左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 向井 公志 の投稿
返信数: 16
数式環境(例えばeqnarray環境など)で"&"を各行の最初につければ左寄せになることはわかっているんですが、一部分だけをもとのような中央寄せにしたいです。 しかしその部分だけを別にequation*環境やeqnarray*環境にしても、もとの"&"に引きずられてかうまくいきません。 もちろんeqnarray*環境内でその部分をequation*環境にしてもうまくいきませんでした。 もっといい方法があるのでしょうか……? \begin{eqnarray*} &例:&「6つの数字1,2,3,4,5,6から3つの数字を選んで一列に並べる場合の数を求めよ。」\\ &→&「6つの数字から3つの数字を選ぶ」という動作\mbox{A}と「一列に並べる」という動作\mbox{B}に分\\%文章を分けるため &&けて考える。\\ &&動作\mbox{A}の場合の数は\ _6\mbox{C}_3=20通り、動作\mbox{B}の場合の数は\ 3!=6通りなので求める場合\\ &&の数は _6\mbox{C}_3\times 3!=20\times 6=120通り\\ &&これを順列として考えると _6\mbox{P}_3=6\times 5\times 4=120通り\\ &&つまり \ _6\mbox{P}_3=\ _6\mbox{C}_3\times 3!\\ &&例えば動作\mbox{A}で(1,2,3)を選んだとすると、並べ方は\\ &&(1,2,3),\ (1,3,2),\ (2,1,3),\ (2,3,1),\ (3,1,2),\ (3,2,1)\\%ここを中央に寄せたい! &&の計3!=6通りある。 \end{eqnarray*}
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 北見 けん の投稿
ご投稿の文章では改行が消えてしまっているようです。
TeXソースの改行が消えてしまうと、
行末の「%」によるコメントアウトがどこまでなのかわからなくなってしまうので
意図が読み取れなくなる部分が出てきます。
投稿フォームのオプションに「高度」な設定として「プレインテキストフォーマット」などが選べたりするので、利用するとよいかと思います。

また、サンプルソースは
\documentclass{...}から\end{document}まで全て載せていただけると
手元で試してみるときに手間がかからず助かります。
そのほうが試してみようと思う回答者が増えるでしょう。
北見 けん への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 北見 けん の投稿
あと、パッと見た印象ですが、なにやら間違った使い方をしているような気がします。
「数式環境(例えばeqnarray環境など)で"&"を各行の最初につければ左寄せになる」
というのは、目的にあわない道具を使っているということかもしれません。
そのために、しなくても良い苦労を背負い込んでいるのではないかと思います。
こういう風にしたいという目的を教えていただければ、
LaTeXでは普通こうする、という書き方を提案できるかもしれません。
とにかく、ご投稿内容からは目的があまりはっきりと読み取れなかったので、まずはそこの確認から。
北見 けん への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 向井 公志 の投稿
なぜか改行ができていませんでした、申し訳ありません。
作成したいもののとしては下のイメージを考えていただけたらと思います。
(”あ”:通常の文章、”い”:通常の文章よりはすこし右寄り、”う”:中央揃え)

(作成中のコード)
\documentclass[b4paper,landscape,twocolumn,dvipdfmx]{jsarticle}
\pagestyle{empty}
\usepackage{scalefnt,amsmath,amsthm,amssymb,ascmac,enumitem,graphicx,multicol,tikz,ulem,ajmacros,tasks}
\usepackage[margin=15mm]{geometry}
\renewcommand{\baselinestretch}{1.5}

\begin{document}
\begin{eqnarray*}
&例:&「6つの数字1,2,3,4,5,6から3つの数字を選んで一列に並べる場合の数を求めよ。」\\
&→&「6つの数字から3つの数字を選ぶ」という動作\mbox{A}と「一列に並べる」という動作\mbox{B}に分\\
&&けて考える。\\
&&動作\mbox{A}の場合の数は\ _6\mbox{C}_3=20通り、動作\mbox{B}の場合の数は\ 3!=6通りなので、求める場合\\
&&の数は _6\mbox{C}_3\times 3!=20\times 6=120通り\\
&&これを順列として考えると求める場合の数は _6\mbox{P}_3=6\times 5\times 4=120通り\\
&&つまり \ _6\mbox{P}_3=\ _6\mbox{C}_3\times 3!\\
&&例えば動作\mbox{A}で(1,2,3)を選んだとすると、並べ方は\\
&&123,\ 132,\ 213,\ 231,\ 312,\ 321\\ %ここを中央に揃えたい
&&の計3!=6通りある。\\
&&つまり、組み合わせとして(1,2,3)の重複度は6と考えられる。
\end{eqnarray*}
\ned{document}

