3.otf 等)とは異な
っているように見えます。
ut への返信

Re: uplatexでU+7157を使いたい

- ut の投稿
# Mac のことは Mac ユーザーのみなさんにお任せしたほうが良いと
# 分かってはいるのですけれど。

先日、

> Re: uplatexでU+7157を使いたい
> 2023年 03月 11日(土曜日) 17:32 - ut の投稿

において、

> でも、ptex-fontmaps を見ると、小塚の Pr6 や Pr6N 用の map は
> ありますけれど、ヒラギノの Pr6 や Pr6N 用の map は見当たりま
> せん

と書きましたが、私は CTAN の ptex-fontmaps のページしか眺めて
いませんでした。でも、その README にはちゃんと:

Note about macOS
================
Due to frequent incompatible changes in font file names by Apple,
we don't provide macOS-specific map files in TeX Live. This also agrees
with the requirements that TeX Live includes only support for free
software. This package is split into two parts:

  * ptex-fontmaps : which contains most of the files and scripts,
    as well as support files
  * ptex-fontmaps-macos : only the support (map) files for
    macOS-specific fonts

と書かれていました。

ptex-fontmaps-macos も見なきゃならなかったのですね…。こちらでは:

・ hiragino-elcapitan
・ hiragino-elcapitan-pron
・ hiragino-highsierra
・ hiragino-highsierra-pron
・ toppanbunkyu-highsierra
・ toppanbunkyu-sierra

というフォルダに分けて、それぞれ用の map が配布されていました。
ut への返信

Re: uplatexでU+7157を使いたい

- ut の投稿
# しつこくてすいません…。

昨夜(2023年 03月 14日(火曜日) 00:22)の投稿の趣旨をもう少し
ちゃんと説明させてください:

私は Windows ユーザーなので、私の手元のヒラギノは「基本 6 書体
セット」の、「HiraMinPro-W3.otf」等です。

map ファイルについては、手元の W32TeX に収録されているものと、
CTAN の ptex-fontmaps を参照していました。

そのため:

  Re: uplatexでU+7157を使いたい
  2023年 03月 11日(土曜日) 17:32 - ut の投稿

  Re: uplatexでU+7157を使いたい
  2023年 03月 12日(日曜日) 09:03 - ut の投稿

では、otf-hiragino.map を元にテストをして、それで、うまくいき
ましたと申し上げ、また:

  Re: uplatexでU+7157を使いたい
  2023年 03月 13日(月曜日) 09:22 - ut の投稿

では、フォント名が HiraMinPro-W3.otf 等とは違っているように見
えますと申し上げてしまいました。

ところが、その後、Z. R. さんが:

  Re: uplatexでU+7157を使いたい
  2023年 03月 13日(月曜日) 23:04 - Z. R. の投稿

というご投稿をなさったのを拝見して、それで、ptex-fontmaps-macos
というのがあると気付きました。

ということは、私がこれまで otf-hiragino.map を元に申し上げて
いたことが、質問者の方のお手元では当てはまらないということ
です。

hiragino-highsierra フォルダの map を見ますと、フォント名の
指定はちゃんと(HiraMinPro-W3.otf 等ではなく):

  :1:HiraginoSerif.ttc

等になっていました。

以上長々と申し訳ありません。