Omega font utilities v1.x

Omega font utilities v1.x

- Z. R. の投稿
返信数: 3

W32TeX に含まれる「Omega font utilities」(opl2ofm 等)をテストしてみました。対象の版は

OPL2OFM 1.11 (Web2C 7.5.7)
kpathsea version 3.5.7

です。次のようなことが気になりました。

  • OPL に OFMLEVEL がない場合、opl2ofm は TFM 形式の .ofm ファイルを衆力する。ところが、ofm2opl は TFM 形式のファイルを読み込めない。
  • txr.{vf|tfm}, rtxr.tfm, rtxptmr.tfm (txfonts の txr フォント)を tftopl 等で変換して得られる .vpl, .pl に「(OFMLEVEL H 1) をスイカ」「チェックサムを除去」「FONTNAME 変更」して otxr.ovp, ortxr.opl, ortxptmr.opl を作る(添付アーカイブ)。この 3 つを .ovf, .ofm に変換した後、「ovf2ovp otxr otxr otxr」を実行すると失敗する。
  • otxr.ovf を pxutil vf2zvp0 で変換すると成功する。だから ovf (と pxutil :-))は正常なようである。
  • 上記の例に限らず、ovf2ovp はほとんどの場合に失敗する。
Z. R. への返信

Re: Omega font utilities v1.x

- 匿 名 の投稿
今日、 Ver. 2.0 に入れ替えます。そのうち
OFM LEVEL1 もサポートされるかも知れません。

ovp2ovf 2.0 (Web2C 2009)
kpathsea version 5.0.0
There is NO warranty. Redistribution of this software is
covered by the terms of both the ovp2ovf copyright and
the Lesser GNU General Public License.
For more information about these matters, see the file
named COPYING and the ovp2ovf source.
Primary author of ovp2ovf: J. Plaice, Y. Haralambous, D.E. Knuth.

など。 (--kakuto)
匿 名 への返信

Re: Omega font utilities v1.x

- Z. R. の投稿

W32TeX の Omega font utilities v2.0 の動作で気になる点。

  • opl2ofm, ovp2ovf: "R 0" 等の小数部のない実数表記が通らない
  • opl2ofm: CHARWD のない CHARACTER 要素が無視される
  • ovp2ovf: CHARWD のない CHARACTER があると落ちる
  • ovp2ovf: MAPFONT の番号が常に 0 からの連番だと解釈される
  • ovf2ovp: (SPECIAL A) が (SETCHAR H 41) に化ける
  • opl2ofm: BOUNDARYCHAR を指定すると結果がかなり異常になる
Z. R. への返信

Re: Omega font utilities v1.x

- 匿 名 の投稿
John Plaice さんに連絡をお願い致します。
(ただしまだ忙しいかもしれません。)
font utilities のメンテナではありませんが、
現在 Web2C 関係のソースの面倒は主として
e-TeX の作者のPeter Breitenlohner さんが
見ているので、Peter Breitenlohner さんに
連絡する手もあるかもしれません。あまり期待
できないかもしれませんが。
--kakuto