(イメージ)
ああああああああああああああああ
ああああああああああああああ
  いいいいいいいいいいいいいいいい
  いいいいいいいいいいいいいいい
             ううううううううううううううう
  いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
  いいいいいいい
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 岩熊 哲夫 の投稿
えっと・・・なぜ文章を数式環境の中に入れたいのか理解できません。TeX は論理的な記述で組版をするためのツールです。下のような普通の文章じゃいけないのでしょうか?
-----
\noindent
例:「6つの数字1,2,3,4,5,6から3つの数字を選んで
一列に並べる場合の数を求めよ。」

まず、「6つの数字から3つの数字を選ぶ」という動作Aと
「一列に並べる」という動作Bに分けて考える。
\begin{description}
\item[動作A:] 総数は$\mbox{}_6\mbox{C}_3=20$通り、
\item[動作B:] 総数は$\mbox{}3!=6$通りなので、求める場合
の数は$\mbox{}_6\mbox{C}_3\times 3!=20\times 6=120$通り。
これを順列として考えると求める場合の
数は$\mbox{}_6\mbox{P}_3=6\times 5\times 4=120$通り。
つまり$\mbox{}_6\mbox{P}_3=\mbox{}_6\mbox{C}_3\times 3!$
\end{description}
例えば動作Aで$(1,2,3)$を選んだとすると、並べ方は
\begin{center}
123,\ 132,\ 213,\ 231,\ 312,\ 321
\end{center}
の計3!=6通りある。
つまり、組み合わせとして$(1,2,3)$の重複度は6と考えられる。
岩熊 哲夫 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 向井 公志 の投稿
返信ありがとうございます。
イメージのようなものができればいいので、数式環境のなかに文章を入れないといけないわけではないです。
ただ提示していただいたコードでは、「動作B:」以下でwordみたく揃えられていないので、コロンの場所で揃えらえるようにしたいと考えています。
「揃える」ということに執着した結果が自分のコードになっています……
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 北見 けん の投稿
なかなかこだわりがあるようなので、
LaTeXの整形機能など無視して直接TeXを操作するのが簡単だと思います。
こんな感じではどうでしょうか?

\begingroup
\parindent0pt
\leftskip4.75zw\rightskip4zw\mathsurround=0.5zw
\noindent\llap{例:}\hbox{「}6つの数字1,2,3,4,5,6から3つの数字を選んで一列に並べる場合の数を求めよ。」

\noindent\llap{→}\hbox{「}6つの数字から3つの数字を選ぶ」という動作Aと「一列に並べる」という動作Bに分けて考える。

動作Aの場合の数は$_6\mbox{C}_3=20$通り、動作Bの場合の数は$3!=6$通りなので、求める場合
の数は$_6\mbox{C}_3\times 3!=20\times 6=120$通り

これを順列として考えると求める場合の数は$_6\mbox{P}_3=6\times 5\times 4=120$通り

つまり$\ _6\mbox{P}_3=\ _6\mbox{C}_3\times 3!$

例えば動作Aで$(1,2,3)$を選んだとすると、並べ方は
$$123,\ 132,\ 213,\ 231,\ 312,\ 321$$%ここを中央に揃えたい
の計$3!=6$通りある。

つまり、組み合わせとして$(1,2,3)$の重複度は$6$と考えられる。

\endgroup

北見 けん への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 向井 公志 の投稿
もともとenumerate環境内でこの作業をしているせいか、これでコンパイルするとなぜか

例えば動作Aで$(1,2,3)$を選んだとすると、並べ方は
$$123,\ 132,\ 213,\ 231,\ 312,\ 321$$%ここを中央に揃えたい
の計$3!=6$通りある。

の部分だけ異様に幅ができてしまいました。この際もうこだわりを捨てて普通に書きます……
わざわざ手間をかけていただいたのに申し訳ありませんでした……
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- ut の投稿

ご希望に沿うかどうか分からないのですけれど、素朴な一例です:

※ 「もともとenumerate環境内でこの作業をしているせいか…」というのは伺っていなかったので、list 環境の垂直方向のグルーをなしにして試してみていたのですが、そこをコメントアウトしました。

※ 「…の部分だけ異様に幅ができてしまいました。」というのは、\abovedisplayskip や \belowdisplayskip のことでしょうか。

\documentclass{jarticle}

\newcommand{\combination}[2]{{}_{#1}\mathrm{C}_{#2}}
\newcommand{\permutation}[2]{{}_{#1}\mathrm{P}_{#2}}

\newenvironment{myindentation}
  {\begin{list}{}
      {%\topsep0pt\parskip0pt\partopsep0pt\parsep0pt\itemsep0pt
      \itemindent0zw\listparindent0zw\leftmargin3zw}
    \item\relax}
  {\end{list}}

\begin{document}

\begin{myindentation}
\item[例:] \<「6つの数字1, 2, 3, 4, 5, 6から3つの数字を選んで一列に並べる場合の数を求めよ。」

\item[→] \<「6つの数字から3つの数字を選ぶ」という動作Aと「一列に並べる」という動作Bに分けて考える。

動作Aの場合の数は$\combination{6}{3} = 20$通り、動作Bの場合の数は$3! = 6$通りなので求める場合の数は$\combination{6}{3} \times 3! = 20 \times 6 = 120$通り

これを順列として考えると$\permutation{6}{3} = 6 \times 5 \times 4 = 120$通り

つまり$\permutation{6}{3} = \combination{6}{3} \times 3!$

例えば動作Aで$(1, 2, 3)$を選んだとすると、並べ方は

%\[(1, 2, 3), (1, 3, 2), (2, 1, 3), (2, 3, 1), (3, 1, 2), (3, 2, 1)\]

\makebox[\linewidth]{$(1, 2, 3), (1, 3, 2), (2, 1, 3), (2, 3, 1), (3, 1, 2), (3, 2, 1)$}

の計$3! = 6$通りある。
\end{myindentation}

\end{document}
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 北見 けん の投稿
「もともとenumerate環境内でこの作業をしているせいか、」ということなら、
そのenumerate環境内に組み込んだ場合のソースをここに載せていただければ、
ご希望通りのものができそうに思うのですが・・・
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 大熊 一弘 の投稿
emath を使用した例です。

例文とタイプセットした PDF をまとめた zip ファイルを
http://emath.s40.xrea.com/temp/reQA3494.zip
に置きます。

> (イメージ)
> ああああああああああああああああ
> ああああああああああああああ
>   いいいいいいいいいいいいいいいい
>   いいいいいいいいいいいいいいい
>              ううううううううううううううう
>   いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
>   いいいいいいい
>

1. まず,あああ...の部分ですが,見出しと本文に分かれ,
> 「揃える」ということに執着した
 とありますので,tabular に仕立ててみました。

2. いいい...の部分も tabular で,と思ったのですが,
 長くなってページをまたぐ場合も考慮して,jquote で処理しました。

3. ううう...の部分は jquote環境内で
    別行立て数式
 として扱いました。

例文ですが,タイプセットには,
  emath の訂正版+補訂版(20221224)
を必要とします。
PDF に枠線がありますが,版面を示すもので,
例文の
%\usepackage{EMlayout}
を有効にすれば,現れます。
emath パッケージは
http://emath.s40.xrea.com/
の目次からたどってください。
大熊 一弘 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 向井 公志 の投稿
返信ありがとうございます。
以前から何回かemathのパッケージのダウンロードを挑戦しているのですが、今回もだめでしたのであきらめてこだわりを捨てます……
わざわざ手間をかけていただいたのに申し訳ありませんでした……
向井 公志 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 大熊 一弘 の投稿
> 以前から何回かemathのパッケージのダウンロードを挑戦しているのですが、

emath を使ってみよう,という気持ちをお持ちならば,
お手伝いをさせていただきますよ。

まずは,コマンドプロンプトで,キーボードから
kpsewhich -all TEXMF.CNF
と打ち込んでエンターキーを押したときの
  コマンドプロンプトの画面コピー
をお示しいただけますか。

emath を使ってみよう,という気持ちが失せた,
という場合は,このコメントはスルーで。
大熊 一弘 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 和田 勇 の投稿
スレッドを変えた方が良いかなと思いつつ、ちょっと気になったので

「kpsewhich -all TEXMF.CNF」と全て大文字だと macOS ubuntu debian は何も回答してくれません。

大文字でも OK なのは windows だけのようです。
和田 勇 への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- TONE Kozaburo の投稿
C:\Users\tony>kpsewhich -all TEXMF.CNF
c:/usr/local/share/texmf-dist/web2c/texmf.cnf

C:\Users\tony>kpsewhich -all texmf.cnf
c:/usr/local/share/texmf-dist/web2c/texmf.cnf

Windows では小文字のファイル名ですが、MacOS や他 Linux ディストリビューションでも小文字なのでしょうかね。小文字で指定したほうが無難でしょうか。
TONE Kozaburo への返信

Re: 左寄せの数式環境内で中央に寄せたい

- 和田 勇 の投稿
質問内容とは違いないようなので新しくスレッド
https://okumuralab.org/tex/mod/forum/discuss.php?d=3497#p21501
を起こしました。